2022年4月2日(土曜日)
今日は“一粒万倍日”。
一粒万倍日というのは、何事を始めるにも吉とされる日なのです。
一粒のモミが、その万倍にも実る稲穂になるところから、このように言われています。
2022年4月2日(土曜日)
「平和」、この言葉は平和な時にはあまり出てはこない。
一人の人間が戦争を開始させるのがこんなにも簡単なものなのか、この度よくわかりました。
「ウラジーミル・プーチン」、
彼はロシアの大統領だ。
核兵器保有数は約6,300発。
嘘でしょう、こんなにもあるのかぁ。
「戦争は嫌だ」
好きな人はいないと思っていたが、好きな人がいたのだ。
恐怖政治で絶大な権力を握ったソ連時代のスターリン書記長。
彼は手段を選ばず目的を遂行したという。53年に脳溢血で死ぬまで強権を振るい続けたのだ。
人は権力を握ると、人の命が軽くなるのだろうか。権力の頂点に立ち、反対勢力は勿論、少しでも気に食わないと容赦なく粛清を重ねる。恐ろしいことだ。
スターリンも人の子だったのが、第一次五カ年計画とこのことに続く大粛清によって、自らが殺害した人達の亡霊に悩まされたのか、晩年のスターリンは「自分の周りにいる人間は総て敵である」と、妄想に悩まされ、館にこもって殆ど人前に出なかったといいます。
第一次五カ年計画では、集団農場を組織し、富農達の資産を没収、処刑されたり強制収容所送りになったりして、100万人の犠牲者を出した。
この集団農業化により、農作物の生産量が激減し、数百万人~1千万人もの餓死者が出た。
特にウクライナに於ける飢餓の被害は甚大で、ウクライナ政府によって2006年にジェノサイドと認定されたのです。
ウクライナ飢餓で、人々は飢えをしのぐために、病死した馬まで食べたという。
ウクライナ国民の団結力が強いのは、こうした歴史があるからだろう。
プーチンも、スターリンと同じように亡霊に悩まされる日が来るか、それとも死が早いのか?