栗田電機(株)

当社との出会いは、大学の就職課からの紹介でした。坊ちゃんスタジアムをはじめとした公共施設や、大規模な商業施設にも使われている、様々な電気関連の商材を手掛けている企業ということで興味を持ちました。文系出身で電気系の知識はまったくありませんでしたが、専門知識や商材についてしっかり学べる体制が整っていましたので、思い切って入社を決めました。同じ大学の経営学部出身の先輩が活躍していたのも心強かったですね。

入社後はすぐに営業職として働くのではなく、まずは商品管理課に配属になって、当社で取り扱う商品の在庫管理や品出し、配送などを担当しながら、少しずつ商品やクライアントをおぼえていきました。商品を建設中の現場に直接届けることもあり、大規模なグラウンドの照明設置など、今まで見たこともない電気工事の作業風景やダイナミックな現場を肌で感じながら、幅広い知識を身につけることができました。

現在は営業職として、設計図面をもとにクライアントへ最適な商品の提案から、発注、納期の管理、納品まで一貫して手掛けています。先輩に同行しながら、営業の基礎知識や仕事の流れも丁寧に教えてもらえましたし、設計図を読めるぐらいの専門知識も自然と身についていましたので、営業職になってからも、スムーズにお客さまと話を進めることができました。クライアントの多くは、当社と長いお付き合いのある電気設備工事を手掛ける企業なので、今まで培ってきた信頼関係も大きな強みのひとつ。住宅からマンション、工場、道路の照明、学校、公共施設…など、大規模な案件もたくさん任せていただけましたね。中でも、発電所の設備改修工事に使用する商材を手配した時には、長さが4メートルほどある資材を何百本も納入し、人々の暮らしを支える施設のスケールの大きさを感じました。あらためて、街づくりやインフラを担う仕事を手掛けているんだという実感がわいてきて、誇らしい気持ちになりました。

職場は若手の先輩が多く、何でも気軽に質問できますし、新人を会社全体で育てる風土も根付いています。知識はもちろん大切ですが、それよりも、お客さまの気持ちに応えたい！という想いをどれだけ伝えられるかが重要な仕事ですので、少しでも興味がある方は、ぜひ思い切って挑戦してください！
＜松山支店営業課　武市直人＞