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オランゴ

 投稿者:ゆんく  投稿日:2012年 5月13日(日)12時13分9秒
返信・引用
  未発表のオペラが出るそうです。 http://www.hmv.co.jp/news/article/1205100052/  
 

カルメン

 投稿者:ゆんく  投稿日:2012年 5月13日(日)11時24分8秒
返信・引用
  Waltrauteさん

返信レスが遅れて、連投させてしまいました。m(_ _)m

> ...と書きましたが、「哀愁の旋律」は♪ミラシドを想い浮かべて書きました。
> プラウダ批判の起死回生策の5番は人々に分かりやすく受け入れられる曲にしたかった。
> 古くから耳に馴染んだ「哀しみ」の旋律に「怒り」をまじえた冒頭でガツンとハートを射止め、
> 曲の終わりで♪ソドーレーミー と長化して明るく終えたから人々に歓迎され、党も喜んだ。

ニ短調シンフォニーですから、第九と同じ調で書けば歓喜の曲だと言うのが御決まりだった訳ですね。

> 1楽章、柔らかなフルートで♪ミーソーードーラーー がハバネラの「アモール」だからカルメンを意識させる、
> という説はとても説得力があります。
> でも、カルメンは♪ミラシドと♪ソドレミを使い分けています。

実は、「カルメン」が出た段階できちんとレスをすれば良かったのですが...
この話、NHK-BSの「名曲探偵アマデウス」で話されていた事なのです。

> ジプシーの歌はテンポも速く、歌手によっては巧い踊りを見せたりして盛り上がりますが♪ミラシドで始まるのは、
>やはり哀愁漂うジプシー生活を表しているのでしょう。
>http://www.nicovideo.jp/watch/sm1589626
>
> ところが、ホセを誘惑するセギディーリャでは長化した♪ソドレミで始まり、歌詞はOutside the walls of Seville で塀の外の自由を・・。
>http://www.youtube.com/watch?v=PirMmnPaZsc&feature=related
>
> カルメンの♪ソドレミは「気をつけろ!」と「自由」の意味があるんですね。
> リズムは「気をつけろ!」の合唱に似ていますが、ちょっと疑問が湧いてきたのでした。

ラレミファがラレミファ♯に最後変る所で、意思表示をしていると
そして、その後ろで弾き続けられているラの音、計252回。
TVでは、東京外語大.亀山郁夫学長がその事を語っていましたが
繰り返されるラの音について、ある記者がショスタコーヴィチにその意味を訊ねたら
「エタ・ヤ・ヤ・ヤ」(それは、私である)と語った と。
前レスで書いた「私は信じない」と言うのは「気をつけろ!」「御用心!」と「それは、私である」
が総じての見解でしょうね。
しかし、私は「私を信じるな!」とも考えました。つまり、「今私が遣っている事を信じてはいけない」と言う
もう1つの意味があるのではないかと...
 

♪ミラシド と ♪ソドレミ つづき

 投稿者:Waltraute  投稿日:2012年 5月13日(日)10時48分43秒
返信・引用
  > No.216[元記事へ]

ショスタコーヴィチ5番4楽章
http://www.youtube.com/watch?v=uAm7eH1MCiE
9:21から
♪ソドーレーミーーー
ソドーレーミーー
レミファーミファソーー
レミファーミファソーファソ
【♭ラー】ソ【♭ラー】ソ
【♭シーー♭ラー】ソーー

セギディーリャ
http://www.youtube.com/watch?v=PirMmnPaZsc&feature=related

♪ソドレミファソ【♭ラ♭シ♭ラ】ソ(ファ♭ミ♭レ)

4楽章のこの部分はセギディーリャを拡大したような感じがしません?

♭ラだけでなく♭シまで不協和音で、苦痛の動機=♭ラソの色付けにおさまっていません。
5番をカルメンに関連付けるならこちらも候補に入れて欲しい・・・というか「5番4楽章=気をつけろ!」説の周辺で、この点の指摘は無かったのでしょうか?


また、セギディーリャの歌詞、動画の英訳ではOutside the walls of Seville
以下の翻訳サイトでフランス語の対訳が読めます
http://www31.atwiki.jp/oper/pages/28.html

「Près des remparts de Séville」は「セビリヤの壁の近くに」ですが、英訳どおり壁の外側でジプシーが暮らす場所です。

3回目は同じ旋律で「Mon officier n'est pas un capitaine」
「あたしの士官さんは 隊長じゃあない」

続きは
「Pas même un lieutenant,
Il n'est que brigadier.
Mais c'est assez pour une bohémienne,
Et je daigne m'en contenter! 」
「大尉でもない
ただの伍長さん
でも ジプシーにはそれで十分
あたしは満足なのさ! 」

と、ホセが責任ある立場でないことを歓迎しています。
ホセは自分達の仲間になり得る自由な男と踏んだのでしょう。

 

♪ミラシド と ♪ソドレミ

 投稿者:Waltraute  投稿日:2012年 5月11日(金)21時33分21秒
返信・引用
  ゆんくさん

書き方が悪くて御免なさい。m(__)m
私の単純な疑問なんですが、5番4楽章冒頭は「気をつけろ!」で間違いないのだろうか?という事だったんです。
上に挙げたいくつかの例はもちろん「気をつけろ!」に無関係です。

5月4日に管理人さま宛に
>他にも作曲家が引用する哀愁の旋律の源流は古歌に行きつくのかも知れません。

と書きましたが、「哀愁の旋律」は♪ミラシドを想い浮かべて書きました。
プラウダ批判の起死回生策の5番は人々に分かりやすく受け入れられる曲にしたかった。
古くから耳に馴染んだ「哀しみ」の旋律に「怒り」をまじえた冒頭でガツンとハートを射止め、
曲の終わりで♪ソドーレーミー と長化して明るく終えたから人々に歓迎され、党も喜んだ。


1楽章、柔らかなフルートで♪ミーソーードーラーー がハバネラの「アモール」だからカルメンを意識させる、という説はとても説得力があります。
でも、カルメンは♪ミラシドと♪ソドレミを使い分けています。

ジプシーの歌はテンポも速く、歌手によっては巧い踊りを見せたりして盛り上がりますが♪ミラシドで始まるのは、やはり哀愁漂うジプシー生活を表しているのでしょう。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1589626

ところが、ホセを誘惑するセギディーリャでは長化した♪ソドレミで始まり、歌詞はOutside the walls of Seville で塀の外の自由を・・。
http://www.youtube.com/watch?v=PirMmnPaZsc&feature=related

カルメンの♪ソドレミは「気をつけろ!」と「自由」の意味があるんですね。
リズムは「気をつけろ!」の合唱に似ていますが、ちょっと疑問が湧いてきたのでした。
 

Re: これって「気をつけろ!」?

 投稿者:ゆんく  投稿日:2012年 5月10日(木)22時10分21秒
返信・引用
  > No.214[元記事へ]

Waltrauteさん

先ず、こちらのレスから...

> グリーグ:ペール・ギュント、ソルヴェィグの歌♪休ミ|ラーシドレーミファ|ファミミドラー
> スメタナ:我が祖国♪休ミ|ラーシドーレミーミー|ファーファファミー
> チャイコ:白鳥湖♪ミーラシドレ|ミーシミーシ|
> チャイコ:Vn協奏曲♪休ミ|ラーシドレ|ミーミーミー
> チャイコ:Cherevichki,Vakula♪ミラシドレードシ|ミーレドシラ

「気をつけろ!」の元ネタは「カルメン」ですよね。
上記の作品は、何れも「カルメン」よりも後ですが...

> ☆ショスタコーヴィチ:5番♪休ミ|ラーシードーシド|レファドードシレソ

ショスタコーヴィチの様に、何かを意図して使ったか?
と言う疑問に打ち当たります。早急に結論は出ないでしょう。

 

これって「気をつけろ!」?

 投稿者:Waltraute  投稿日:2012年 5月 9日(水)23時21分2秒
返信・引用
  グリーグ:ペール・ギュント、ソルヴェィグの歌♪休ミ|ラーシドレーミファ|ファミミドラー
スメタナ:我が祖国♪休ミ|ラーシドーレミーミー|ファーファファミー
チャイコ:白鳥湖♪ミーラシドレ|ミーシミーシ|
チャイコ:Vn協奏曲♪休ミ|ラーシドレ|ミーミーミー
チャイコ:Cherevichki,Vakula♪ミラシドレードシ|ミーレドシラ

☆ショスタコーヴィチ:5番♪休ミ|ラーシードーシド|レファドードシレソ
 

Cherevichki の「怒りの日」

 投稿者:Waltraute  投稿日:2012年 5月 7日(月)17時49分17秒
返信・引用
  管理人さま、ゆんくさん
では、お言葉に甘え、思いついた範囲で書かせて頂きます。
文字数制限を心配しましたが、何とかいけそうですね。

前奏曲(11分ほど)
こちらでフェドセーエフ盤が全曲聴けますが、演奏が荒っぽいのと肝心な処をカットしてあるのが気になります。(ロジェストヴェンスキーのライブ全曲盤は、ノーカットで3時間近く。歌詞の英訳もついています)
http://www.youtube.com/watch?v=ocrNXYnVH6s

冒頭フルート♪休ミレミラソ|ミレミソソー
弦で「レ」に「♯」をつけてお膳立てした後、ピッコロ+フルート?
1:11から♪休{ミ♯レミド}シ が高さを変えて悲鳴のように繰り返されます。


1幕
クリスマス・イブの夕べ、Oksanaの父親は吹雪の中飲みに出かけてしまいました。Oksanaはそれを嘆き、独りの寂しさから憂鬱にとらわれます。
リボンをつけ新品の可愛いブラウスを着ていても自分は醜い、誰が私を愛してくれるのだろうかと。

そして、アリアの冒頭に「6音引用」です。
演技も分るのでこちらの動画を
http://www.youtube.com/watch?v=GSd53CP61BA&feature=related

♪ソ|レー{ドシドラ|シーソー}休ミソ|ラーラドシーミー・・・
「庭のりんごが花咲いた  咲いて しなびて……」で昔の幸せと今の憂鬱。
歌詞の「去ってしまった」 を 「怒りの日」で補ったのでしょう。

A little apple tree was blossoming in the garden,
it was in flower but it has withered;
The mother cuddled her daughter,
She prepared her dowry, but then she went away.
Where are you, mother, Look at me, look at me
※From the other side, at least a glimpse through a crack,
Look at your little girl, your dear daughter, look at her, mother!
Your daughter has a new blouse with pretty patterns,
on her white neck she wears a gold necklace,
But the daughter like this is so ugly,
Look mother, look how ugly she is!
Ah, who will ever fall in love with her? Who will caress her?
Look well at me, mother, who will caress me
-like I am, who will love me!
(※She sits down on a stool pensively and picks up her mirror.)
鏡を見て自信を取戻します。
And yet people say
that I’m as beautiful as a bright dawn,
as a white swan,
that none other is a beautiful as me!
Oh no, they tell the truth;
(※Vakula enters without Oksana’s noticing him)
Who has eyes like mine? Who has plaits like mine?
My eyes are stars, my plaits are sinuous..
Oh, how black my plaits are, how thick they are!
Who has eyes like mine? Who has plaits like mine?
My eyes are stars, my plaits are sinuous!
People tell the truth;
Such beauty is nowhere to be found!


4幕
Solochaが昨夜から戻らない息子Vakulaを探しにきました。
http://www.youtube.com/watch?v=LziSErLqa1s&feature=relmfu
♪ミーシシシーラド|シーミミミー| ―繰り返し―
歌詞は「ある人が『川に身を投げた』と言う、他は『首を吊った』と言う・・・私の息子!」
音符から衝撃が伝わってきて、今、噂を聞いたばかりと分ります。

つづいて
♪ドラレシドラ|シーラーラー| ―繰り返し―
ドラ レシ ドラ シラ ・・・行きつ戻りつ落ち着かなくて、意外に印象に残ります。
(1)Solochaの動揺

歌詞は「金のリンゴ、甘い砂糖のようなリンゴ!何処へ転がって行ったの?私の小さなリンゴ!」で、ここでも直接「死」は出てきません。
・・・が、(ラレ)を抜かして(ソ)を加えれば♪ドシドラシソララです。
「動揺」に「怒りの日」を重ねたと考えると、面白い解釈になります。

(2)魔女Solochaはキリスト教の枠外だから「怒りの日」そのまま使えなかった。
(3)Vakulaを絶望させたOksanaがSolochaとハモったり、旋律を交替していることから「死の不安」。
(4)清純そうなOksanaも「男を手玉にとる魔女」と言いたかった。
こうなると「一粒で4度おいしい」です。

さて、Oksanaも「魔女もどき?」と考えて、もう一つ出てきました。
1幕終わり、フェドセーエフ盤です。
Vakulaが怒って出て行き、Oksanaは後悔します。
http://www.youtube.com/watch?v=ocrNXYnVH6s
51:44から
What a bore, oh, what a bore, my spirit is heavy!
I’m bored! I don't even know what's happening to me!
My spirit is heavy, I’m bored,
↓ここから最初のアリア「6音引用」の再現
I know I love him, but I torment him.
How I'd like to caress him, show him my fondness,
but I can't I love you, my dear!
Yes, I love you, you…

後奏は
♪ドード{シラシソ}|ラーラ{ソ♯ファソミ(=ドシドラ)}|ファーファ{ミレミド}|レミファソラシドッ です。
「変形怒りの日」と「怒りの日」のような気がしますが、どうでしょう。

前奏曲では♪ミ♯レミド で、どちらも繰り返しが特徴です。
また、後述のラヴェル「亡き王女のパヴァーヌ」もCherevichki前奏曲と同様、音程を変えて繰り返されます。


余談ですが、この作品の悪魔や魔女は魅力的なキャラです。
欲望や生の感情そのままで反キリスト教的ですが、川の精霊に死の世界に引き込まれそうなVakulaを助けただけでなく、最後まで面倒をみてハッピーエンドに導いたのは悪魔です。
幼馴染や村人はクリスマスに浮かれてVakulaの苦しみを分かち合うどころか、悄然と立ち去るのを見過ごしにし、また若者達の雪合戦の雪つぶてが当たってしまいます。
Vakulaにとって「石もて追われるがごとく」です。
その場面や、悪魔が宮殿でVakulaを助ける場面は作品の本質なのに、ロイヤルオペラのLDでは見事にカットされてしまいました。

その悪魔Besは1幕で、Vakulaが教会の壁に滑稽な姿に落書きしたせいで悪魔仲間の笑い物になったのを恨んで仕返しを考えました。
Vakulaの求愛を邪魔するには、Oksanaの父親が家を出られないようにすればいい、
大雪を降らせようという訳です。(それでも父親は出かけてしまったのですが)
呪文は全音階でゆっくりした3拍子系。
♪ドーソーレミ|ドラソーー|ドォドドファミレ|ミドレーー|ミィシシドシラ|レーラーー|レラーラシラ|ドシラソーー|・・・堂々として厭らしさは微塵もありません。

他にも寡婦Solochaに言い寄る男達・・地位があったり、真面目であるべき人の弱さ・滑稽を巧く表現し、キリスト教社会の偽善を浮き彫りにしています。

またOksanaのアリアやレチタティーボから、彼女がVakulaの愛を素直に受けられない理由として、幼いころに母を亡くし、今は父の愛を実感できないのが「愛の不信・否定」に繋がったのを想わせ、文学的な香り漂う作品です。
「6音引用」のフレーズはライトモチーフを拡大したようなもので、ワーグナーの影響でしょうか。


さて、ラフマニノフ研究家のサイト、ディエス・イレ引用で「禿山の一夜」について書かれていました。
原典版http://www.youtube.com/watch?v=9qScgAxgJyg
コルサコフ編http://www.youtube.com/watch?v=tp7seu4NBA8&feature=relmfu

冒頭の「怒りの日4音の音程を変形させたバスの動機」は原典版にはありません。
ともあれ、これが「怒りの日」と認められるなら、チャイコのcherevichkiも同レベルだと思います。

そして、引用リストにありませんが、ラヴェルの「亡き王女のパヴァーヌ」
http://www.youtube.com/watch?v=OqAlMItkV44&feature=fvst
中ほど 3:31から転調してフルートで音程を変えつつ4回繰り返される
♪休レファソラドー|{シラシソラー}も十分匂います。

★★「変形」となると判断は専門家でも難しいでしょうね。
作品全体から眺めたり作曲家の性格や人生を考慮する必要もあるでしょう。単純に結論が出せません。
ショスタコーヴィチ作品に「政治的背景を重視しすぎるのは良くない」でしょうが、無視する事もできません。
時代を懸命に生きた生身の人間であり、人の何倍も感性豊かな作曲家が芸術作品を遺したのですから。
 

Re: 「死の島」

 投稿者:ゆんく  投稿日:2012年 5月 7日(月)07時52分53秒
返信・引用
  > No.211[元記事へ]

ふる@管理人さん

レス有り難う御座います。

>  管理人としては全くかまいません。

許可が出てますので、Waltrauteさん どうぞ...

 

Re: 「死の島」

 投稿者:ふる@管理人  投稿日:2012年 5月 6日(日)23時33分21秒
返信・引用
  > No.210[元記事へ]

Waltrauteさん

> そのチャイコのCherevichki(チェレヴィチキ)「小さなスリッパ」とも言われます。これについての考察が長文で、ショスタコーヴィチ会議室に似合わないのです。

 管理人としては全くかまいません。
 

Re: 「死の島」

 投稿者:Waltraute  投稿日:2012年 5月 6日(日)09時55分31秒
返信・引用
  > No.209[元記事へ]

ゆんくさん

お友達、METでリング鑑賞ですか。羨ましいです。
新演出は動画で少し紹介されたのを見ただけですが、ワルキューレ最後のシーンがとても美しくて、流石MET!!と感心しました。
お友達、美術館で「死の島」を鑑賞できるといいですね!


>第一次大戦後、この絵のレプリカは幸福な家庭の象徴として大分売れたそうです。

多分に哲学的ですね。でも、私にはその感覚が分らないです。
ブリュンヒルデの岩山に「死の島」を模したのは、深い眠り=死に繋がるのと、「幸福な家庭の象徴」でしょうが、ワーグナーはジークフリート3幕の幕切れを馬鹿馬鹿しいほど元気な音楽にすることで、不幸が控えているのを暗示しています。

そう言えば、ショスタコ9番の壊れっぷりもそんな気がしませんか?


>「ありふれた4音」とか「癖」とか言っている人達の不勉強が露呈しましたね。
>「癖」と言うのであれば何故、全作品に表れず特定の作品に使われているのか?
>問題は、「何故」と言う疑問を持たない事、ショスタコーヴィチの音楽には「何故」が必ず存在しています。


「古くからの旋律」である事が否定の論拠なのでしょう。
ただ、私は後世に名を遺すほどの作曲家が先人の作品から何も学ばず、物哀しい旋律だから無意識につかったとか、癖で・・とは到底思えないし、一部だけを捉えて整合性を云々するのもおかしな話だと思います。
「ショスタコはディエスイレを使う時は、ちゃんと完全引用しているから、4音はタッタカリズムと同じ作曲上の癖」という理屈だと、チャイコの「天使の讃美歌」の4音も「作曲上の癖」認定ですね。

そのチャイコのCherevichki(チェレヴィチキ)「小さなスリッパ」とも言われます。これについての考察が長文で、ショスタコーヴィチ会議室に似合わないのです。
ゆんくさんはmixiのアカウントをお持ちですか? もしお持ちでしたら閲覧者限定で書こうか、とも思うのですが。

 

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