【斉藤一人さんの人生名言】劣等感で苦しい人、押し潰されそうな人へ

いつもは斎藤一人さんの名言を一言二言紹介してますが、今回は特別に、斎藤一人さんの最高傑作「地球が天国になる話」を完全文章化しました(幾分リライト済)

全人類必読の教え、心して読んで頂ければと思いますが、かなり長文なので、時間がある時にじっくり読むことをお薦めします。

それではどうぞ。

■ 地球が天国になる話(劣等感の話)

今から、みなさんが幸せになれる話をします。

これしか不幸から抜けだす道はないです。

とても簡単な話なんですけど、わかってくれる人は少ないです。

100人に1人でもわかってくれれば良いと思ってます。

それでは始めます。

だいぶ前から話してるんですけど、人は何度も生まれ変わります。

それから、親というものを自分で選びます。

あと、仕事には呼ばれるんです。

親は自分で選びますけど、仕事の場合はその人にピッタリの職場に呼ばれます。

なぜ人はこんなに何度も生まれ変わり、輪廻転生を繰り返すかって言うと、一つのやるべき修行があります。

それが実は「劣等感の克服」ということなんです。

でも、いきなり劣等感と言われても、殆んどの人が何のことかわからないし、自分が劣等感を持っていることに気が付いてません。

そこが、この話の一番難しいところなんです。

また、親の方も子供に劣等感を与えてるとは思ってません。

両方が気が付いてないから人は苦しみます。

でも、そのことに気付くと「あ~、そういうことか!」ってわかります。

面白いことに、この問題がわかると大体の謎が解けます。

だから、そんなに色々何でも解決しようとしなくて大丈夫です。分かれば良いんです。

この話を聞けば、あなたの魂はわかります。バカバカしいほど簡単な話です。

それでは今から、どういう形で人は劣等感を持つかということを話します。

まず、人の魂は親を選んで生まれてきます。

例えば、おとなしい子はおとなしい遺伝子のところに宿ります。

よくキレちゃう子っていうのは、キレやすいような遺伝子を選んできます。

実は、親というのも非常に未熟な魂なんです。

それで子供を育てるんだけど、子供は親が未熟だということが解らないから、自分が未熟なんだと思っちゃうんです。

子供にとって親は絶対ですからね。

そして、親の未熟さには大体2通りのパターンがあります。

まず、単純にキレて暴力を振るったり、酒飲んで暴れるパターン。

これは未熟過ぎなので凄くわかりやすいです。

もう1つは、自分の劣等感を「お前の為だ」と言って出してくるパターン。

これがわかりづらくて厄介なんです。

まず、親がどれくらい劣等感があるかを説明します。

劣等感を持っている親は、自分は常に不当に扱われてると思うんです。

世間に出て行っても、自分はやたら不当に扱われていて損をしてると思ってる。

それで、なぜかそのことが悔しいんです。

だからよく、酒飲んで「あいつが悪くて、こいつが悪くて・・」って、自分以外をみんな悪者にする人がいますけど、あれは極端な劣等感があるんです。

そういう親は家に帰ると、二つのことをやりだします。

一つは、例えば達筆なお父さんがいるとしますよね。

それで、自分の子供が丸文字なんかを書くと、そのことを異常に注意します。

「これはお前の為だ」って言ってるけど、実は丸文字を書いてても誰も困ってないんです。

なのに異常に厳しく教えてるのは、必ず親に劣等感があります。

劣等感があるから、そのことを一生懸命やって憂さ晴らしをしてるんです。

「愛情」という名の憂さ晴らしをしている。

それからもう一つ、こういう憂さ晴らしもあります。

例えば子供が空手を習い始めたとします。

だけど、やってみたら自分に向かないことが子供はわかって辞めたいのに、泣くほど辞めたいのに、

「やったことは最後までやって欲しいのよ」と言って、親がずーっとやらせてる。

これは、子供に対して物凄く威圧してるんです。

「お母さんはアルバイトしてでもあんたの月謝出すからね」って言ってるけど、子供は嫌がってるんです。

なのに「最後まで続けて欲しい」って・・・最後ってどこですか?

例えば「初段になったら辞めてもいいよ」とかゴールを示さないで、ずーっと「最後まで」と言ってるのは何なんですか、それは?

つまり、自分の劣等感を子供で晴らそうとしてるんだよね?

じゃあ、自分がやったことは全部最後まで続いたんですか、お母さんは?お父さんは最後まで続いたんですか?




この前とんでもないテレビを観たのね。

あるお母さんが自分が得意で好きなことやってるの。

そして、「私はこの子に私が最後まで頑張る姿を見せたいんだ」って・・

・・あんた、好きなことしてるんだよね?

それが何だろうが、自分の好きなことを一生懸命やってるんだよね?

子供はそれが嫌なんだよ。

それを自分と一緒にして、お母さんの偉さを見せようとしてるんだよね?

それで劣等感を晴らそうとしてるんだよね?

あと、運動会でも何でも、子供が学校で良い成績取ると喜んであげるけど、成績が下がると、あからさまに嫌な顔をする親がいるの。

良い子にしてる時だけは喜んであげるけど、ちょっと気に入らないと態度が変わる。

「私は何も言ってない」って言うけど、顔が言ってるの。態度が言ってるの。

それが子供に物凄い劣等感を与えるんだよ。

例えば鬱病になっちゃってる子なんかも、良い子なの。

良い子なのに、もっと良い子を望むの。

だけど、親がもっと良い子もっと良い子って望んでも出来ないの。

だって、四角のものをもっと四角になれとか、もっと完全に丸になれって言ってるのと同じで、もう丸になってるの。良い子なんだよ。

その子が暴れるような子だったら言うことなんか聞かないよ。

良い子なんだから「良い子だね」って言ってあげりゃいいのに、もっと、もっとを親が望むの。

人生では、少し上を望んで何かに挑戦するって、凄く楽しいことなの。

子供が自発的に、もっと絵が上手くなりたい、ピアノが上手くなりたいって言うなら楽しいよ。

子供の速度を超えて、親が「もっと」を望むの。

それが上手く行かないと凄くガッカリした顔をする。

それをあたかも「あんたのことを可愛がってるからだよ」みたいなことを言う。

それが物凄い子供に劣等感を与えるの。

そうすると子供は、「自分は良い子の時以外は可愛がられないんだ」って思っちゃう。

劣等感をうんと与えられて育ったおとなしい子は、

「お母さんは自分が良いことした時は喜んでくれる。悪いことすると怒る。てことは、自分は何か常に良いことをしてないといけないんだ」

という状態になってくるの。

親は勝手に自分の劣等感を補う為に子供を叱ってるようなもんなの。

自分に劣等感があることを知らないから、子供にそういうことをする。

やられた子供の方は、自分は無価値な人間だと思っちゃうの。

人が喜ぶことを常にしてないと自分は無価値だと思うから、そういうおとなしい子は、「あなた何やりたいの?」って訊くと、

「自分はボランティアとか福祉をしたい」って言うの。

それは、何か良いことをしないと自分は価値が無いと思ってるからなの。

ボランティアやってる人が全員そういう訳じゃないよ。

だけど、そういう人もいるの。

それで、必ずそういう人の特徴は、見るからに楽しそうにやってないの。

だって、本当にやりたいことやってると楽しそうなのね。

でも、自分の劣等感を補う為にボランティアやってる人っていうのは、本当はやりたい訳じゃないから、やりたいって言いながらなかなかやらない。

本当にやったとしても、そんなことで劣等感は補えないから、今度はやらない人に対して「あの人達は何でやらないんだろう」って、不平不満をその人達にぶつけ出すの。

だって、自分はやりたくてやってんじゃないんだもん。

「やりたくない事を私は頑張ってるのに、なんであの人達はやらないんだ?」っていう理屈になってくるの。

親から劣等感を与えられたり、親がいない人でも誰かの家に預けられて、そこでイジメられたりすると、人は劣等感持つんだよ。

親だけの問題じゃないよ。育ててくれた人の話をしてるの。

それで、劣等感があっておとなしい人っていうのは、自分は無価値な人間だと思い込んで、鬱病になったりもする。

良い子なのに、もっと良い子になれ、もっと良い子になれってやられると、息苦しくなっちゃうんだよ。

それで、暴れられりゃあまだ良いけど、できない子は毎日、親から愛という名の暴力を振るわれる。

すると、だんだん元気の気を取られて無気力になっちゃうの。

また、そういうおとなしい子っていうのは、学校に行ってもイジメられるの。

イジメられる子は劣等感持ってるけど、イジメる子もまた劣等感を持ってるの。

つまり、劣等感があっておとなしい子を劣等感のある攻撃的な奴がイジメるんだよ。

これは大人の社会でも一緒。

会社でもおとなしい人は鬱病になったりするし、攻撃的な人は自分の劣等感を埋めようとして、誰かをイジメるの。

ところが世の中には劣等感を持ってない本当に優しい人間もいるの。

そういう人は能力もあるから、出世もするし、凄く人望もある。

劣等感がある人はそれを見ながら、「自分も同じ地位に上がれば、ああいう風にみんなから尊敬されるんだ」と思うの。

ところが、劣等感がある人間は根本的に自分が嫌いだから、人に好かれる訳ないの。

だって、自分だってあんたのこと嫌いなんでしょ?

自分も嫌いだったら、人だってあんたのこと嫌いだよ。っていう話になるんだよね。

そんな人は出世しても誰も尊敬してくれないから、余計に劣等感が湧いてくるの。

その結果二つの行動を取る。

一つは、会社で弱そうな奴見つけて、そいつを的にかけて、ずーっと怒るの。

叱るという名の憂さ晴らしを始める。

普通にただ教えるか指導すれば良いものをネチネチずーっとやるってことは、自分の劣等感をそいつで晴らそうとしてるの。

でも、部下にその憂さ晴らしを出来る人はまだ良いの。

会社で部下を持てるほど偉くなれない人もいるの。

そんな人はどうなるかっていうと、家に帰って奥さんの箸の上げ下ろしとか、雑巾の置き方に対してまでネチネチ言ったり、子供に対してもずーっと言ってるの。

致命的なのは、本人が自分の親から受けてきた劣等感でそうなってることに気が付いてないことなの。

それに気付くために、人は何度も何度も生まれてくるんだよ。

私のお弟子さんに、みっちゃん先生っていう人がいます。

彼女は犬とか猫が大好きだから「猫ってすっごい可愛いよね」って言うの。

でもそれは違うよ。

猫が可愛いんじゃなくて、みっちゃん先生が猫を可愛いと思う「気持ち」を持ってるんだよ。

だから猫を可愛いがるの。

だって、猫が嫌いな人から見るとゾッとするほど嫌いなんだよね。

だから猫の問題じゃないんだよ。

あなたが劣等感を持ったのは、親が未熟だったの。

親が子供を劣等感を持つ程度しか育てられなかったの。

でもハッキリ言うけど、そういうとこへ生まれた子も、自分が親になったら同じ事をするような人なの。

だから、別にあなたは被害者じゃないよ、加害者になる可能性も大いにあるんだよ。

だから、どっかで誰かが気付いて、この連鎖を断ち切ればけば良いの。

それから、上司とかに怒鳴られたりしたら、「あ~嫌だなぁ、俺は何でまた怒られるんだろう」って思っちゃダメだよ。

怒ってる人を見たら、「この人は相当劣等感があるんだ、気の毒な人なんだなぁ」って顔で見ててみな。

怒る人止めちゃうの。だって、バレてるんだもん。

劣等感持ってる人は、自分が劣等感を持ってることをバレるのが一番嫌なの。

だから、もっと弱そうな人や未熟な人探して怒ってるの。

例えば、お父さんが帰ってきて、奥さんの箸の上げ下ろしにすらケチつけたり、

「俺は疲れて帰ってきてるのに、こんなお前の態度じゃ余計疲れるし、俺がどれだけ家庭を大事にしてるかわかるか?」とか言われた時に、

「あんた、何でそんな劣等感持っちゃったの?」って言ってみな。

一発で直っちゃうから。だって見抜かれてるんだもん。

劣等感というのは、自然に芽生えるものではなくて、必ずどっかであなたに植え付けた人がいる。

どんな風に植え付けたかというと、暴力とかそういう分かりやすいのは少ないの。

それより、親のガッカリした顔なんだよ。

ガッカリした後、立ち直ったように、「でも大丈夫よ、お母さんがついてるから」って言うけど、そのガッカリした顔が傷つけるの。

最初から成績が悪かった子には親も期待しないから、あまりそういうことはないけど、

ちょっと勉強が出来て、うっかり良い子になっちゃった子の方は落ち込みが激しいのね。

親も期待してあげることが愛だと勘違いしてる。

愛とはそういうもんじゃないの。

「あんたが運動会で1着になろうがビリだろうが、お母さんあんたのこと大好きだから関係無いよ」

「学校の成績が良かろうが悪かろうが、私にとっては世界で一番かけがえのない子だから、そんな細かいことは関係無いよ。神様があなたを授けてくれただけで私は最高だから」

これが愛なの。

それを、うちの子は良い子なのよ、うちの子はああなのよ、こうなのよって・・

そして、良い子の時しか褒めないんだよ。

わかるかい?

あなたが劣等感を持ったのは、あなたのせいじゃないんだよ。周りが未熟なの。

そして、どっかで誰かがこれに気付けば良いの。

未熟な人の特徴というのは夫婦の会話でも出るの。

例えば奥さんが「友達とカラオケ行って楽しかったのよ」と言った時、

劣等感の無い旦那だったら「あ~良かったね」って普通に言うの。

ところが劣等感を持ってる旦那だと、「俺のいない所で何楽しんでるんだ?」って、そのことを凄く嫌がって怒るの。

だから、PTAで酒飲みに行こうが、カラオケ歌って凄く楽しかろうが、帰った時に楽しくなかったフリしなきゃいけなくなるの。

「も~やんなっちゃう、あんなの私二度と行きたくないわ、キツかったぁ」なんて言わないと旦那は喜ばない。

そんな会話を長く続けてたら奥さんもくたびれて、もう別れちゃおうってなるの。

でも、別れられた旦那も何故だか気が付かないんだよ。

奥さんでも「良いわね、あんたばっかり楽しんで」なんて言う人もいる。

人が楽しんだなら「良かったね」って言えばいいのに、相手が楽しかったと言えないような雰囲気を作るの。

その原因は、その人の中にある劣等感なんだよ。

劣等感のある親、愛という名の暴力を振るう親は、子供という獲物を逃がしたくないの。

本人は気付いてないけど、子供は獲物なの。

そして、「もっとシッカリしましょうね」とか、「お母さんがついてるからね」とか言いながら、ネチネチずーっと重圧をかけるの。

かと言って、この獲物を逃がしたくないから、子供が自立しようとすると邪魔したり、逃げられない程度のお金をあげたりする。

与え過ぎると逃げちゃうからね。

それでネチネチネずーっとやってるの。

そして最後の最後、女の子の場合は2つしか逃げ道はなくなる。

病気になるか、男つくって逃げ出すか。

でも、男つくって逃げ出しても、なぜかまた劣等感の塊みたいな男と一緒になることが多いの。

これも、その人が劣等感を持ってるからだよ。

だからもう、いい加減劣等感をやめよう。

自分がどんな劣等感を与えられてきたか、よく考えて。

厄介なのは、劣等感を与える方法が巧妙に隠されてることなの。

俺は、このテープが人生最後のつもりで一生懸命話してるんだけど、人に解ってもらうのは凄く難しいんだよ。

もし、あなたが今幸せじゃなくて落ち込んでるとしたら、周りの人、特に親とか育てた人が、あなたが悪いと思わせた後に、

「これはあなたの為よ」という流れで、上手い具合に劣等感を植え付けてるんだよ。

だって、本当に周りがあなたの為考えてたら、あなたは今幸せのはずなんだよ。

だけどそうじゃないってことは、周りも親も気が付いてないの、子供から気力を奪ってることを。

それで、なぜ親ががそうなったかっていうと、自分も親にやられてきたんだよ。

だから悪いとも何とも思ってない。

心からあなたの為だと思ってるから分かり辛いんだよ。

だけど、本当にあなたのことだけを考えてくれてる人が周りに大勢いるのに、なぜあなた不幸なの?おかしいよね。

会社の上司も「お前の為だ」って怒ってるけど、人前で怒鳴らないで陰で注意してもわかるよね?

本当に可愛がってる部下にそんなことするかい?あんた、本当は憂さ晴らししてるんだよね?

その劣等感に誰かが気付けばいいんだよ。

「そういう親の元に生まれて来たんだから、お母さんも大変だったねぇ」って。

そのお母さんも絶対、自分の親に同じような事されてる。

そのお母さんのお母さんもだよ。ずーっと続いてる因果なの。

どっかでこれを絶ち切ればいいんだよ。

そして、人に劣等感を与えるような事はしちゃダメなの。

俺は、聴いてくれる人が喜んでくれる、肩の荷が軽くなるような話をするようにしてるんだよ。

人と話する時は気を付けなよ。

俺なんか中学しか行ってないから、いくら学歴の話したって誰も劣等感を覚えないんだよ。

だけど、俺が良い大学出てて、「おたくの学歴は?」なんて聞いただけで傷つく人もいるんだよ。

人と話す時に一番大切なのは、いかに相手に劣等感を与えないかなの。

だから、人を傷つけるようなことは言っちゃダメだよ。




劣等感がある人間は、なにも他人を傷つけたい訳じゃない。

「俺が偉いんだ」って言いたいんだよ。

劣等感を持ったまま出世しても誰からも尊敬されないから、飲み屋とか色んな場所行って威張るんだよ。

ひどい人になると、自分の偉いとこ見せたい為に部下を連れてって、ホステスとかの前で気分良くなってるの。

それで、俺はご馳走してやってるとか、喜ばれてるつもりでいるんだけど、そんなことされて喜ぶ人っていないだろ?って。

そんなことも気付かないほど未熟なんだよ。

クラブ活動とかで先輩にめちゃくちゃイジメられたって言う人もいるけど、その人は被害者じゃないよ。だって、上になるとやるんだもん。

だから、どっかで誰かが、「こんなバカバカしいゲーム止めよう」って思わないとダメなんだよ。

心の中に劣等感が無い人間は、劣等感があるところからは逃げようとする。

ところが劣等感がある人間は、劣等感がある上の人達が来ると、その人達に好かれようとするの。それで合わせようとする。

そして、その憂さ晴らしを今度は下の人にやるの。

それでエネルギーの均衡を保つんだけど、下の人間が言うこときかないと、ヒステリーを起こしたり、脳に障害を起こしたりするの。

よくある例は、口うるさいお母さんが息子をハイハイ言うこと聞く良い子に育てて、その息子の嫁が来た時に、今度は小姑としてその娘をイジメるの。

それで、イジメてるうちは精神状態は普通なの。

ところが嫁さんの方がもっと魂レベルが上で、「義母さんどうしたんですか?」とか、

「何があってそんなにイライラしてるんですか?」とか諭されたりすると、「ヒーッ!」ってヒステリーを起こすの。

お母さんにとって唯一の捌け口がそっちだったから。

だけど、止めればいいの。闘うことないの。気付いてあげれば良いんだよ。

何度も言うけど、あなたにガミガミ言ってる親とか、愛情という暴力を振るっている親は劣等感があるんだよ。あなたとは関係ないの。

「親がこういう風に言ったから自分は劣等感を持った」じゃなくて、それは親が未熟だっただけなの。

「学校の先生にこうやって言われたんです。だから自分はこうやって落ち込んで・・」って言う人いるけど、学校の先生のくせにそういうこと言う自体が未熟なの。

だって、生徒のヤル気出させるのが先生の仕事なのに、生徒がヤル気を無くす発言をしてるんだから。それは、その先生が問題なの。

同様に、あなたが劣等感を幼い頃に持ったということは、親の育て方がおかしいの。

だから、自分は劣等感持つのをやめるの。

そして、人にも劣等感を与えないの。

それで終わらすの。

親がまたそういうこと言い始めたら、「お母さん、なんでそんなに劣等感持ってるの?」って。

すると必ず「そんなの持ってないわよっ!」て言うだろうけど、持ってるの。

何をするにも劣等感持ったままやると、ヤル気が出ないの。

さっきのボランティアも、心からやってる人は楽しそうなの。

暗そうにやってる人は、本当はやりたくないの。

中には子供を一生懸命育ててる人もいるんだよ。

会社で同僚とかに一生懸命尽くしてる人もいるんだよ。

なのに、何故か好かれないの。それは楽しそうじゃないから。

心から周りの人の仕事を手伝ってやりたかったら、必ず楽しそうにやるんだよ。

ごく普通にやるの。

子供を一生懸命育ててるのに、子供に暴力振るわれる人もいるんだよ。

そういう人には特徴があるの。

それは、自分にすごく劣等感があるから、「自分はお母さんとして立派にやらなきゃいけない」って、義務でやってるの。

だから顔に楽しさが出てないの。心とやってることがちぐはぐなんだよ。

それを見てると、子供は絶対イライラするの。

すると、子供がウワァーって暴れ出してバカバカやられるの。

でも、やられてる親は何故だか分かってない。

もし、一生懸命やってても好かれない人、一生懸命やっててもうまくいかない人は、楽しそうにやってるかどうか、よく考えて。

劣等感があると楽しそうにできないから。

この話ね、なんでこんなに長く説明しないといけないかって言うと、劣等感を与えてる方も愛だと思ってるからなの。

「不幸は勘違いから始まる」、「足りるを知る」とか色んな話をテープに録ってるけど、究極的にはこの話になっちゃうのね。

俺は、もっと分かりやすく話さなきゃいけないと思ってるんだけど、今の段階ではこれが限界くらいなの。

親も勘違いして気が付いてないけど、人が不幸になる最大の原因は劣等感なんだよ。

だから、子供に過剰な期待とかしちゃダメだよ。

ちょっとガッカリしたような顔されたり、試験や通信簿見て「あら、下がったね・・」って言われただけで、どのくらい子供が傷つくかわかってないんだよ。

ガラス細工みたいに物凄い繊細なんだよ、子供って。指でピンとやっただけで割れちゃうんだよ。

「私、そんなこと言ったことないもん」って言うけど、顔が言ってるの。

「あ、成績下がっちゃったね・・」ってガッカリした顔してから、「でもお母さんそんなの気にしてないから」なんてフォローしたってダメなの。

子供にはウソつけないんだよ。神に近いんだよ、子供って。

親が何思ってるかくらいわかるんだよ。

そして、今苦しんでるあなたもそれを親にやられてきたんだよ。

だからもうやめなって、それ。

あなたが何でやられてきたかって言うと、あなたも親になったらやる人なんだよ。

どっかで断ち切らなかったら、ずーっと不幸が続くんだよ。

あのね、劣等感がある親ってね、自分が家に帰った時、

家族が喜んだ顔したり、常に自分を称賛しててくれないと嫌なの。

それで、いつも家族に機嫌を取らせてるの。

自分はそれで気持ち良いから、良い家庭だと思ってるの。

突如、奥さんがヒステリーになったりノイローゼになったりしたら、自分を称賛させてなかったかどうか考えな。

いつも自分を誉めてて欲しいとか、いつも自分を見てて欲しいとか、そんなこと思わないよ、普通の人間は。

もし思ってるとしたら、あなたは子供の時から、ずーっと劣等感の塊で生きてきたんだよ。

たまに、劣等感をバネに出世しちゃう人もいるの。「だから頑張らなきゃいけない」って。

人よりだいぶ出世して、いつも一緒にいるような夫婦っているの。

だから、周りの人は仲が良いと思ってるんだよ。

奥さんはいつも旦那のこと誉めてるから「良い奥さんね」って言われてる。

だけど、いつもいつも旦那のこと誉めてたいか?いつも一緒に居たいか?

普通は、あっちこっち行きたいってなるだろ?って。

よっぽど厳しい親に育てられて旦那に劣等感があるから、奥さんとか子供にそれを望んでしまうんだよ。

それで、「本当に良い奥さんだったのに、突然気が狂っちゃって・・」っていうケースもあるの。

だけど、本当にそんな良い人で旦那の愛に包まれてて、おかしくなるかい?って。

そりゃあ医学上なることもあるかも知れないよ。

だけどその前に、奥さんを自由にさせてたかい?

人と楽しい思いしたら「楽しかったねぇ」とか、「良かったなぁ、また行っておいでよ」って言ってたかい?

それで、なぜそれを言えないんだい?って。

誰でもね、「自分には劣等感があるんじゃないか?育てられた時に劣等感を与えられたんじゃないだろうか?」それを考えた方がいい。

幸せの絶頂ならいいよ。そうじゃなかったら、もし不幸な人がいたら、それを考えてみて下さい。

劣等感は出世では解決できないの。

いくら家の人がチヤホヤしても解決できないの。心の中にあるから。

いくら飲み屋とかでお金使って、その時はチヤホヤされても、自分は嫌われてることを知ってるんだよ。

だから帰りにはガクッとして寂しくなって帰ってくるの。

もしあなたが不幸なら、自分の中に劣等感があるんじゃないか?ってことを一回考えて下さい。

幸せだとしたら、その劣等感が無いだけなの。

最後にもう1個だけ話します。

例えば男兄弟が何人かいたりすると、親は自分じゃなく、弟や兄貴にハイハイって物をあげたりすると。

ただ近くにいたからあげただけなのに、子供の方は「なんで弟の方に先にあげるんだろう」とか、「俺は差別されてるんじゃないか」って思っちゃう。

だけど、あんたの親はそんなこと考えてないの。

たまたまその時、怒りやすいから怒っただけなの。

親がイライラしてると、つっけんどうに子供を扱ったりするんだよ。

やられた子供の方は、「なんで俺なんだ?弟の方が可愛いんじゃないか?」とか、兄貴の方がが可愛いんじゃないか?って思うんだけど、親はそんなことすら考えてないの。

あなたの親は思いつきでただやってるだけなの。ただそれだけなんだよ。

だから、劣等感を持つほどの問題じゃないんだよ。

この、劣等感という呪縛からどうやったら解き放されるのか?

これに気付けば、「あ~、ただそうなんだ」って分かります。

人は未熟な親を選んで生まれて来るんだけど、この劣等感を無くす、止める。

これが今世の修行なの。

たとえ何回生まれ変わっても、最終的にこの劣等感を持ったままだと、幸せにはなれないの。

そして、できるだけ人に劣等感は与えない。

それを出来るようになるのが今世の修行なの。

できないと何回でも起きるの。

今世中に分からなくても良いです。

ただ、人には劣等感があることだけは分かって下さい。全員ではないよ。

うまくいってない人、いつも怒ってる人、威張ってる人を見た時は、

「この人は劣等感があるんだ。小さい時によっぽど劣等感を植え付けられたんだ」

と思って下さい。

劣等感というのは、外に対しても自分に対しても攻撃的になることがある。

劣等感が自分を攻撃した時に、鬱病になったり、ひきこもりになったりもするの。

そして、攻撃的な人間が劣等感を持ったか、優しい人間が劣等感を持ったかで、起きる行動が違ってくるの。

ただそれだけなの。

だから、全ての原因は劣等感なんだよ。根拠の無い劣等感なの。

劣等感がある人は、人から認められようと努力をいっぱいするけど、よしな。

あなたのことは神様が認めてるの。

神様がが認めてるから、あなたを地球に誕生させたの。

神様が認めてるんだから、誰が何て言おうと関係ないの。

「私のことは神様が認めてくれてるんだ」いつでもそう思えば良いの。

えー、長くなりましたけど、一応終わります。

ハイ、追伸です。

今ね、「劣等感持ってる人は、どんなタイプの人なんですか?自分達でも見抜ける方法がありますか?見抜けたら、そこからどうやって逃れられますか?」

という質問が来てるんで、それに答えます。

まず、劣等感がある人を見抜く方法です。これは物凄く簡単なので誰でもわかります。

例えば職場を想像して下さい。やたら怒ってる人がいます。

その人は小さい時に物凄く劣等感を植え付けられてます。

いつも劣等感でイライラしていて、それを晴らすためにデカい声で怒鳴ります。

「こんなことで大きな声出さなくても普通に言えば分かるじゃないか」というのにデカイ声出してます。

劣等感→イライラ→怒鳴る。こういう人が「攻撃型劣等感タイプ」です。

もう1つ、「内向型劣等感タイプ」があります。

これは「攻撃型劣等感タイプ」と、イライラするとこまでは一緒です。

ところが、内向型なので怒鳴ることはできません。

そのかわり、「お前これじゃダメじゃないか、何回言わせるんだよ」とか、

「俺はね、お前が憎くて言ってんじゃないんだよ、お前の為に言ってるの」

とかネチネチ言って、やたら長いです。1分で済む話を10分してます。

劣等感→イライラ→ネチネチ長い。これが「内向型劣等感タイプ」です。

まとめると、デカい声出す必要がないのに怒鳴るのが「攻撃型劣等感タイプ」、

長くやる必要がないのにネチネチ長く説教するのが「内向型劣等感タイプ」です。

これは両タイプとも劣等感が原因だということです。

もちろん、家庭でも同じですよ。

家で怒鳴ってるお父さんとか、ネチネチ子供に説教してるお母さんとか、これも小さい時からの劣等感です。

この場合も必ず、「攻撃型劣等感タイプ」と「内向型劣等感タイプ」に分かれます。

中には、「怒鳴る上に長い」という凄い人もいますが、こんな人は超が付くほど物凄い劣等感を持ってます。

その人の育った環境を聞くと、「あぁ、これじゃあ劣等感持っちゃうよな・・」という育ち方を大抵してます。

でも、人を怒鳴ることでイライラは晴れませんよ。

このような人達に会ってしまった場合、そういう人を上司に持っちゃう場合もあります。

自分が的かけられてやられちゃう時もあります。

それでは、やられてる人はどうするか?

見抜いて下さい。

「この人は私を怒鳴ってるけど、私の為でも何でもなく、ただの劣等感なんだ」って。

でも、「あなた劣等感ありますよね?」って上役に言えませんよね。言えなくてもいいです。

その人に呼ばれる前か、出社する前に、

「○○部長が劣等感から救われて早く幸せになりますように」と心の中で念じて下さい。

すると、だんだん変わってきます。

なぜなら、劣等感を持ってる人は、劣等感持ってること見抜かれるのが一番嫌なんです。

それがバレると、もうそんなことは出来ません。

同様に、家庭で怒鳴る親父さんがいたら、

「この人はよほど劣等感を受けてきたんだから、早くそれから抜け出せて幸せになりますように」と念じて下さい。

それと、もしあなたが子供とかにネチネチやってる立場だとしたら、「私は劣等感なんだ」って早く気付いて下さい。

たったこれだけで対処の仕方がわかって、薔薇色の人生を送れますよ。

以上です。

ハイすいません、このテープを聴いた人からいくつか質問がきてるので、それに答えたいと思います。一番多かったのが、

「子供の時に劣等感を受けたのはわかったけど、なぜそれを大人まで引きずって、そこから抜けられないんですか?」

そしてもう1つ、

「自分は劣等感が原因だってわかったけど、その後どうやったら救われますか?」

という質問です。

まず、この話を聴いてもらわないと解ってもらえないんですけど・・




実は、みなさんの心の中に「悪徳裁判官」がいます。

これは何かというと、例えばあなたが罪を犯したとします。

極端な話だけど、あなたは人を殺してしまいました。そうしたら10年の禁固刑を受けました。

そして10年後にあなたは出てきました。すると、また捕まってしまいました。

また10年刑務所に入れられました。それで出てきたら、また捕まってしまいました。

前の罪で何回も何回も捕まってしまいました。

・・それって、おかしい話ですよね?

罪を償って出てきたのにね。それをやるのが「悪徳裁判官」なんです。

例えば、子供の時に成績が悪くて、親にガッカリされたとします。

そうすると、大人になってもそれを思い出す度に、あなたの心の中にいる悪徳裁判官は再びその時と同じくらい嫌な気持ちにさせます。

それが何年も何年も続きます。

だけど、あなたは親に1回嫌な顔された時点で、十分罪は償ってるんです。だって、嫌な思いしてるでしょ。

中には、自分の家が貧しくて給食代が免除されてたような人もいるんです。

その時に既に嫌な思いをしてるのに、悪徳裁判官は何回も何回も思い出させては、その人を嫌な気分にさせる。

そういう裁判官が、あなたの中にいるんです。

一番最初にあなたを傷つけて劣等感を与えたのは親かも知れない。

だけど、その劣等感を何度も何度も繰り返して嫌な気分にさせてるのは、あなたの中にいる悪徳裁判官なんです。

そして、この裁判官は自分だけではなく他人も裁きます。

人のことを勝手に判断して、いちいち序列をつけたり、

ひどい裁判官になると、「あそこの家のお兄さんは人殺しなのよ」ってレッテル貼っちゃう。

でも、兄が人殺しをするような家庭でも、その妹とか弟が真面目に生きてるんだとしたら、むしろ称賛されるべきなんだよね。

「兄と同じ境遇でも悪い事しないで育ったんだ、立派な子だね」って言ってあげるのが、本当の正しい裁判官だよね。

それを間違って、その子は何もしてないのに、あの家の親戚に悪いのがいるとか、兄弟がどうだとか、その子の罪じゃないことにまで罪をきせたりする裁判官がいるんだよね。

その悪徳裁判官があなたを苦しめてるんだよ。

そして、もう一つ言うよ。

あなたは小さい時に家が貧しかった。それから、あなたは小さい時に親に虐待された。あるいは、親にガッカリした顔をされた。

例えば「あ~、成績下がっちゃったね・・」これで傷ついたとするよね。

だけど、家が貧しかったのはあなたの罪ですか?

それから、成績が落ちちゃうことだってあるよね。

なのに、あからさまにガッカリしたりするのは、親が未熟なんであって、本当は子供の罪じゃないよね。

ということは、あなたが傷ついた一番最初の劣等感って、無実の罪なんだよ。

なのに、そのことを何度も思い出しては、またガッカリする。

人間て色んなことをするけれど、「あー、良い経験した。こうやったらダメなんだ。だったら次はこうやろう」って、経験を積むだけだよね。

ただ良い経験をしただけなのに、劣等感を与えられると、人はだんだん委縮する。

だけど、世の中に最初から上手くいくことなんて無いんだよね。

それが2~3回やっただけで、すぐダメになっちゃう。

それは小さい時に、1回何かをやって失敗したら、「何だオマエ!」って先生や親に怒られた。

1回目から怒られたから、「失敗すれば怒られるんだ」って頭になっちゃったんだよね。

でも最初から上手くいく訳ないでしょ?だんだん上手くなるんでしょ?って。

それをちょっと失敗する度に怒った親が未熟なんであって、あなたに罪は無いんだよ。

あなたが劣等感を持ってしまった最初の一発目は無実の罪。

それを与えた親もいけないけど、思い出す度に、「私ってこういう人間なの、私ってダメなの」って、何度も何度も同じ罪を与える悪徳裁判官からお別れして下さい。

自分の心の中にそういう悪徳裁判官が出てきたら断固として、

「私の罪は償ったし、もっと言わせてもらうと、一番最初の罪は私の罪じゃございません、やめて下さい。もうあなたとは縁を切ります」

って、それで縁を切って下さい。

あと、「劣等感から解放された後、どうやったら救われますか?」という質問に答えます。

劣等感からもお別れしました、悪徳裁判官ともお別れしました。

そうすると、自分の心の中にその分ポッカリ穴が開くんです。

それを開けたままにしておくと、また昔と同じように悪徳裁判官がそこに住みついちゃいます。

一番肝心なことなんだけど、その時に自分の心の穴を埋める方法を教えます。

色んな方法試す人がいるけど、これ一つしか無いです。簡単ですからね。

言霊の力を利用して下さい。

つまり、天国言葉「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」これらの言葉を呪文のように何回も唱えて下さい。

「ありがとう」とか「感謝してます」を人に言うのは後回しにして下さい。

それより、自分の心の中に穴が空いてるんで、一日に何回も何回も言って心をいっぱいにして下さい。

自分の心がいっぱいになれば人にも言えるようになります。

いっぱいになるから溢れ出るんです。

溢れ出る前から「さぁ言いましょう」とか言われても、人ってなかなか出来ないです。

いいですか、「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」

これらの言葉を何回も何回も呪文のように唱えて下さい。

この言霊の力で見事に直ります。それで幸せになります。

二度と悪徳裁判官が住み着くこともありません。あなたに劣等感を与えることもないです。

このことだけをやり続けて下さいね。

このテープは、わからなかったら何回も何回も聴いて下さい。

そうすると必ず一回づつ理解度が深まってくると思います。

本当にあなたの為になる話だと思います。

ただですね、中には、

「劣等感の話も悪徳裁判官の話も聴きました、天国言葉も言ってます。でも私は幸せになれないんです。何か心が満たされないんです」

そういう人も出てきます。

あなたの周りにそういう人が出てきたらどうしたら良いか?

普通の人は「あなた天国言葉ちゃんと言ってる?」とか、「何回も言ってるかい?」とか、そういうこと聞いちゃうんですけど、

これまでの話を聴いて実践しても幸せになれない人の99%は、たった一つの理由しかないです。

それは、あなたに劣等感を今でも与え続けてる人がいます。例えば親とか上司とか。

そういう環境の下であなたは生きてます。

そして、あなたはその劣等感を与え続けている人に依存してるんです。

一緒に生活してる人、例えば旦那さんが劣等感を与えるようなこと、

「本当にお前みたいなバカ嫁はいない」とか言ったり、箸の上げ下ろしまでネチネチ言われている。

そんな劣等感を持ってる人から別れられないで依存しちゃってる人がいます。

そういう人は何を聴いても幸せになれないんです。

なので、「本当に天国言葉言ってる?」って、その人に訊くより、

「あなた、誰と一緒に生活してる?」とか、「会社にいる人どんな人だい?」って訊いた方が良いんです。

人間として一番辛い事は、劣等感を与え続けてる人から離れられないことなんです。

なぜ離れられないかを教えます。

劣等感を与え続ける人は精神的にあなたを虐待してます。

ところが、本当の悪者は実は、あなたなんです。

なぜかというと、あなたは自分のことをもっと低い人間だと思ってるんです。

いいですか、あなたは、

「自分はだらしない人間で、何て言われようと、ここから出て行ったら食べていけないんだ」

って、自分自身を精神的に凄く虐待してるんです。

例えば、あなたがあなた自身を100虐待してるとします。

そうすると、他の人があなたを90虐待しても、あなたはそれに耐えられるんです。

本当にあなたを虐待してるのはあなたなんです。

あなたは自分を低く低く置いてます。

だって、あなた以上に誰かがあなたを虐待したら、そこには絶対居れませんよ。

耐えられないんです、人間というのは。

あなたが一番自分を虐待してるから、他人の虐待に耐えられたり、あなたに劣等感を与える人から耐えることができるんです。

そういう人は、原因をちゃんと突き詰めれば良いんです。

対して、人を怒鳴ることやネチネチ言うことを止められない人がいます。

それは、覚醒剤現象って言うんだけど、覚醒剤は打つと一瞬だけフワッと気持ち良くなるから、またしばらくすると覚醒剤を打つ。

そのうちだんだん体が蝕まれていくよね。

それと同じように、いつもイライラしてると、弱い部下を怒鳴ってはイジメる。

家に帰っては奥さんにネチネチ言う。

子供にも「なぜ肘をつくんだ、なぜお箸をアレするんだ」とか、優しく教えれば良いことを怒鳴ったり、ネチネチ言うことで鬱憤を晴らしてるの。

それって、覚醒剤打って一瞬気持ちが良くなってるのと同じだよね。

そんなに覚醒剤打ち続けてたら体が悪くなるよって。

そんなことをし続けてたら、子供や家庭だったり、あなたの部下だったり、つまり、あなたの環境を破壊してるのと同じだよって。

劣等感があって、いつもイライラしてる人というのは、「自分は悪い人間だ」とは絶対思いたくない。

イライラしてるくせに「自分は立派な人間だ」と思われたいから、いろんなところ出掛けて行って、

店員とかにちょっと落ち度があると、「君はこうじゃなきゃダメじゃないか」どうのこうの言って正義感を振りかざす。

中には、「うちの子は正義感が強くて学校の先生とああいう風に揉めて、こういう風に揉めて・・」って言う親がいるけど、

そんなに正義感の強い子が、あっちこっちで揉め事起こす訳ないでしょ?イライラしてるんだよ。

そのイライラをあっちにぶつけ、こっちにぶつけているんだよねって。

劣等感の強い人間が宗教を始めて「私が神だ」とか言い出すと、悪徳裁判官と一緒にいるから、とんでもない犯罪犯したり、とんでもない虐殺をはじめる。

そういう人間がひとたび独裁者になっちゃうと、ヒットラーみたいに「あの民族を皆殺しにするんだ」って、とんでもないことを言い始める。

なぜ地球から戦争がなくならないんですか?

なんでこんな素敵な星の中で、こんなに争い事が起きるんですか?

あなたを不幸にするもの、国を不幸にするもの、最大の難点、最大の敵、最大の悪魔は劣等感なの。

そして、劣等感と共に手を繋いでタッグを組んでる悪徳裁判官なの。

もし、今あなたが凄く苦しんでて、このテープを聴いても、そういう逆境から抜け出せないなら、何回も聴いて下さい。

そして、この劣等感と悪徳裁判官の組み合わせをジーっと見つめて下さい。

そうしたら色んな人のことを見抜けるようになります。

見抜けるようになった人間は顔が違います。出てくる波動が違います。

その人はもう別の人です。人生も別の人生を歩めます。

よーく勉強して下さい。自分のことを見抜いて下さい。

自分で自分を虐待してないですか?

「そうだ、私は自分のことを取るに足りない人間だと思ってた。怒られながらもジッとしてなきゃいけない人間だと思ってた。この人は怒り続けて、さもお前の為だと言いながら、劣等感を晴らそうとしている人間なんだ」

一つ一つ見抜いて下さい。

全てを見抜いた時、今あなたに起きてる現象が変わります。

あなたから出る波動が変われば、全てが変わります。

もう、知り抜いた人間と知らないで怯えてた人間は違うんです。

このテープ解りづらいかも知れないけど、何回も何回も聴いて下さい。必ずあなたを助けます。

あなたの周りの人をみんな幸せにします。

長くなっちゃったんですけど、精一杯話しましたから、本当に100回聴くつもりで聴いて下さい。

どの部分取り出して聴いてもいいです。解らないとこだけ何回も集中して聴いてもいいです。

何度でも聴いて下さい。宜しくお願いします。

ハイ、追伸です。

次から次と質問が来るんで答えます。

さっき話したように、劣等感がある人間は二通りあるんです。

分かりやすいんで攻撃型劣等感タイプ、怒鳴る方がよく出ちゃってるけど、本当は内向型劣等感タイプ、別の言い方で、「憐れみ型犠牲者タイプ」というのが多いんです。

怒鳴る人というのは独裁者のようなタイプです。

会社でも威張ってるような人は、部下に対してだけ独裁者なんだよ。

「お前の為思ってるから言ってんだ」とか言ってるけど、上の人間には一言も言えないの。

下に強いのが独裁者タイプだからね。

こういう人は怒鳴ることによって相手からエネルギーを奪ってるんです。

もう一つの被害者タイプは、「ともかく私は親にこうやってやられてきたんです」

それで、その人が親から抜けて職場行ったら今度は、「職場で私はこういうイジメにあってます」

そして、「今就職やめてて、今からボランティア活動するんです」とか言ってそこ行くと、

「ボランティアの団長さんがこういう人で・・」って、必ずある。

常に自分は被害者なんです。

被害者を装うことによって、相手から同情という形でエネルギーをズルズルと奪ってるんです。

そういう人が商売始めると、「最近同業者が出てきてこうなのよ・・」とか言うけど、同業者のいない商売なんか無いんだよ。

その人の話聞きながらも、あなたは「この人、被害者タイプだ。私からエネルギーを取ろうとしてる」って見抜いて下さい。

また、そういう人に引っ掛からないようにね。




ところで、独裁者タイプは何でいちいち怒鳴っているのか?

被害者タイプは何でネチネチそんなことをしているのか?

劣等感の本当の正体って実は、「恐れ」なんです。

人間の心というのは本来、神の愛と光で出来てます。

それに劣等感を植え付けてしまったのが、「恐れ」という「我」なんです。

そして、

「恐れなきゃいけない」って人は育てられてるんです。

いいですか、はじめに言葉ありき。

「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」

こういう言葉を言ってる時は愛なんです。

ところが、不平、不満、愚痴、泣き言、文句、心配事、「許せない」、「ついてない」って、

全部恐れから出てくる言葉なんです。

それで、この世の中には不幸な人と幸せな人がいます。

「お金がある人が幸せなんだ」って言う人いるけど、お金があってもノイローゼになる人とか、病気になる人とか、いっぱいいるのね。

良い大学入れば幸せだって言うけど、良い大学入って頭おかしくなった人とかいっぱいいるの。

お医者さんになれば幸せだと言う人もいる。だけど、病院で働いてた人から聞いたけど、

お医者さんて物凄く威張るんだって。全員じゃないよ。

威張る人というのは劣等感の塊なの。

小さい時から「おまえ医者になれなかったら大変だよ」とか、「あの子見てごらんなさい、あんなに成績が良いんだから」って言われ続けてきたの。

あのね、成績の良い子って必ず、もっと良い子と比べれられてんだよ。

だから、みんな劣等感を持っちゃってるの。

それは、恐れを植え付けられてるってことなの。

地球ってこんな素晴らしい星なのに、地獄として生きてる人と、天国として生きてる人がいるの。

それは、恐れを感じてる時間が多いか少ないか、なんだよ。

テレビ観てても、恐れを植え付けるようなことばっかり言うの。

「このままじゃ国が破綻する」とか、「保険もらえなくなったら、あなたはどうする?」とかって。

ただでさえお金無いのに、「怪我したら大変だから保険に入りましょう、○○しましょう」

って、凄く恐れを植え付けるようなことばっかり言うの。

だから、怯えてる人間が更に怯えるの。

そんな怯えるようなこと考えるより、「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます」って言ってる方がずっと良いんだよ。

この恐れがあなたをおかしくしちゃうの。

恐れでグーっと自分が押し潰されそうになると、どっかに出るよね。

例えば饅頭でも、ギューっと押し潰したら横からアンコが出てくるじゃない。

それと同じように、恐怖で押し潰されると、怒鳴る方に出たり、憐れみ型でネッチリ出たりするの。

押されて押されて、自分がどうしようもなくなると、劣等感から逃れようとしてムチャクチャ頑張って学力上げたり、お金も無いのにブランド物買ったりするの。

「自分の力では劣等感を無くせないけど、ブランド物持てば人が注目してくれるんだ」って。

だけどそのうち、「最新型じゃないと人が注目してくれない」って言い出して、借金してでも最新型買っちゃう人もいる。

だけど、それはその人が持つ恐れが原因なんだよ。

この恐れから抜け出せた人は天国に行けるの。

そして、神様がこの地球で学びなさいと言ってることは、たった1個なの。

いいですか、最後の核心はムチャクチャ簡単だからね。

あなたは自分を尊重して下さい。

自分を愛して、自分を尊重すれば良いんです。

それが出来ないとしたら理由はたった一つです。

あなたが完璧主義者だからです。

「私はこれもできない、あれもできない、こんなだらしない、親からもこう言われて、ああ言われて・・」って。

人間は完璧じゃないんです。親も完璧じゃないんです。あなたも完璧じゃないんです。

完璧じゃないあなたが完璧になる努力をしちゃダメなんです。

「自分は能力も大して無いのに、よくこんだけ頑張ってるよな。偉いよなぁ」って尊重して下さい。

人に対しても、「あなた偉いよね」って尊重して下さい。

あと、いちいち人のこと心配するのやめて下さい。

あの人ああだとかこうだとか、いちいち腹立てないで下さい。

「官僚が悪い、政治が悪い」じゃなくて、「政治家もよく頑張ってるよなぁ。別に俺がやったからって、あの人達より立派に出来る訳じゃないもんな」

みんなのことを尊重した時、たちまち天国になるの。

だって、心配とは恐れから出る言葉だけど、尊敬とか尊重というのは愛からしか出ないの。

自分に恐れが出てきた時、全部それを潰しちゃうクセをつければ良いんだよ。

放っとくと恐れって勝手に出てくるの。

恐れが出てきたら「ついてる、ついてる」って言うとか、劣等感が出てきたら、「しかし自分はよく頑張ってるよなぁ」とか、

「いや、俺は自分のこと尊重して尊敬してるんだよ。だから、自分より出来る人見たらますます尊重するし、今頑張っている未熟な人も、あと5代とか10代先には素晴らしい魂になるんだろうなぁ」って。

尊重なの。

子供のことも、「お前のことが心配でさ」って言うのは恐れなの。

何かしでかすんじゃないか、食っていけなくなるんじゃないかって不安なんだよね。

そうじゃないの。

「お母さん、あんたのこと信じてるからね。あんたなら大丈夫だよ。だって、お母さんなんかこんな未熟でもこんだけやれたんだもん。

お母さん自分のこと大好きだよ。大好きなお母さんが産んだ子なんだから、お母さんはあんたのこと大好きだよ」って。

その言葉には恐れが無いの。

劣等感とは、恐れの連鎖なんだよ。

よく、恐れや劣等感が戦争を起こすって言うの。

こう言うとおかしいけど、日本も「満鉄を失ったら日本は終わりなんだ」って国民を洗脳したんだよね。

だけど、今満鉄って無いよね?満州も無いし、日本の植民地は一つも無いよね?でも日本は世界で一番くらい発展したよね。

ということは、恐れとは嘘なんだよ。妄想なの。この妄想に騙されちゃダメだよ。

恐れより愛の時間を多く作れば良いの。

愛なんか出す必要ないの。元々人間は愛の塊なんだよ。

愛を奪ってるのは恐れなの。

そして、この恐れから出る言葉が地獄言葉なの。

うちが地獄言葉、天国言葉って一生懸命教えてるのは、地獄言葉を言いそうになった時、逆に天国言葉を言うと恐れは消えるんだよ。

恐れとは闇と同じで、電気付けたら一瞬で消えちゃうの。

でも、電気消して闇にしとくと恐れがまた湧いてくるの。

夜になれば闇が来るのと同じように、あなたの心にも闇が出てくるの。

出てきたらすぐ明かりを付けるんだよ。つまり天国言葉を言えば良いの。

自分に対して「自分を尊重して尊敬してるよ」って言えば良いの。

たったこれだけのことで全部変わっちゃうの。

だって、怒鳴ってる人見て、「この人怒ってるんじゃなくて、恐れてるんだ」て思えば、見方が全然変わっちゃうの。

いつも泣き言言ってる人に、「あんた何恐れてるの?」て言ってみな。

この人は悲しいんじゃないの、恐れてるの。

それを見抜かれたら、明かりを照らされたら、その人は居られなくなるの。消えてくの。

それで、直っちゃうしかないの。

自分のことを有りのままで尊重しな。

そうしたらドンドン変わっていくから。

変わってから自分を愛するんじゃないんだよ。

愛すれば変わるの。

それで、どうやって自分を尊重するかというと、四六時中言うの。

キリストも言ってるけど、始めに言葉有りきなの。

「私、自分のこと尊重してるし尊敬してるんだ。みんなのこともすごい尊重してるし尊敬してるんだよ」って。

尊重し尊敬したら、色んな行いが変わってくるの。

だから、始めに言葉なんだよ。それはたった一つ、

「自分は自分のこと尊重してるし尊敬してるんだ」

だから、もうやめな。

人を怒鳴って人からエネルギー取ること、人の憐れみ買って人からエネルギー取ること。

これをやめな。

もうそんな必要ないの。その行為自体が地獄なんだよ。

無いもの奪い合ってるって地獄だよ。

そんな地獄のような生活しちゃいけない。

この地球は、神様が天国として創った最高に綺麗な星なの。

歌があり、水があり、緑があって花があるの。

こんな素晴らしい所に生まれて、なぜ地獄のように生きるんですか?

誰があなたに最初に恐れを植え付けたんですか?

恐竜が出るわけじゃない、街にライオンが出るわけじゃない、こんな素晴らしい星にしたのに、

なぜずーっと、代々あなたの家は、あなたに恐怖を植え続けるんですか?

なぜテレビでも何でも恐怖ばっかり植え付けるんですか?って。

日本って世界で一番くらい豊かな国なんだよ。

それなのに、なぜこんなに苦しんでるんですか?って。

よってたかって、みんなで恐怖体験を話し合ってるだけでしょ?

恐怖でもオカルトのお化けの話なら、たまには楽しくて良いの。

それより、なぜ自分をそんなにイジメるんですか?

あなたは自分をイジメてるんだよ。

威張ってる人も、あなた本当は自分をイジメてるんだよ。

何を恐れてるんですか?って。

恐れより愛を出して下さい。

愛を出すには、天国言葉を言えばいいです。

そして、たった一つ、「大元の自分を私は尊重してるし尊敬してるんだ」って。

あなたに能力が無いとしても、「私、試験とか全然できなかったのに、社会出たらなんとか生きてるんだよね。すごいよねぇ」って。

誉める気になれば、いくらでも誉められるの。貶す気になれば、いくらでも貶せるの。

自分を貶して生きたら地獄だよ。自分の粗探す人は、必ず人の粗探すよ。

まずは自分だよ。まず自分が「私は私を尊重して尊敬してます」これを言って下さい。

世間は反対のことばっかり言ってるの。

自分を落として人を立てる人間が立派だとか、

ちょっと「自分を尊重して尊敬してる」って言うと、「あんたナルシスト?」とか、くだらないことばっかり言うの。

人が幸せになる邪魔をするんだよ。

代々代々ずーっと続けるんですか?これを。

あなたは幸せになって下さい。

私はこのテープを一生懸命聴いてくれた、一時間も二時間も聴いてくれたあなたをずっと尊重し尊敬してます。

私も未熟だけど、私は私で一生懸命尊重し尊敬してます。

そうしたらやれることも出てきました、こうやって。

みなさんも自分のエネルギーを恐れに使わないで下さい。

たった一回の人生を地獄としてここを生きないで下さい。

誰が何と言っても、一人さんはあなたを認めてるし、神様もあなたをずっと認めてます。

そのことだけ忘れないで下さい。

長い話でしたが終わります、ありがとうございました。

以上です。最後まで読んで頂き、大変ありがとうございました。

👇この記事を気に入ってくれた方はクリックお願いします!

ストレスをサプリで解消する選択肢もある【未来の青汁ウルトラパニウツ元気】

銀座まるかんの商品(健康食品)の効果に関する口コミを楽天レビュー全1,864件を元に集計しました!
自分は無価値だ、ダメ人間だと思ってる人へ、斎藤一人さんの目からウロコな教えを紹介します。
ブログで説く斎藤一人さんの名言シリーズ。あなたは自分が嫌いですか?人生を明るくする方法を斎藤一人さんはズバリ教えてくれます。
一瞬で人生を変えるかも知れない斎藤一人さんの「押し出し」の法則を解説します。
優しいだけが愛じゃない。時には厳しさも必要だと分からせてくれる斎藤一人さんの名言を完全文章化しました。