以前、この手の目的であれば、（CPUとは別に）GPUを積んだゲーム用マシンが速いが、メモリを16G載せ、Win7home64bit、デスクトップは置き場に困るのでラップトップ、という条件を付けると、安いと言われる「マウスコンピュータ」や「ドスパラ」でも14万を超える。
その後、よくよく調べてみると、IntelのCore-i7族のCPUに、4710MQというのがあって（末尾のQはクアッドコアの意味）、オンボードでIntelのGPUが載っている。米国サイトでグラフィックベンチを比較すると、上記14万と遜色ない。これを積んだマシンはいろいろあるが、今や老舗のフロンティア神代が頑張っている。
で、神代のウェブサイトでいろんな機種をカスタマイズして同じスペックの比較をすると微妙に変わるが10万は超えてしまう。諦めきれずにふと「2月いっぱい月末セール」というのをベースにしたら、メモリだけ8Gのままで75,384円（税・送料込）と相成った。神代カスタマイズで8G足すと＋１万。保証もあるし迷ったが、割と定評のあるA-DATAの8Gが、ドスパラwebで7,890円（同）という破格で出ていた。なんとなく3月から値上がりしそうな予感もあって（←今のところ外れているが）、注文ボタンを押してしまった。3/2発送予定というのに、今日着いた。やることがある日曜だったが、久々にみる新品PCを試してみたいのが人情。

今、変換作業の最中だが、およそのデータを書いてみる：

元ファイル：trpで91個、81.2G。地デジ画質相当。
変換後：mp4、サイズ1/5程度（見込み）、YouTube画質。
使用ソフト：xmedia recode最新版
所要時間：最初「15時間」と表示していたが、51分経過後の今みると残り2時間10分とあるから3時間を切りそう。

再生時間に換算すると20時間強のデータを3時間でエンコードできることになる。
現行のcore-i5マシンだと、画質を落とそうが何をしようが、再生にx時間かかるファイルは変換にもx時間近く掛かっていたから、7倍程度速い計算である。これで少しHDの整理をしようという気が湧いてきた。

といっても800Gのデータを200Gに圧縮するには30時間かかる。果たして元は取れるのか？基本的に32bit用ソフトであるxmedia recodeが、マシンのスペックを十分使えていないかもしれず、今後さらに良いソフトが出てくる望みはある…と思う。

自衛隊出身知事のいる某県。
その県に見放された町。町の中でも、南北で汚染レベルの格差があって、見放された某集落。
集落がADRに訴えて、やっと福島県なみの除染や賠償が始まったようだが、遅すぎる。
ミナマタのときと全く同じ構図。想像はしていたが、仙台地方局の勇気ある、かつ丁寧な報道に接し、あらためて絶句している。

釧路港、イワシ豊漁（2015.2.15）
http://www.news-kushiro.jp/news/20150215/201502152.html
深海の珍魚「ムツエラエイ」捕獲　「日本で６個体目」（室戸沖、2015.2.17）
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=333535&nwIW=1&nwVt=knd
両津港にイワシの大群（2015.2.23）
http://www.news24.jp/nnn/news89098113.html
御前崎にザトウクジラ（2015.2.23）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2429504.html

アジ、イワシ、ホッケの水揚げが激減し高騰
http://news.livedoor.com/article/detail/9799525/

『街道を行く　三浦半島記』
http://publications.asahi.com/kaidou/42/index.shtml
において、『坂の上の雲』などの作品を書くにあたっての関係者インタビューや考え方などが吐露されている。
戦前を全否定しない司馬氏であるが、1939年以降の軍、とくに陸軍の暴走について、氏がここまで堅牢な考えをもっているとはしらなかった。今の天皇も、おそらく1939年を悲劇の始まりととらえていて、そこが戦前を全肯定する守旧派との大きな違いである。これについては
http://lite-ra.com/i/2015/01/post-786-entry_3.html
を参照。

論文だろうが研究ノートだろうが雑文だろうが、自分にとってはすべて先生だと思って、敬意をもちつつ、かつ批判的に、読む。

議論の場で発表した時は、学生の質問だろうが院生の意見だろうが、自分にとっては先生からの発言だと思って、慎重にメモをとり、丁寧に答える。仮に拙劣な質問であっても、なぜそういう質問が出てきたかを後で考えてみれば、自分の論旨の展開に不十分な点があったのでは、といった反省材料を気づかされることも少なくない。頂いた質問というのは、いろんな意味で先生なのである。

だいたいが、自分のたいしたこともない発表に対して、わざわざ時間を取って聴いてくださる方がいて、質問・意見・コメントを無料でいただけるというのは、とてもありがたいことだと思わねばならない。

…私にとってはすべて当たり前のことである。その常識が理解されていない場面に遭遇し、しかも無理解な人が、初学者どころかうんとキャリアを積んだ偉い人だったりすると、非常に困る。何も言わなければ、そういう態度を、学生がマネしてしまう。批判を始めれば、つまるところ「お前はここに来る資格がない」という結論になってしまう。これをオブラートに包むのにはひとかたならぬ努力が要る。