ジェイダ・ピンケット・スミスがどう思ったかわからないが、『最後の決闘裁判』でも『宮本から君へ』でも、妻のために復讐する夫を見て、妻は「この人が戦ったのは、傷つけられた私のためではなく、自分の、男としての面子を守るためなのだ」と感じてしまう。
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町山智浩
@TomoMachi
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アン・リーの『ブロークバック・マウンテン』、ファルハディの『セールスマン』では、妻を侮辱、または凌辱されたと思った夫が相手に暴力で復讐または制裁する。しかし妻はそれが自分への愛だとは感じられない。逆に、自分の男性性を証明しようとする夫のエゴを感じて、心が離れてしまう。 twitter.com/TomoMachi/stat…