Happy Birthday!
本日お誕生日ライアン・ビンガム
1957年11月5日、ニュージャージー州の田舎町エングルウッドに生まれたジョン。サラ・ジェシカ・パーカーやジョン・トラヴォルタも同じ町の出身です。両親ともにノルウェー系で、父親は地元の料理人だった。少年時代の彼は大人しくて目立たない優等生。ぽっちゃり体系で眼鏡をかけた秀才君だったようです。大学でも医療工学を学んでいたそうですが、どうもこの時期にアメフトを始めてから性格がガラッと変わり、見た目も一気に垢抜けて精悍になった模様。アメフト未経験にも関わらず、たったの2か月でレギュラー入りしたのだとか。注目されることに歓びをおぼえた彼は、学校劇に参加したことをきっかけに俳優を志すようになります。
‘80年に大学を卒業してすぐニューヨークへ出て、俳優になるチャンスを伺っていたジョン。当時はバーテンダーに場末のクラブのダンサー、一般家庭向け清掃員のアルバイトを掛け持ちしていたのだとか。ある時、その清掃員の仕事で派遣された先が、ジョン・トラヴォルタのマネージャーだったボブ・ルモンド。一目で彼の将来性を見抜いたボブは、ロサンゼルスへ活動の拠点を移すよう強く勧めます。その言葉に従い、’81年9月にロサンゼルスへ降り立ったジョン。最初に受けた映画『青い恋人たち』(’82)のオーディションには落ちましたが、その後すぐにテレビドラマ『Voyagers!』の主演が決定したわけです。
撮影が始まった当初は、カメラの前でどう演技すればいいかも分からなかったというジョン。なにしろ、これが生まれて初めての俳優の仕事でしたからね。全くの未経験の新人俳優が、猛スピードで撮影を進めていかねばならないテレビシリーズの主役を演じるというのは、恐らく当時でも前代未聞だったはずです。ただ、番組はタイムトラベラーの冒険を描いた単純明快なアクション物で、運動神経の発達したジョンには向いていたのかもしれません。また、当時の共演者によると彼自身の吸収力も早く、あっという間に撮影現場のノウハウを学んだとのこと。基本的に勘の鋭い人だったのでしょう。
VOYAGERS! -- 'Created Equal' Episode 2 -- Aired 10/10/82 -- Pictured: Jon-Erik Hexum as Phineas Bogg, (Photo by NBC/NBCU Photo Bank via Getty Images)
ただし、この番組は放送時間帯が悪かった。というのも、裏番組が日本でも有名なモンスター級の長寿ニュース番組『60ミニッツ』だったんです。それを考慮すれば視聴率17%は大健闘で、実際放送局NBCもシーズン2の放送を検討していたらしいのですが、当時たまたま『60ミニッツ』で不祥事が発覚して問題になったことから、NBC幹部は「このタイミングで裏にニュース番組をぶつければ視聴率を奪えるかも!」と考え、『Voyagers!』をキャンセルして新しいニュース番組を放送することにしたんです。ちなみに、この後番組『Monitor』は、視聴率たったの7%しか獲れずに惨敗。あーあ、って感じですね(笑)。
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