今日改造するのはONKYOのND-S1というIPODの中に入ったデジタルデータを取り出し、そのまま同軸や、opticalでアウトプットすることでDACに接続して使うことができるというものです。


こちらがそのND-S1です。
 


今はこのND-S10とND-S1000しか生産されておらず、ND-S10はND-S1のiphone対応したモデルであり、S1000はプラのボディーをアルミにして振動を抑えたモデルです。

ちなみにiPhoneはND-S1でもアップデートで問題なく使えるようになりました
内部はどれもほとんど同じになっておりますので、今回の改造はどの機種でも行うことができます。 



こちらが今回犠牲になる私のND-S1です。

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今回はND-S1に10uFの積層コンデンサと470uFのオーディオ用電解コンデンサをつけてノイズ対策、電源のデカップリング強化をしてみたいと思います。
もちろん私がどこどこにこれをつけてノイズを消すーみたいなかっこいいことはわからないので他のブログの方の真似でございます。はい( ´,_ゝ`)

ネジを外すために2種類のドライバーを使用しました。
普通のと普通よりもひとつ小さいやつです。
てきとうですいません。

早速外していきます。

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後ろのパネルに付いている9本とうらの4本を外します。

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外すとこのようなことになっています。
そして写真の左下に付いているネジを外すと基板が取り外すことができます。

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10000円のオーディオ機器にしてはなかなか頑張っているように見えます。

まずは写真の左端のしたに何も取り付けられていないパターンがありますがそこにコンデンサをつけます。
隣にあったコンデンサが470uFでしたので今回は同じ容量のFineGoldをつけてやりたいと思います。
なんと隣の小さなコンデンサーと同じ電気容量なんですね…内部の誘電比率が異なってくるのでしょうか?

天井が低いので足を曲げました。

んでんで
取り付けます。
イモハンダなのは勘弁して下さい。

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次は裏の光のジッターを大幅に改善すると言われている10uFのセラミックコンデンサを取り付けたいと思います。

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できました。

ガワを被せます。

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すごい見えてますwww
元通りにして早速聞いてみます。

試聴に使用したのはAKGのK701を使用しました。
またDACはDR DAC 2です。HPAはPH300です。




試聴に使用した曲は大好きな曲のスティーリー・ダンのAja


マーカス・ミラーのM2

です。
一度は聞いてほしい曲です。

それではND-S1改のレポです。
正直わからねえだろと思っていましたが結論から言うとものすっっっっごい変わりましたw
全体的に音がとてもクリアになり、高音に感じていた違和感がなくなり、またどこからそのひとつひとつの位置がわかるようになりました。
なんとなくジッターのブレがなくなったせいか、低音に感じていたブヨブヨはなくなり、低音の量は少し減ったような感じがしますが、とても締まった低音が出るようになりました。
もちろん熱で少々傷んだであろうコンデンサは回復していくと思うので今後にも期待することができます。


この改造はとても変わるのでオススメします。
皆さんも良かったら試してみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。