SDGs、国際協力・・・高校生が提言 ワン・ワールド・フェス
濱上達也
SDGs(持続可能な開発目標)や国際協力について、高校生が提言や活動報告をする「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth2021」(運営委など主催、朝日新聞社など後援)が19日、開かれた。
今年で8回目。新型コロナ対応で、大阪市西区土佐堀1丁目の大阪YMCAを拠点にオンライン配信した。
具体的な国際協力のプランを競う発表会では、審査で選ばれた15チームが登場。立命館宇治高校「食堂から世界へ」▽同校「選択的夫婦別姓可決に向けて」▽神戸市立葺合高校「せかいこどもフェス」の3チームが優秀賞に選ばれた。助成金を得て今後、実現に向けて活動する。
高校生実行委員を務めた京都産業大学付属高校3年の森山優星さんは「自分たちで講師に依頼し、オンラインやメールでやりとりした。学校では経験できないことを体験し、社会について考えるいい機会になった」と話した。(濱上達也)