お名前.comで取得した独自ドメインをエックスサーバーで使う方法をお探しの方向け
お名前.com(お名前ドットコム)で取得した独自ドメインを、エックスサーバー(Xserver)で使えるようにするには、ドメインとサーバーを紐付ける(関連付ける)必要があります。
この記事では、お名前.comで取得したドメインと、エックスサーバーを紐づける設定方法を解説します。
なお、紐付けの設定をせず、もっと簡単にWordPressを始めたいという方は、「【エックスサーバー】ワードプレスの始め方【初心者でも迷わない】」という記事をどうぞ。
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お名前.comで取得した独自ドメインをエックスサーバーで使う流れ【全体像】
最初に、本記事で解説するお名前.comで取得した独自ドメインをエックスサーバーで使う流れの全体像を解説します。
- 手順①:お名前.com側でネームサーバーを変更する
- 手順②:エックスサーバー側でドメインの追加設定を行う
上記のとおりで、全体的な手順は2つです。
難しく思えるかもしれませんが、手順どおり進めれば設定できますし、10分ぐらいあれば設定できます。
ドメインとサーバーを紐づける意味
お名前.comで取得したドメインと、エックスサーバーを紐づける設定方法を解説する前に、ドメインをサーバーを紐付ける意味を解説します。
早く手順を知りたいという方は読み飛ばしてOKです。
「お名前.comでネームサーバーを変更する手順」という項目からお読みください(クリックすると移動します)。
ドメインとサーバーを紐付けないとブログやサイトは表示されない
お名前.comで取得したドメインをエックスサーバーで使うには、ドメインとサーバーを紐付ける必要があります。
この設定を行うことで、urlを入力するとWebサイトが表示されるようになります。
この設定を行わずに、レンタルサーバーにブログやサイトを設置しても、ブログやサイトが表示される事はありません。
ドメインとレンタルサーバーの関係は住居と住所と同じ
ドメインとレンタルサーバーの関係は、住居(建物)と住所と同じです。
例えば、今住んでいる住居から引っ越しする場合、まずは住居を探すことになると思います。
この住居は、ブログやサイトでいうところの「サーバー」にあたります。
住居を使用する契約を済ませたら、住所の届け出が必要になります。
この、住所が、Webサイトでいうところの「ドメイン(url)」にあたります。
- ドメイン → 住所
- レンタルサーバー → 住居(建物)
住所と住居が紐づいていないと、郵便物は届きませんよね。
Webサイトも同じで、ドメインとレンタルサーバーが紐づいていないと、ドメイン(url)を入力しても、ブログやサイトは表示されません。
そのため、ドメインとレンタルサーバーの紐付けを行う必要があるのです。
お名前.comでネームサーバーを変更する手順
最初に、お名前.comでネームサーバーを変更する手順を解説します。
- 手順①:お名前.comの管理画面に移動する
- 手順②:設定するドメインを選択
- 手順③:エックスサーバーのネームサーバー情報の入力
上記のとおりです。
手順①:お名前.comの管理画面に移動する
まず最初に、お名前.comにログインして管理画面のトップページに移動します。
公式サイト:お名前.com
トップページ中ほどに「よく利用されるお手続き」という項目がありますので、「ネームサーバーを設定する」を選択します。
手順②:設定するドメインを選択
ネームサーバー設定という画面が表示されますので、①設定するドメインにチェックを入れ、②「その他」というタブをクリックします。
手順③:エックスサーバーのネームサーバー情報の入力
エックスサーバーのネームサーバー情報を「その他のネームサーバーを使う」という項目に入力します。
なお、エックスサーバーのネームサーバーは以下のとおり5つありますので、全て入力します。
- ns1.xserver.jp
- ns2.xserver.jp
- ns3.xserver.jp
- ns4.xserver.jp
- ns5.xserver.jp
ちなみに、エックスサーバーのネームサーバーは5つあるのに対し、①下図の入力項目を見ると3つしかありませんので、②「+」アイコンをクリックして入力項目を2つ増やして下さい。
下図のように5つのネームサーバーを入力したら、「確認」ボタンをクリックします。
最終確認画面が表示されますので、5つのネームサーバーを入力していることを確認したら、「OK」をクリックします。
以上で、お名前.comでネームサーバーを変更する手順は完了です。
続いて、エックスサーバー側の設定を行いましょう。
エックスサーバー側でドメインの追加設定を行う手順
続いて、エックスサーバー側でドメインの追加設定を行う手順を解説します。
- 手順①:サーバーパネルにログイン
- 手順②:ドメイン設定を選択
- 手順③:ドメイン設定の追加
上記のとおりです。
手順①:サーバーパネルにログイン
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
公式サイト:エックスサーバー、サーバーパネル
サーバーパネルにログインしたら、画面右上にある「ドメイン設定」をクリックします。
手順②:ドメイン設定の追加
下図のようにドメイン設定画面が表示されますので、「ドメイン設定追加」というタブをクリックします。
手順③:ドメイン設定追加
①「ドメイン設定追加」タブをクリックし、②ドメイン名の入力項目に、お名前.comで取得したドメイン名を入力します。
③「無料独自SSL」と「高速化・アクセスか」チェックが入っていることを確認したら、④「確認画面へ進む」をクリックします。
確認画面が表示されますので、「追加する」をクリックします。
追加設定が完了すると、下図画面が表示されます。
以上でお名前.comで取得した独自ドメインとエックスサーバーを紐付ける設定は完了です。
【おまけ】WordPressをインストールする手順
最後に、おまけとしてWordPressをインストールする手順を解説します。
- 手順①:WordPress簡単インストールを選択
- 手順②:WordPressをインストールするドメインの選択
- 手順③:WordPress情報の入力
上記のとおりです。
手順①:WordPress簡単インストールを選択
サーバーパネルの下の方にある「WordPress簡単インストール」という項目を選択します。
手順②:WordPressをインストールするドメインの選択
WordPressをインストールするドメインを選択します。
手順③:WordPress情報の入力
WordPress情報を入力します。
ちなみに、各項目の設定方法は次のとおりです。
- ①サイトURL:空白でOKです。
- ②ブログ名:ワードプレスサイトのタイトルになります。後でいつでも編集できます。
- ③ユーザー名:WordPressのログインで使います。(推察されやすい「admin」とかは止めた方が良いです。)
- ④パスワード:WordPressのログインで使います。
- ⑤メールアドレス:メールアドレスを入力します。
- ⑥キャッシュ自動削除:「ONにする」のままでOKです。
- ⑦データベース:「自動でデータベースを生成する」のままでOKです。
- ⑧確認画面へ進む:全て入力したらクリックします。
下図のように最終確認が表示されますので、内容に問題無ければ「インストール」をクリックします。
「インストール」をクリックして、30秒~1分ぐらい待つと、インストール完了画面が表示されます。
以上でWordPressをインストールする方法は完了です。
まとめ
以上、お名前.comで取得した独自ドメインをエックスサーバーで使う方法を解説しました。
お名前.comとエックスサーバーを紐付けた後に、すぐにWordPressをインストールすると、ブログやサイトが表示されない場合がありますが、1時間ぐらい待っていれば表示されるようになりますので、もし、表示されなければ時間を置いてからアクセスして下さい。
ちなみに、WordPressをインストールしたら、初期設定を行う必要がありますが、以下の記事で用途別に初期設定の方法を解説していますので、興味のある方は是非どうぞ。
- ブログ向け → WordPressブログの初期設定
- 企業サイト向け → WordPressサイトの初期設定