創作物語「みさき」た

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ふるへゆらゆらとふるへ・・・・・・

 

一人の神道行者が全てを暴いた。

みさきは首に犬の首輪をつけられて犬のように暮らしていた。

その首輪は親の気分によってきつく締め付けられる時もあり、度々失神した。

その年の暮れ12月10日、みさきは隙を見て逃げ出した。

テーブルの下に身を隠し、シンクの下に隠れ、階段を逃げ、

その階段途中で母親に包丁で左目を刺される。

血にまみれた階段・・・・・・。

そしてみさきは口と鼻を手で塞がれて窒息死した。

 

母親は裁断機でみさきの指を切り落とし冷凍庫に保存し、

兄弟にペット火葬車を手配させて焼却した。

また、みさきの指は仲間が集った際に食卓に並べられた。

悪い冗談である。

 

翌年、仲間で計画して行方不明事件を偽装する。

山でのキャンプ。

二日前からコテージに宿泊し、仲間と打ち合わせを行う。

当日は、子供もいない、大人ばかり十数名が子犬をカセットコンロで焼いて食した。

元々エタ村で過ごした仲間だから犬も頻繁に食べていた。

そして、夕方定刻になり警察へ通報した。

 

事件は、権力者に顔が利く宗教団体に入っていたお陰で明るみになることは無かった。

ただ、偽装工作は長く続けられることになる。

 

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