この前の続きとして、日本政府が韓国政府だけを「合法政府」として、対する朝鮮民主主義人民共和国政府への姿勢など、その「本質論」を述べさせていただきました。
『‐シリーズ こうして「在日」は生まれた その2(韓国は朝鮮半島の代表ではない)‐』
https://ameblo.jp/epikutetosu/entry-12338226284.html
今回は、その日本政府の根拠なった建前を、1948年12月12日の『第三回国連総会決議』(一九五・Ⅱ)を紹介していこうと思います。
そこでは「韓国」政府に関して次のように言っています。
「・・・・・・朝鮮の統一が未だに成就されていないという事実を念頭におき・・・・・・臨時委員会が観察し、且つ、協議することができたところの、朝鮮の人民の大多数が居住している朝鮮の部分に、有効な支配と管轄権を及ぼす合法な政府(大韓民国政府)が樹立されたこと、この政府が、朝鮮の前記の部分の選挙民の自由意志の有効な表明であったし、また臨時委員会が観察した選挙に基づくものであることと、この政府が朝鮮における唯一のこの種の政府であることを宣言し、・・・・・・」
この文書を検討するには、第一に、当時の国連がまったくアメリカの挙手機械の状態にあったこと、第二に国連臨時朝鮮委員会なるものが、アメリカの朝鮮における覇権(ヘゲモニー)確立のために、主権を剥奪した韓国を、名実ともにアメリカの植民地として置いた事実を隠蔽させ、米兵の銃剣下で傀儡政権を作る予備工作手段であったことを考慮すべきです。
ゆえに、この文書の合法性と正当性は疑わしいと思わざるえなく、「選挙民の自由意志の有効な表明であった」と賞賛している『韓国の現状』が、いかに酷いものであったか、その政府樹立のために、真の意味での「選挙民の自由意志」を踏みにじった選挙であったのか、その後の韓国の現実が物語っています。
このように、西側諸国が自らの正当性を主張するなかで、その対立相手としての「共産主義」への露悪的な態度を取る一方、自分たちの非や矛盾については、一切追及することはありません。
<参考資料>
・『アジア・アフリカ講座 日本と朝鮮』第3巻 勁草書房
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Re:無題
>ネトウヨなら君のブログなんか1ミリたりとも評価しねーぞ?笑
こちらこそ、「ネトウヨの評価」なんてどーでもいいです(笑)
>他の自称リベラルより、一貫性とか誠実さがあるから評価してやってんだよ。
在日の友達がいるから在日贔屓になってる面を多目に見て。
「贔屓」などという、単純かつ的外れなものでなく、単純に事実を追っていったら、今のような認識になっただけです。あと心にもないおべんちゃらもいいです。
記事の更新は、自分のペースでやります。
それと、あなたのようなネトウヨブログもみません。
ふーくん
2017-12-27 09:25:47
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