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若きドミトリ・ドミトリエヴィチの映像とその語り口がありましたね。とくに新しいものではありませんでした(と思う)。とくに第7番についての本人の語り口は,モスコヴィッチのような勇ましいものではなく,ペテルブルグっ子のしゃべり方とも思いました。
しかしナレイターがそのなかで第5番を「革命」と称していましたが,山田は合意できません。また第7番を「レニングラード」ともしていましたが,これも合意できません。本人が語っていることからも,こうした通称を使うのは気に入りません。
第5番については,第3楽章はロシア正教のメロディーが散見されるし,第7番は「ナチズムではなく全体主義」としていることから,山田は上記のように考えています。
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