WORK
仕事内容
あなたの今のお仕事(現場)を教えてください
スポーツイベント、コンテンツを作り出すことがメインの業務となり、運動会やスポーツ教室などのイベントを作成・運営するコンテンツ事業も多く手掛けています。また、マネジメントも兼務で入っていて、吉本興業に所属するアスリートの担当をしています。吉本興業に所属するアスリートの競技活動をサポートしたり、メディア活動やスポンサー獲得、セカンドキャリア支援などのマネジメント業務を行っています。チームの集客を目的としたプロモーションやMD企画、チーム強化に向けた選手の獲得、マーケティング戦略などのコンサルティング事業も展開しています。
仕事における、あなたの役割を教えてください
スポーツイベントのタレントキャスティング、会場予約や備品調達などの事前準備からイベント当日の運営などを担当しています。昨年、手掛けたイベントの中で規模が大きかったのは、イオンモール幕張新都心で開催した『千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!』と題した事前イベント。千葉県知事や吉田沙保里さんなども登壇する大規模なイベントでしたが、自分の役割は各競技を紹介するブースをどのように組み立てるかと内容を作家さんやクライアントと協議をしたり、会場を設営したりといった作業でした。
また、アスリートのマネジメント業務のほうでは、担当するアスリート(僕の場合は、岡崎朋美さん、大黒将志さん、難波宏明さん)のスケジュール調整や現場に帯同することです。そのほか、新規アスリートのマネジメント・エージェント契約を獲得するために、日々、さまざまな情報に目を通し、将来的に目が出るようなアスリートを探すのも自分の業務のひとつですね。
仕事をする上で心掛けていることを教えてください
担当アスリートとは仕事の話ばかりでなくたわいもない雑談などコミュニケーションをしっかりとることを心掛けています。そうすることで新しい発見や仕事につながることもあります。 例えば、岡崎朋美さんとは、小学生の娘さんの話が多いですね。小学生にはやっていそうな話や最近、娘さんがはまっていることなどです。娘さんが現場に来ることもあるので、そういうときはずっと一緒に遊んでいます! コミュニケーションを大事にすることで、直接仕事につながらなくても、次につながるようなヒントをいろいろ見出せるように思います。
仕事のここが面白い(やりがい)
もともと自分自身、スポーツが好きだったので、スポーツイベントを企画・運営できること自体が楽しいです。アスリートやタレントがたくさん出るような大規模なイベントはもちろんですが、多くの人にスポーツの魅力を普及できるような小規模のスポーツ教室のようなものもすごく楽しいです。
例えば、『新宿区×よしもと ワクワク!スポーツ体験プロジェクト』と題したサッカー教室には、永島昭浩さんを中心に、芸人さんにも来ていただき、トークだけでなく実技も教えてもらえるという内容で。テレビで見ている方々に楽しくサッカーを教えてもらえるとあって、実際に参加した子どもたちはもちろんのこと、それを見守るお父さん、お母さんたちが笑顔だったのが印象的でした。手前みそかもしれませんが、「自分に子どもができたらこんなイベントに行かせたいな」と思う充実の内容で、そう思えるイベントを作り出せていることにやりがいを感じますね。
この仕事で求められる資質
スポーツが好きなことは前提にはなりますが、世の中にはスポーツが苦手な人やそこまで興味がない人もたくさんいます。僕らの仕事はそんな方々にも「スポーツって面白いんだな」と興味を持つきっかけとなるようなイベントを作り出すことです。スポーツの良さを自分だけでなく、たくさんの人に知ってもらいたいという熱意をもっていると、よいイベントを作り出すことにつながると思います。あとは柔軟であること。自分が何かのスポーツを経験してきたからといってそれに固執せず、競技スポーツか否かも問わず、幅広く「スポーツの普及」ができる柔軟さも必要と言えるかもしれません。
EXPERIENCE
社歴・失敗談
吉本興業に入社した動機・きっかけを教えてください
僕は大学時代にサッカー部でマネージャーを務めていたのですが、そこで吉本興業が運営するサッカー大会に参加したのがきっかけです。吉本にはお笑いのイメージしかなかったのですが、「こんなスポーツイベントも吉本が手掛けているのか」と目からウロコでしたね。笑いを取り入れた楽しいイベントから、スポーツ好きをもうならせる真剣勝負の大会まで幅広いスポーツイベントを企画・運営していることに魅力を感じて入社を志望しました。
現在、入社3年目ですが、ありがたいことにスポーツイベントも数多く経験させてもらっています。とにかく仕事が楽しいです。スポーツも好きで、スポーツイベントも携われていて、シンプルに楽しいことをしているなぁと思います。
吉本興業に入社して今までどんなお仕事(部署)をしてきましたか?
入社して3年目になりますが、最初の配属からスポーツ部署です。現在と同じようにアスリートのマネジメント、スポーツイベントの企画・運営を行ってまいりました。
吉本興業だから味わえた経験を教えてください
海外チームとの大会やラグビーワールド杯、オリンピック事前イベントなど国際的なスポーツイベントに携われていることはまさに吉本だからこそだと思います。また、そのようなイベントの際、ライブビューイングのイベントだとしても、スポーツ好きの芸人さんが同席することで、スポーツד笑い”という、吉本でしかできない楽しさのあるイベントの企画ができるのも魅力だと思います。スポーツに興味がない人も、芸人さんが入ることで、それまでのイメージや見方が変わり、興味を持ってもらうきっかけになる。それは数多くのイベントを実際にやってきて本当に実感していることですね。
昨年のラグビーワールドカップでは、ラグビー経験のある芸人さんにも出ていただき、試合前と試合後、ハーフタイムはトーク中心に、試合は芸人さんと一緒に見るというイベントをしました。実際にラグビーワールドカップの試合が行われた現地での収録もあったので、自分もその場に行き、試合を間近に観戦できたのは、スポーツ好きとしてこれ以上ないうれしい出来事でしたね。
飛び上がるほど嬉しかったことは?
とあるサッカー選手がまだ高校生のとき、「確実に今後、日本を背負って立つようなサッカー選手になる」と目を付けて視察を重ねていました。当時はまだ無名の選手でしたが、高校生だったこともあり、まずは監督にご挨拶し、そして本人にもアプローチを進めていました。 その後、アンダー世代の世界大会に出場したその選手は活躍して一躍、有名に。そのことで多くの会社から声をかけられたようですが、「(世界大会)前から声をかけてくれていたので」と吉本興業所属を決めてくれた時はとてもうれしかったです。 マネジメント契約に関しては、何か結果がついてきてから話をするのと、その前から話を進めておくのではアスリートからの信頼や感触が全然、違ってくる。ダイヤの原石を見つけ、芽が出そうなアスリートに早い段階でアプローチをすることも僕らの仕事なのだと実感しました。
「やってしまった!」失敗から学んだ思い出は?
スポーツの部署に配属されて、初めての大きなイベントで、キャスティングを任された僕はAとBのふたつの候補があり、Aにお願いするはずが、間違えてBのほうに連絡をだしてしまうという痛恨のミスをしてしまいました……。しかも、そのことに気づかないままイベント開催日が近づき、チラシを作成していく過程で指摘をされて初めて気が付き、青ざめました。 結局、ミスが判明した段階で先輩に相談し、Aのほうに正直に事情を話して誠心誠意、謝罪をさせていただき、幸いなことに事なきを得たのですが、それは先方がとても良い方だったということが大きかったと思います。今でも本当に反省していますし、今後は絶対に確認を怠らないようにしようと心に決めました。
吉本興業で達成したいことは?
田舎出身なので吉本興業のコンテンツを使いながらいろんな取り組みを行い、地方をスポーツで活性化させたいです。日本の大学スポーツをアメリカの大学スポーツに勝るものにしていきたい。その先駆けで大学サッカーをまずは盛り上げていきたいです。 自分が和歌山出身ということもあり、入社当初から「地方をスポーツで盛り上げられたら」と考えていました。また、大学では、サッカー部のマネージャーをやっていて、高校サッカーは盛り上がるのに、大学サッカーはあまり注目されていないことに「こんなにすごいのに、もったいないし、悔しい」という思いがありました。 それもあり「大学サッカー」のイベントや試合を企画して、特に地方でもっと盛り上げていきたいと思っています。大学サッカーの魅力は、学生としてやる「最後のサッカー」というところに、選手の熱い思いがあります。サッカーのレベルとしても高校よりも大学のほうが高くて、Jリーグに勝つこともあるくらいなので。熱い思いとサッカーのレベルが高いところが強みですね。 吉本に入社してからは、大学サッカー全国大会のプロモーションを担当させてもらうなど、その想いを少しずつかたちにすることができています。なんとか夢を実現させられたらいいなと思っています。
MESSAGE
お世話になっているあの方から
岡崎朋美さん インタビュー
【Q 眞砂さんとはどのくらい一緒に仕事をしていますか?】
岡崎:
どのくらいだろう?
眞砂:
入社してから現場はずっとつかせていただいているので、今年で3年目になります。
僕が一人で担当になったのは、昨年くらいからなので1年間くらいですね
【Q 岡崎さんの担当としての眞砂さんの主な仕事内容はどんな内容でしょうか?】
岡崎:
仕事の依頼が来たら、スケジュール調整やクライアントに詳細を確認するなどして、案 件を整理してくれます。また、仕事が決まれば、メイクさんやスタイリストさんの手配など、稼働に至るまでの連絡を諸々してくれています。
【Q 眞砂さんの仕事ぶりはいかがでしょうか?】
岡崎:
まだ若いので、たしかに分からないところはまだたくさんあると思います。
そこは、仕方がないことなので現場に行って、学んで次に活かして行ってほしいですね。
上司の方もすごく良い方がいらっしゃるので、環境としてはとても恵まれているのではと思います。ただ、その良い環境に甘んじないようにしてほしいですね!また、これからは後輩もたくさん入ってくると思うので、示しをつけるためにも、まずは自分がしっかり仕事ができるようになっていかないといけないですね。
女性のようにきめ細やかな仕事ができるようになってほしいです!
【Q 眞砂さんの失敗エピソードはありますか?】
岡崎:
連絡がおろそかになることがありますね。
たまに、依頼があったものをそのままダイレクトに私に横流ししてしまう時があって。
自分で一度かみ砕いて分析しながら「岡崎には何が必要なのか?」ということを整理していかなきゃいけない。そこをもう少しできるようになってほしいですね。
与えられたものを、もう少し細やかに把握して、整理しないといけないかなとは思います。ただ、不足しているときは、こちらからお願いすれば、しっかりやってくれるので、そこは問題ないです!
あと、まだ社歴も浅いし、責任者である上司に確認しないといけないから、時間がかかってしまうのですが、それであれば、私(タレント)から直接その責任者に確認したほうが早いのでは?と思ってしまうことがあるので、自分でも岡崎の考えを把握して予測しながら進めていけるようになるとスピードも上がるのではないかと思います。
【Q 眞砂さんへ日頃の感謝の言葉をいただけますか。】
岡崎:
無理難題とかもあると思うのですが、頑張ってくれていると思います。私は特に地方の現場も多いのですが、いつもついてきてくれます。ほかにもタレントを担当しているにも関わらず私に時間を割いて、地方までついてくれていて、そこは本当に感謝しています。