会社概要

社名

株式会社WOODY

設立

2013年11月11日

代表取締役社長

中里祐次

事業内容

インターネットサービスの開発/運営

所在地

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 Sodacco 2T02

顧問弁護士事務所

GVA法律事務所

会計事務所

かがやき税理士法人

株主

サイバーエージェント、mixi創業者笠原健治氏、乙武洋匡氏、ANRI、レジェンドパートナーズ(元オプト会長海老根氏が経営)、hey代表佐藤裕介氏(STORES.jp運営元、元フリークアウト代表)、アル代表古川健介氏(マンガファンサイト「アル」運営元、元nanapi代表)、 みんなのコード代表利根川裕太氏(元ラクスルCTO)、中里



ビジョン

ビジョン

「好き」で自信を創り、
「好き」で社会とつながる

目的

発達障害や不登校の子とその家族が幸せになるために、「好き」で人とつながることで孤独をなくし、「好き」で可能性が伸びる環境づくりをする



ストーリー

はじめまして。Branchの運営を行っております中里ともうします。
私の息子は、小学1年生の頃にアスペルガー症候群/ADD(注意欠陥症)と診断されました。

アスペルガー症候群の特徴でもある相手の態度などを見ずに正論を話し続ける傾向があったため、息子は学校で変人扱いされ、学校に行くのを嫌がる時期もありました。ただ、私としてはそれも個性と感じておりましたし、何よりも興味関心分野には異常な集中力を見せることや、言語に関しては非常に高い知性を感じていたのでそこを伸ばしてあげたいと思っていました。

自分の息子は昔レゴが好きで、東大レゴ部に入りたいと言っていたのを思い出し、私は息子を連れ東大の文化祭で憧れの東大レゴ部の方に会いに行きました。

息子はそれを非常に喜んでいて、私はその時、

「あ、こういうことを自分たちが得意なインターネットサービス開発でやればいいんだ」と、思いました。

その後、約100人程度の発達障害児を持つ親御さんに会って話を聞いた結果、子供が社会に溶け込むようなトレーニングは行っている方は多いですが、自分の子供の突出した好きなことをどのように伸ばす環境を創れば良いか、そしてその好きなことをもって自信をつけさせるにはどうすれば良いか課題に感じている方が多かったです。

そこで私は、発達障害児の子と、彼らが興味関心のある分野を専門的に学んでいる学生や専門家をマッチングさせ、子供達の可能性を伸ばせるサービスとして、Branchを立ち上げました。

サービスを立ち上げてから、たくさんの保護者の方と面談したり、お子さんと遊んだりするうちに、同じように孤独感を抱いていたり課題に直面している方が非常に多いと分かり、長い時間をかけて腰を据えて取り組んでいかないと行けないと思っています。



Branchのコンセプト

Branchは、発達障害や不登校のお子さんの好きなことを見つけたり、好きなことができる環境創りをするサービスです。

発達障害とは、先天的な脳機能の発達の凸凹(でこぼこ)と、過ごす環境や周囲の人とのかかわりのミスマッチから、生活のさまざまな場面で困難が生じる障害のことです。

発達障害のあるお子さんは、その困難さが周囲から見えにくいゆえに、背景要因の理解が得られないまま「やってはいけない」「やめなさい」「静かにしなさい」「落ち着いて」などと叱られたり、社会に適合することを強いられたりすることが多くなりがちです。そうした状況が続くと、子どもも自分を責めてしまい、自己肯定感が低くなるリスクが高くなると言われています。こうした背景から、発達障害と不登校の重複率も高くなることが知られています。

※参考記事:不登校と発達障害の重複割合は?医療機関・教育機関の調査・統計から見える傾向

しかし、子どもたち一人ひとりの生まれながらの凸凹、個性をありのままに受け止め、その子の得意なこと・好きなことを一緒に見つけたり、それを応援する機会や環境があれば、発達障害や不登校の子どもたちも、自分に合った学び方・生き方を見つけられるはすです。

参考記事:発達障害・不登校の子どものために、保護者ができること。知っておきたい考え方と相談先

お子さんの「できないこと」「ダメなところ」などのマイナス面を見るのではなく、お子さんの「好きなこと」「得意なこと」などのプラス面を見つめることで、一人ひとりが自信を持って生きられるよう応援していきたいと思っています。

それが、「好き」で自信を創り、「好き」で社会とつながる というBranchのビジョンに込めた思いです。



メンバー紹介

■中里 祐次(なかざと ゆうじ)

早稲田大学卒業後、㈱サイバーエージェント入社。子会社の役員など約7年勤めた後にサイバーエージェントから投資を受ける形で独立。自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見てこのサービスを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。


■田村 亮太(たむら りょうた)

大阪大学工学部応用理工学科卒業。全てのお子さんが幸せになれる世の中を目指して活動中。Webエンジニア。ひとり親家庭のお子さんの居場所つくり/不登校・発達障害のお子さんの支援やプログラミングの集団授業 などの活動を行う。「好きなこと」だからこそ、お子さんもワクワクでき、深く考え、チャレンジすることができると考えており、そのお手伝いをするのが好き。親御様とお子様と一緒に考え、お子様のワクワクを作っていけたら嬉しいです!


■小堀 紫苑(こぼり しおん)

京都大学医学部人間健康科学科卒、資格:作業療法士 保育士。精神科病院、療育、訪問看護での勤務歴あり。経験を活かして、柔軟に創造的に、お子さんと関わっていきます。私自身とてもマイペースな子どもだったのですが、納得いくまで取り組むことを尊重し見守ってくれた大人の存在は、今でも心の支えです。 私もお子さんの可能性を信じ、個性に寄り添い、安心できるお話し相手になれたらと思います。そしてご家族のサポートも行っていきたいです。好きなことは、歌・ウクレレ・手芸・ヨガなど。ジブリや絵本の世界観、生き物や自然を観察することも大好きです!


■梅内 祐太(うめない ゆうた)

大学院で情報工学の研究をしていた。なにか好きなことに熱中できることは素晴らしいことだと思います。興味のあることについてより深く話したり、ときには興味の幅を広げるきっかけになれたら幸せです。何かを一緒に作ったり、調べたり、勉強することを通して友達のような関係になれればと思っております。好きな分野は、コンピュータ、論理パズル、数学、生物、ロボット、化学です!


■松本 麻友香(まつもと まゆか)

多摩美術大学デザイン科卒。ロンドン芸術大学半年留学。世の中を明るく笑顔にしたい!という想いで日々活動しています。自分も「好きなこと」が目印となって人生を歩いてこれたので、お子さんの気持ちに寄り添いながら、ワクワクや好きなことを探求していくお手伝いを一緒にしていけたらとても嬉しいです!好きなことは、つくること全般、ゲーム、漫画、占い、お菓子作り、YouTube動画制作、イラスト、散歩、ランニング、考えること、好奇心旺盛でなんにでも興味津々です。


■宮脇 僚(みやわき りょう)

様々な組織を通じて「ひとり親家庭や低所得家庭の子供達の学習支援/ソーシャルスキルトレーニング/サッカー部の外部コーチ/定時制高校・通信制高校の生徒のキャリア相談」などの活動を行う。「好き」というものは圧倒的に人を変化・成長させるものだと思っており、Branchでは全力で「好き」への向き合い方を子供・親御様と一緒に考える役割を担っております。どんなジャンルでも子供の「好き」にはアンテナを飛ばせます。好きなものはゲームとゾンビ。


■本城 ゆみ(ほんじょう ゆみ)

組織の枠に囚われず、ものづくり教育を通して子供の創造力を引き出す活動をしている。プログラミングを用いてのゲーム作りや3Dモデリング、作曲などの授業やワークショップを行なう。その子がわくわくできる「何か」を考えて、一緒に作っていくことが得意。好きなことは遊ぶこと、食べること、のんびりすること、近所の猫を観察すること。