④その時N娘はどう思っていたのか?
テーマ:身の上話

はーい
いつ見ても

波瀾万丈なNの前半生
シリーズ続編ですよ
いいねが多いと
詳しく書く気になりますね

私が二十歳ぐらいの時に日曜の朝
放送されていた
【いつみても波瀾万丈】
見いっていたのですが

よもや自分のその後すぐの人生が
いつみても波瀾万丈になるとは
思いもしなかったですよね〰️

Nが波瀾万丈な運命と
闘っていたその時
N娘はどう思っていたのか?
どう感じていたのか?
みなさんとっても
気がかりだと思います
今日はそこを掘り下げたいと思います

成人してパスポートを
自分で申請するにあたり
戸籍謄本を取り寄せたりしますよね
一緒に留学した友だちも
パスポートを申請するために
戸籍謄本を取り寄せた時に
自分が父親の実の子ではないことを
知った話を書きました

娘がどの程度わかっていたのか
ちょっと怖くて聞けない面もあり
把握できておらず
20歳を過ぎてからようやく
全容&真相を打ち明けました
すると娘は驚くべきことに

そんな大変なことが起きていたなんて
なーんにも知らなかった

呑気にしあわせに
N実家暮らしをしていただけだと
思っていた
どうして
元の父親がいなくなったのか
理解していなかった
N実家でN実家の四女として
日々歌って踊って楽しい日々を
送っていた
(末妹とは13歳差)
どうしてかなーとは
思ったけど深く考えなかった
N父が子煩悩で
父親代わりになって
日曜日ごとに
公園に連れて行ってくれて
自転車が乗れるように
練習につきあってくれたり
ムービーで撮影してくれたり
お散歩がてら
コンビニへ私には内緒の
お菓子を買いに出掛けたり

本当にたのしい日曜日を
過ごしていたそうで
「お父さんがいなくて寂しい」
と思う時間がなかったらしい

N父は若くてN+24歳なので
当時もまだ50代だったっていうね
N娘はN父のことを
おじいちゃんとは呼ばず
妹たちに習って
パパと呼んでいました

パパでも実際違和感ない若さですし
N娘が5歳の段階で
N夫と引き合わせましたが
特に違和感なく
そうなんだー

と思ったそうです
特に深く考えず
抵抗もなく受け入れたそうです
結婚式も自分が主役かのように
ど真ん中で立って写っています

それを聞いて私も驚きました
もちろん極力
娘に心理的負担をかけまいと思って
どんなに悲しい時でも
娘の前では絶対泣いたり
悲しい顔をしたりしないでおこうと
努めていましたので
それは成功していたのだと
思いました
✨😌✨
たぶん私は
夫を失った時も
babyを失った時も
一度も声をあげて
泣いたことがありません
涙も流していません
あまりにつらい時って
逆に泣けないんだって思いました
カウンセリングも受けてみましたが
理性が強すぎるのか
まったく泣けませんでした
さぁ泣けとか言われましたけど
泣けませんでした
泣けるのは悔しい時だけです

ってどんだけ負けず嫌いなんだよ

娘の前では
何事もなかったかのように
いつもにこにこ明るい笑顔で
絶対に悟られちゃいけないと思って
気丈に振る舞っていたのと
娘の心の発育を阻害してはいけないと
とにかくそれだけを案じていたので
おかげで強く生きることが
できました
私は娘のために
生きなくちゃいけないんだ
私の生きる理由は娘だけでした
娘がいなければ
今ごろ生きていなかったと思います
つらすぎる過酷すぎる運命に負けて
とっくに命を失っていたと思います
死んでしまいたいほどつらい時
踏ん張れるのはやっぱり
子どもの存在なのですよね
娘は私の命であり
唯一の光の存在でした
光は強ければ強いほど
濃い影が出来るように
輝かしい功績のある所には
必ず影の部分があります
たとえば
美男美女夫妻で高所得
地位も名誉も得ていて
子どもたちも皆見目麗しく優秀
でも一歩中に入れば
家庭内DVにモラハラ
子どもは不登校になっているかも知れない
ものすごい幸運を掴んだ人は
ものすごい不運にも見舞われる
ということ
光り輝く華々しいところだけしか
人からは見えないので
あの人はいいな、
あの人ばっかりズルい
妬ましい
そう思う人はいるけど
光が強ければ強いほど
闇の部分は深いし
うすらぼんやりとした光であれば
さほど濃い影もできないのと同じで
華々しい人目を引くような成功はなくとも
おしなべて
しあわせな人生を送る人もいる
どちらが良い悪いではなく
そういうものなので
もし身近に
羨ましいほどの成果の
上がっている人がいるのなら
きっと影では別の問題で人知れず
ご苦労があるのかも知れない
と思えば良いし
ご自身の人生がもし
ぱっとしない気がするのなら
そのぶんどん底の不幸もないのだと
禍福は糾える縄のごとし
プラスマイナスゼロになるように
出来ているのだと
思えば良いし
いろんな人に出会って
深くお話を伺うたびに
この光と影の法則?があることに
確信を深めています