試験概要

賃貸不動産経営管理士試験の5問免除は活用すべき?合格率への影響は?

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賃貸不動産経営管理士試験の受験者のなかには、賃貸不動産経営管理士講習を受けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

賃貸不動産経営管理士講習とは、修了すると試験が一部免除(5問免除)になるというものです。試験勉強の負担を軽くし、且つ合格を目指すのであれば活用しない手はないでしょう。

本コラムでは、5問免除や賃貸不動産経営管理士講習について解説します。

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賃貸不動産経営管理士試験の5問免除とは?

賃貸不動産経営管理士の5問免除とは、試験問題が5問免除される制度。賃貸不動産経営管理士講習を修了すると、5問免除を受けられるようになります。

【賃貸不動産経営管理士講習とは】

賃貸管理業務に必要となる専門知識を身につけ、実務能力を高めるための講習。受講の義務はなく、希望すれば誰でも受けられます。

最新の知識を得られるため、すでに資格を持っている人にとってはスキルアップに役立ちます。

賃貸不動産経営管理士講習は、2週間かけて自宅で行う「事前学習」と会場に出向いて1日がかり実施する「講習(講習・確認テスト)」で構成されています。

講習を受けるタイミングにもよりますが、賃貸不動産経営管理士講習を修了するまでにかかる期間は3週間ほどです。

賃貸不動産経営管理士講習の実施概要は下記の通りです。

学習内容①事前学習:「賃貸不動産管理の知識と実務」を使用した自宅学習)
②スクーリングによる講習:「賃貸不動産管理の知識と実務」使用、確認テスト含む
受講申込期間申込期間は各会場ごとに異なります。
詳しくはこちら
受講要件どなたでも受講できます。ただし、受講申込方法については、実施団体の定めがあります。
修了の要件概ね2週間の事前学習と全講義の適正な受講遅刻・途中退室は不可。本人確認を行います。
修了の証し本講習の修了者は、賃貸不動産経営管理士試験を受験した場合、知識を習得した者の証しとして、出題50問のうち5問が免除(問46〜問50)されます。
※修了年度より2年間有効
参考:一般社団法人賃貸不動産経営管理士協議会 受付センター

5問免除は合格率にどう影響する?

5問免除は合格率にどう影響するのでしょうか。合格率を比べてみましょう。

【A】全体の合格率

受験者数合格者数合格率
32,459名10,240名31.5%

【B5問免除(管理士講習修了者)の合格率

受験者数合格者数合格率
10,390名3,738名36.0%

(A)受験生全体の合格率31.5%、(B)5問免除を活用した受験生の合格率は36.0%となっています。

5問免除を受けることで、合格率が5%近く上がっているため活用した方が良いといえるでしょう。

参考:令和3年度賃貸不動産経営管理士試験合格発表について

賃貸不動産経営管理士は、2021年4月21日の国土交通省令にて国家資格となりました。国家資格になったことで試験の難易度はさらに上がることが予想されています。

試験の動向については、下記のコラムをチェックしてみてください。

令和3年度の合格率70.25%(全国平均の2.23倍)

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