担任児童らに繰り返し「いじめ」 横浜市立小教諭を懲戒免職
教員としてあるまじき問題です。
横浜市立小学校の46歳の男性教諭が、担任する複数の児童に対し、給食を少ししか盛り付けない・1時間以上しっ責するなどの虐待行為を繰り返したとして、懲戒免職となりました。
横浜市教育委員会
「今後二度とこのようなことがないよう、再発防止を徹底してまいります。大変申し訳ありませんでした」
25日付けで懲戒免職処分になったのは、横浜市旭区の市立小学校に勤務する、46歳の男性教諭です。
市教委によりますと男性教諭は2020年度の数カ月間、担任をしていた4年生のクラスで少なくとも4人の児童に、給食を少ししか盛りつけない虐待行為を繰り返していたということです。
また、この児童らにプリントを配らないことが頻繁にあったほか、一部にはテストや授業を受けさせなかったり、およそ1時間にわたってしっ責したりしたとされています。
こうした行為について男性教諭は「しっ責されている姿を見せることで、ほかの児童に抑止の効果があると信じていた」と話しているということです。
市教委は問題について去年から外部の専門家らと調査していて、「心理的な虐待、いじめと認定し、極めて悪質で教育者としての資質に欠ける」ことなどを処分の理由としています。
また市教委は58歳の校長についても、いじめの防止や早期発見などの本来業務を果たしていないとして、減給処分としています。