【#オーズを守ろう】仮面ライダーオーズ10thの正史からの外して下さるようお願いします!
【#オーズを守ろう】仮面ライダーオーズ10thの正史からの外して下さるようお願いします!
1.はじめに
2.仮面ライダーオーズという作品について
3.問題となった今回の映画について
4.署名活動について
5.最後に
〈1.はじめに〉
この署名活動の内容には本編及び本作品のネタバレ要素を含みます。
本編を一度視聴した上で閲覧及び参加していただけると幸いです。
またこの署名活動は、作品及び関連商品の不買運動や、公開中止の呼びかけなどでは決してないことをご理解頂きたく思います。
〈2.仮面ライダーオーズという作品について〉
仮面ライダーオーズという作品は、2010年9月5日から約1年間、東映制作のもとに放映された、特撮テレビドラマです。
このドラマは『平成仮面ライダー』12作目,通称『平成仮面ライダー二期』の2作目にあたる作品です。
この作品は、脚本家小林靖子氏による重厚且つ、メッセージ性の高い脚本と、個性的な登場人物の群像劇から、放映開始から12年経った今でも人気が衰えず、
NHKによる企画「全仮面ライダー大投票」の結果、作品部門3位にランクインする程の人気作になります。
この作品における一番のメッセージは “誰かの手を掴むことの大切さ” ではないでしょうか。
2011年3月11日.東日本大震災という悲しい災害が起き、暗く落ち込みつつあった日本人の心に刺さる、温かいメッセージが込められた作品でありました。
〈3.問題となった今回の映画について〉
しかし今年に入り、その正式な続編を謳い公開された、
「仮面ライダーオーズ10th復活のコアメダル」(以下『本作品』)
という作品は、あまりにも私たちファンの期待を裏切るような作品でした。
物語の根幹である「誰かの手を掴む」というメッセージが完全に欠落しており、本編最終回で迎えた各登場人物の思いまでも踏みにじるような内容でした。
オーズ本編最終回では、主人公である火野映司は、彼の協力者であり、相棒である怪人のアンクの腕を掴んだことで『求めていたどこまでも届く腕は、仲間の手を掴めば手に入る』という事に気づきました。
一方もう一人の主人公でもあるアンクは、人間の火野映司と手を組み、最初は利用し合う関係から、共に協力することになっていきます。
最終回では自身の意思の宿るメダルが砕け、死亡してしまいました。
しかし不死のメダル怪人の彼にとって、命を手に入れることが最大の欲望であり、即ち死ぬことは命を手に入れたことでもあったのです。
アンクは火野映司と手を組んだことは間違いではなかったと満足げに伝え、消滅します。
しかし本作品は、本編とは真逆の方向性の作品となっております。
本作品内での火野映司の前日譚では、彼は仲間と協力するわけでもなく、一人で強敵に立ち向かいますが、敗北してしまいます。
その後、戦火の中で取り残された少女を見つけ、彼女を庇い、一人で命を落としてしまいます。
本編最終回であれほど訴えた、仲間の手を掴むとはなんだったのでしょうか?
一方アンクはこれといった説明もなく冒頭で復活し、念願の命を再度失うことになってしまいます。
更に、後述する更なる悲劇を彼は味わうこととなります。
これが本編最終回に対するアンサーならこんな酷なものはないでしょう。完全に死者への冒涜です。
本作品ラストでは火野映司が死亡してしまいます。
これはシンプルなバッドエンドであり、本編におけるアンクの死のようにドラマもなければメッセージもない、
ただただ登場人物及びファンを悲しませるためだけのものでした。
瀕死の主人公を救命しようとする仲間は誰もおらず、製作者側の主人公を殺したいという意図ありきで本編のキャラクター像は歪められてしまったように感じます。
4.署名運動について
そこで今回は当署名運動をさせていただきました。
署名の目的は、
「仮面ライダーオーズ10th復活のコアメダル」を正史から外す
という事のみ集約します。
この署名によっての効果は
●本作品は本編ではなく、パラレル作品という扱いになる。
よって今後、仮にオーズの正式な続編が作られたとした場合でも、本映画の影響を与えない。
●本作品をオーズ正史に含ませると、本編での登場人物の意志や、脚本家の意図などが、上塗りされてしまうことがある。それを防ぐことができる。
●今後、他の仮面ライダー作品の続編を作るにあたって、本編のあり方を十分に考えた上で、作品を作っていただくことに繋がる。
●名作:仮面ライダーオーズを美しく、優しい結末のまま終わらせる。
といったものが挙げられます。
〈5.最後に〉
仮面ライダーオーズは間違いなく仮面ライダー史に残る傑作です。
その作品を守る為にも、我々ファンが声を上げていくことが必要だと考えます。
本署名運動にご賛同いただいた方の中には、さまざまなご事情で署名ができない方がいらっしゃるかもしれません。
そのような方も、SNS等でハッシュタグ
#オーズを守ろう
にて本署名運動の拡散にご協力いただけますと幸いです。
是非とも皆様のご参加・ご協力をお待ちしております。