実名が原則のfb、情報の引用やらシェアやらがしやすいのが魅力だったが、すっかり商業化され、個人情報も売買されるというので、スッパリやめた。と同時に、すっかりご無沙汰だったこちらに復帰したい。
今年も宜しくお願いします。

さっそくですが
http://www.huffingtonpost.jp/foresight/shaking-france-nuclear-power_b_6426454.html

ちなみに、海岸線の限られるフランスがこれまで原発大国でいられた技術的理由としては、河川水が余っていたことは、意外と知られていないのではないだろうか。筆者も、ある原稿執筆のために勉強して初めて知った。
フランスの、地下水系を含めた水収支については、IFEN（フランス国立環境研究所）が出している明晰な分析論文がある。
http://sigessn.brgm.fr/IMG/pdf/ifen_etat_eau_souterraine.pdf

フランス～スイスにまたがるジュラ地方というところがあり、フランスではフランシュ＝コンテ地方に属する。フランシュコンテの観光案内のページがこちらにある。
この一帯には、おもちゃ博物館、製材博物館、時計博物館…
など多くの博物館がある。
昔、そのひとつを訪れた際、「イゾレ（英isolated）」「ネージュ（英snow）」という解説音声とともに豪雪の白黒写真パネルがあった。
どうやら、冬季に閉鎖される山村地域で、農家の副業としてさまざまな手工業的技術が発達したらしい。おもちゃは、木のおもちゃ（jouet du bois）が伝統的に作られていたが、今では世界中のおもちゃコレクションが寄贈されて、必ずしも伝統的なおもちゃだけが展示されている訳ではない。

かつて、フランス・ジュラ県Jura、スイス・カントンユラJuraにまたがって、ジュラ地方博物館スタンプラリーというおもしろい企画があったが、今、ネットで探しても見つけられずにいる。

2012.9.29（土）
シンポジウム
「（里エネ）ルネサンス！活かそう地域のエネルギー」
開催中（17:35まで）。
東京大学弥生講堂（一条ホール）。
残席あり。

1)安村 直樹(東京大）「里エネ利用のルネサンス－需要側から」
2)河野 太郎（衆院議員）「これからの日本のエネルギー」
3)小池　浩一郎（島根大）「熱利用が唯一最優先の課題」
4)竹川 高行（葛巻町森組）「葛巻町森林組合の挑戦」
5)木平 英一（DLD)「身近な森林を身近なエネルギーに－薪の宅配」
6)泊 みゆき（バイオマス産業社会ネット）「再生可能エネルギー電力買取制度が森林経営に及ぼす影響」
7)パネルディスカッション（座長：満田夏花（FoE Japan）
＊敬称略、論題一部簡略化

これだけの論客が揃う機会は滅多にないと思います。

　アメリカ帰りの畏友が、ずっしり重い本をお持ち下さった。

Buckley(2010)


　20世紀以降、フロンティアライン以西にかすかに残された
森林の保全をピンショーがやったわけだが、そのピンショー
はYale大学に林学部を作ったりしているのに、米国森林保全
史といえば、西海岸史のような観がある（←単なる私の勉強
不足だろう）。

　東部の林政がどう展開したか。ピンショーはいつ、官吏や
技術を東にもたらしたのか。

…といったことが書かれているようである。多謝。

某所で拾った画像。

ロシアの農奴解放は1860年。それに20年近く先立つレーピンの原作は、曳き舟びと達の諦念と隷従を描いているように見えるが、レーピンは、未来を目指す若者を書き込むことを忘れなかった。