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ブロガーに人気のACTION(AFFINGER6)とは

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WordPressを用いてサイトやブログを運営する際に、注意しなければならないことの一つに「どんなテーマ(テンプレート)を選ぶか」があります。

選定するテーマによって、できること・できないことが変わりますし、設定にかかる手間や時間、また仕上がりの雰囲気も異なってくるからです。

その中で最近人気が高まっているのが「稼ぐに特化したテーマ※」と言われている「ACTION(AFFINGER6)」です。(※公式サイトより)

AFFINGER6 概要

  • 提供企業:株式会社オンスピード(愛知県名古屋市)
  • 価格:\14,800-(税込)
  • 最新バージョン:ACTION(AFFINGER6)、2021年7月1日リリース、AFFINGER5(WING)からのアップデートは無料
  • 動作環境:WordPress Ver.5.8、PHP 7.3-7.4
  • 対象ブラウザ:Chrome 93 / safari14.1 / Firefox92
  • WordPressテーマ  ACTION(AFFINGER6)公式サイトはこちら

WordPressテーマACTION(AFFINGER6)は多くのブロガーやサイト運営者が利用しており、選ぶ価値のあるWordPressテーマとして推奨する記事もネットでよく目にします。

その一番の理由は、公式サイトでもうたっているように「稼ぐ=収益化を支援する機能」「SEOに強い=検索上位表示を支援する機能」という特徴が、ユーザーから高い支持を得ているためです。

確かに名前もよりStrongerなアフィリエイトを連想させますし、ちょっと80年代ロボットアニメのタイトルみたいで(高速実装アフィンガー、とか!?)かっこいいですよね。

ちなみに前バージョンのAFFINGER5にはWINGというコードネームが付けられており、最新のAFFINGER6はACTIONというコードネームで呼ばれています。

MacOSの各バージョンがかつて音楽用語やネコ科の動物名で呼ばれていたり、Googleがアルゴリズムのアップデートの際にパンダやペンギンなどと名づけるのを髣髴とさせます。

こういうちょっとした遊び心も、ネットユーザーの心理を刺激するものですね。

このページもWordPressテーマACTION(AFFINGER6)を使って制作されていますので参考にされると良いと思います。

ACTION(AFFINGER6)が「稼げる」テーマと言われる理由

さて、ではなぜWordPressテーマACTION(AFFINGER6)がSEOに強く、稼げるテーマだと言われるのでしょうか。

その理由として、次の3つ(さらに+1)を挙げることができます。

プラグインが不要なSEO設定

一般的なテーマと異なり、AFFINGERは「All in One SEO Pack」などの専用プラグインを入れなくても、SEOに関する細かな設定が可能です。

デフォルトのままでも検索上位に表示されやすい仕様になっていますが、ダッシュボードでメタキーワードやメタディスクリプション、パンくずやタグなどのパラメータを細かく設定することができます。

内部リンクに関しても、関連記事の表示・非表示をチェックボックスで簡単に設定することができ、ユーザーの回遊を支援して滞留促進につなげます。

例えば「よく読まれている記事」「人気の記事」といった具合に、リストの形で好みの位置にレイアウトすることも難しくありません。

同様にアフィリエイト広告に関しても「MCボタン」と呼ばれるテキスト付きの、注意を惹きやすいカスタムボタンが標準装備されていたり、広告を何番目の見出しの前に表示させるか、といった細かい設定がやはりチェックボックスひとつで可能です。

また、AFFINGERにはよく使用するコードの一括管理や、リンクのクリック数・CTRを計測できる「タグ管理マネジャー」などの高機能な専用プラグインがいくつもあります。

さらに詳細なSEO対策に有効な拡張性を有しているのも魅力です。付録のPDF冊子「AFFILIATE RUN」も実践的資料として優秀なもので、これらも含めて他の追随を許さない「稼ぐに特化した」テーマだと言われるのでしょう。

豊富な装飾パーツにより多様な外観テイストを実現

膨大なネットリソースの中から、競合に打ち勝ってユーザーに自分のブログやwebサイトを選んでもらったり、検索エンジンに良質なコンテンツとして評価され上位表示を果たすのは、なかなか容易なことではありません。

ユーザーが求める内容を見やすく、読みやすく提供し、検索ニーズに対して高い満足度を与えることができれば、そのサイトの対SEO価値が増大します。

マルチデバイス化が進んだ現在、ユーザーがどのような環境でアクセスしたとしてもストレスを感じることなく、良い印象でコンテンツをプレゼンテーションできるサイトが勝ち残るというわけです。

AFFINGERには、そのような閲覧しやすい記事を作成するためのデザインパーツが豊富に揃っており、目的に合わせて様々にサイトを装飾、ビジュアライズすることができます。

クールでスタイリッシュな雰囲気を目指すのか、優しくあたたかいテイストにしたいのか、AFFINGERなら幅広く対応することが可能なのです。

もちろんブログだけでなく、企業サイトやアフィリエイト、アドセンス主体のランキングサイトまで対応可能なポテンシャルを持っており、同じユーザーなら複数のWordPressサイトにインストールが可能なので、コストパフォーマンスの面でも優れています。

記事のレベルでは見出しのデザインや文字の大きさ、行間までが細かく設定でき、ふきだしやリスト表示、バナーやボックスメニューも充実しています。

そのため全体の統一感や読みやすさに配慮したページ構成が可能となるので、運営者にとってもユーザーにとっても、有用性の高いwebサイトを作成することができます。

AMP機能は標準で装備、チェックをいれるだけ

AMPとは、Accelerated Mobile Pagesの略で、Googleが中心となって提唱しているモバイルサイトの表示高速化プロジェクトです。モバイル環境でネットにアクセスしたとき、表示速度を早めてユーザーのウェイティングストレスを軽減し、離脱させないようにすることを目的としています。

ただ、実際にモバイルで確認するとわかりますがAMP機能をONにすると、画像が表示されなかったりアドセンス広告が見えなくなったりと、思わぬデメリットも生じます。

その点AFFINGERではページ単位で、記事作成画面の横に現れる設定ウィンドウにチェックするだけで簡単にAMP化の設定を行うことが可能になるため、コンテンツをしっかり表示したい場合には面倒な作業をせずに、ワンアクションでAMP非対応にできるのです。

AFFINGERが「稼げる」もう一つの理由

この章の冒頭で、AFFINGERが稼げるテーマだと言われる理由は3つ+1ある、と述べました。その+1の理由とは「AFFINGER自体をアフィリエイトすることで高い収益が得られる」というものです。

前述した3つの理由とはちょっと性格が違いますね。

上の3つは、AFFINGERをテーマとして装備することで収益を稼ぎ出すわけですが、この4つ目では要するに、AFFINGERの販売代理店になって広告収益を「稼ぐ」のです。

NPO法人アフィリエイトマーケティング協会が行った調査(2020年4月実施、有効回答数2,846件)によると、一か月間のアフィリエイト収入が5,000円に満たなかった層は全体の59.5%を占めており、31.6%のアフィリエイターが収入ゼロでした。

アフィリエイトにかける期待や人気は年々上昇していますが、労力に見合う収益をあげるのはそう簡単ではない、ということがこのデータから読み取れます。

できるだけ効率よくアフィリエイトで稼ぐには「市場に需要があり、広告単価の高い商材」を見つける必要があります。

この点から見ると、AFFINGERはうってつけのアフィリエイト商材と言って良いでしょう。2021年12月の時点で、AFFINGERをアフィリエイト商材として扱っているASPは「インフォトップ」です。

インフォトップ:学ぶ・稼ぐ・アフィリエイト総合ASPサイト公式ページ

AFFINGER6のアフィリエイト報酬は1~3件までの販売で各1,000円、そして4つ目からはなんと単価7,000円に跳ね上がります。

PACK3というプラグイン同梱商品の場合だと報酬額は15,000円。

プラグイン単体の販売でも高額に設定されており、利益率の高い商品です。

金融商品やコスメ、スクール系など他の商材と比べ、WordPressに対する関心とテーマ購入の需要はまだ十分伸びしろが見込めますし、自分で使ってみればそのメリットやノウハウを自分の言葉で紹介することができます。

上位表示に至るスピードや件数などをエビデンスとして示せるので信頼性もアピールできます。

使い方に慣れたら、ユーザーの立場からAFFINGERのアフィリエイトを始めてみてはいかがでしょうか。

その意味からも、WordPressテーマACTION(AFFINGER6)は「稼ぐに特化した」WordPressテーマなのです。

WordPressテーマACTION(AFFINGER6) 公式サイトはこちら

AFFINGERにデメリットは本当にないのか

WordPressテーマは世の中にたくさん流通しており、無料のテーマでもCocoon(コクーン)のように人気が高く、広く使われているものも少なくありません。

にも関わらず有料テーマであるAFFINGERをあえて採用したり、無料テーマから乗り換えたりするユーザーが後を絶たないのは、やはりそれだけの価値があると認められているからです。で

きるだけメリットが多く、デメリットが少ないテーマを選びたいのは誰しも同じです。

では、本当にAFFINGERを選択することにより生じるデメリットはないのでしょうか。

AFFINGERを紹介・推奨するブログなどを見ると、いくつかデメリットとして挙げられている項目があります。

それらのデメリットは、実のところ「メリットの裏返し」であると言えるのです。

具体的にお話ししていきましょう。

  デメリット1.高価である → それだけの機能や情報が充実しているから

AFFINGERに対するデメリットとして、最もよく耳にするのが「値段が高い」というものです。

単体で税込14,800円、EX版として特別機能を付与しABテストなどのプラグインも同梱したPACK3は税込53,400円と、確かに「安い」とは言い難い価格帯です。

(※10周年記念キャンペーンで2022年1月31日まで、PACK3は限定価格税込29,800円で頒布されています。)

しかし、他の有料プラグインと比較してみるとTHE THORが16,280円、SWELLが17,600円、賢威が27,280円(価格はすべて税込)という値段で販売されており、決して高価格とは言えない水準です。

「高い」と言われるのは、あまたある3,000円クラスのテーマや、無料のテーマと比較してのことではないでしょうか。

専用プラグインを買い足せば費用も上がっていきますが、前述したようにプラグインなしの単体でもかなり高い機能を有しているので、そのままでも十分活用できます。

ユーザー数が多いので、使い方で迷ったり分からないことがでてきた場合でも、参照できるノウハウを公開しているサイトやブログが多数存在します。

デザイン済のテンプレートを提供してくれるユーザーもいますので、自分で設定をこなすのが面倒な人はそちらを利用するのも良いでしょう。

また公式サイトから直接購入することもできますが、アフィリエイトを行っているブログなどを通じて購入するとお得なオリジナル特典がついてくる場合があります。

付与される特典に関してはそれぞれのアフィリエイターが独自に行っているものですので、公式とは関係ありません。

いくつかのサイトを自分で探索し、よりお得な経路から購入すると良いでしょう。

           

デメリット2.引っ越しが大変 → 最初からAFFINGERを使おう

費用の次によく聞くのが「他のテーマからコンテンツを移行するのが大変だった」というものです。WordPressを使っているうちに、始めは気付かなかった細かい点で不安や不満が出てくることがたまにあります。

例えば表示スピードをもっと高速化したかったり、機能面で物足りない箇所があったりと、評判を聞いて他のテーマや無料テーマからAFFINGERに乗り換えを考えるユーザーが、意外と多いようです。

ただ、これが実はなかなか一筋縄ではいきません。引っ越しするとなったら、これまでに書いた記事の一つひとつに対しレイアウトの崩れがないか、装飾はどうか、余計なコードが残されていないか、などより望ましい表示を心がけつつ確認しながらの作業になります。

記事が多ければ多いほど、そのための手間と時間がかかるというわけです。こればかりは地道にコツコツやるほかはなく、不安定な状態での公開期間が最短となるよう、できるだけ早く作業を終わらせなくてはなりません。

そうならないためにも、どのテーマを選べば良いのかあれこれ迷っていて、かつ購入費用を払える経済的な余裕があるのならば、最初からAFFINGERの導入に踏み切ることをおすすめします。

これまでの例では新バージョンのリリース時には無料でアップデートできていますし、他テーマから後で乗り換えるコストを考えると、その時間を習熟やコンテンツの充実化に使うほうがはるかに建設的です。

万が一他テーマから移行せざるをえない状況になったとしても、先行する事例や体験談が数多くそんざいするので、リファレンスには事欠きません。

そもそも引っ越しリスクはAFFINGER自体のデメリットというより、WordPressがテーマを選定して使うものである以上、必ずついて回る問題なのです。

デメリット3.設定や扱いが難しい → 高機能だからです

初めてWordPressでブログやサイト運営を始める人に多いのですが「AFFINGERは難しい」「何がどうなっているのかよく分からない」という声も、比較的よく聞かれます。

これについては「AFFINGERは初心者からヘビーユーザーまで幅広い拡張性を持った、出来の良いプラモデル・キットである」と考えていただければ、と思います。模型屋さんに行くと、車や航空機、ガンダムにヤマトなどたくさんのプラモデルが売られています。

それらはすべて完成品ではなく、自分で組み立てなくてはなりません。低価格のキットは数分で組み立てることができますが、動いたり変形したりの機能は少なく、細部もあまり再現性がありません。模型が手に入れば満足、という消費者にはもちろんそれで十分でしょう。

しかし、製作に慣れてちょっと見る目が上がってくると、安価なお手軽キットでは物足りなくなってきます。

棚に目を移せば、ハイグレード、マスターグレードの商品が並べられています。

これらはパーツの数も多く、その分細部の再現性や可動箇所などが充実しています。

説明書通りにただ組むだけでも立派な仕上がりになりますが、別売りのパーツを組み合わせたり、カラーリングやオリジナルの加工を施したりすることで「これが同じキットなのか」と驚くほどのバリエーションが実現できます。

AFFINGERも、実に深い伸びしろを持ったWordPressテーマです。

素に近いままで使ってもSEOを意識したブログやサイトを構築することができます。

操作に習熟するにつれ「こんなことをやってみたい」「あれも試したい」と幅が拡がり、やりたいことが増えてきても、対応できるだけの十分なキャパシティを備えています。

AFFINGERを使って制作したブログサイト、コーポレートサイトなどはこちらのリンクで参照することができます。

WP-Search | テーマ/プラグインを調べられるWordPressサイト事例集 (manuon.com)

wpserch
一見して分かる通り、外観から受ける印象は様々で使われ方もサイトごとに異なっています。

各サイトの目的に合わせてこれだけの変化がつけられるのは、やはりAFFINGERがハイグレードなキットだからです。

プラモデルを作った経験のある人ならご理解いただけると思いますが、プラモデルは製作する過程も楽しいものです。

AFFINGERも、あれこれ試しながらここはどういう構成にしようか、ふきだしがいいかボックスで強調するか、色と画像は、リストの表示位置は、と完成形を思い浮かべながら、楽しくサイト制作を進めることができます。

低価格キットでは味わえない、高い拡張性を持ったテーマならではの特徴でしょう。

逆に、デザインやレイアウトに凝る暇があったらコンテンツの質と量の向上に時間をかけたい、という指向の方もいらっしゃることと思います。

そういう場合も、文字装飾などが感覚的に時間をかけず行えるので、ひとまずライティングを進めてコンテンツを増やし、デザイン面は余裕があるときにレタッチすればよいのです。

サイト運営が日常のルーティンになると、作業に追われて本来の作る楽しさや、情報発信しようとするそもそもの目的を忘れてしまいがちになります。

AFFINGERを使えば、製作するプロセス自体も楽しめて、読むユーザーにとっても使いやすいwebサイトを作れるようになります。

どんなユーザーに対しても柔軟に対応できる高機能テーマ、それがAFFINGERです。

AFFINGERでブロックエディタに慣れるチャンス

AFFINGERが難しい、と感じられるユーザーの中には、ブロックエディタに慣れていないケースも少なくありません。

ブロックエディタは、WordPress5.0から標準搭載されたエディタで、コードネームはGutenberg=グーテンベルグと呼ばれています。

対して従来のエディタはクラシックエディタと呼ばれます。

クラシックエディタの操作に慣れている人は、必要に応じてビジュアルモードとテキストモードを切り替えながら、時に直接テキストでコードを書きつつ画面構成を行ってきました。

このやり方がブロックエディタではできなくなります。

画面をブロックごとに分割し、より感覚的に、ビジュアライズされたインターフェイスを用いながら構成していく操作方法は、初めてWordPressに取り組む場合とてもなじみやすいものです。

今後はブロックエディタが主流となり、クラシックエディタのサポートはいずれ終了する方向と思われます。

AFFINGER6(ACTION)は最初からブロックエディタ使用を前提として設計されたテーマなので、レイアウトの管理もしやすく、最初から慣れておけばむしろクラシックエディタより使いやすいものに感じられるはずです。

初心者のために「WordPressで作る記事作成ガイド」も付録としてPDFで付いてきますので、印刷して手元に置き参照しながら設定やライティングを進めることができるのです。

AFFINGER購入特典 いまなら「SUGOIMOKUJI(すごい目次)LITE」が付いてくる!

AFFINGERを新規購入すると、特典としていまなら「SUGOIMOKUJI LITE」という目次プラグインが付いてきます。

これまでAFFINGERには目次機能がなく、htmlでコーディングするか、専用プラグインの「SUGOIMOKUJI」を別途購入するしかありませんでした。

それが今回、ACTION(AFFINGER6)の発売に伴い、無料で添付されています。

※公式サイトによると、購入特典がいつまでなのか、は明記されていません。予告なく終了する場合がある、と書かれていますので、購入を決めるなら早い方がお得です。

「SUGOIMOKUJI LITE」は「SUGOIMOKUJI PRO」という専用プラグインの一部機能を限定したバージョンですが、その名の通り「スゴイ目次」なので無料で手に入るならぜひ搭載したい機能です。

webライティングが盛んになってからというもの、特にブログの記事にはある種の「型」ができてきました。

まずSEOを意識したタイトルがあり、その下に「この記事で得られる情報とおおよその読了時間」「筆者の紹介」「目次」などが並び、本文が始まるあの構造です。

このようなスタイルが定着したのは、検索でたどり着いたユーザーの離脱率や直帰率を少しでも下げたいとするSEOの視点が、浸透したためです。

運営者にしてみればサイトの構造を分かりやすく示すことができ、ユーザーの側からは目指す情報にたどり着く最短経路が分かるので、多くのサイトで用いられるようになりました。

ただ、どのサイトを見ても同じような印象を受けてしまうのは否めません。少しでも個性を打ち出し、サイト全体の統一感に合わせてしかも最速で表示したいとなると、多機能なテーマとそれ専用の目次プラグインの組み合わせが最強となるのは当然でしょう。AFFINGERが新規購入の特典として目次プラグインを付与したのは、なかなか戦略的な販売促進策だと評価できます。

  1. SUGOIMOKUJI LITE

SUGOIMOKUJI LITEは、前述したように有料の専用プラグインであるSUGOIMOKUJI PROから機能の一部を限定した簡易バージョンです。基本的なところはとどちらも共通しており、記事を書くだけで目次が自動的に生成され、その見出しの色や囲い、表示のデザインを様々に変えることができます。表示する位置や階層表示のオン・オフも簡単に設定でき、部分的に太字にして強調したり、レベルをh1~h6の間で調整したりと、自由度の幅が拡がります。

2.SUGOIMOKUJI PRO

有料版のSUGOIMOKUJI PROになると、さらに強力な機能が付いています。価格は税込5,980円で、本体と同じくhttps://affinger.com/wordpress_wing_affinger5_infotop/で購入することができます。

SUGOIMOKUJI PROでは、設定した個別の目次ごとに、何回クリックされたか、がカウントされます。すなわち、自分の書いた記事の中でどの見出しの部分が多く読まれ、逆にあまり読まれていないのはどこなのか、が簡単に判別できるのです。この分析結果から、記事の内容をリライトしたり編集しなおしたりして、よりユーザーニーズに適合したコンテンツへと成長させることが可能となります。

さらに、目次の状態から見出しのテキストを変更することができ、見出しごとに表示・非表示の設定も自在です。記事のどこからどこまでを目次の対象とするか、ということも簡単に設定することが可能です。まさに「スゴイ目次」たる所以です。

  • アフィリエイトビジネスの展望は?(2021年12月現在)

ここまでご覧になったあなたには、AFFINGERが稼げるWordPressテーマと言われる理由、そしてその製品と特長について、一通りご理解いただけたことと思います。では具体的にあなたは、AFFINGERを活用して何を実現したいですか?

第一義的には、ご自分の持つ知識やノウハウ、考えなどを広く伝達、発表するメディアを作る、という目的をお持ちのことでしょう。そしてできれば、アクセス数を増やしてオリジナルの商品販売につなげるとか、あるいはアフィリエイトによる副業収入の増加などを期待されているのではないでしょうか。

以前はネットユーザーの一部が行っているもの、という印象が強かったアフィリエイトですが、最近はすっかり定着し、一般にも知られるようになりました。今後その市場ははたして拡がっていくのか、それとも縮小していくのか、非常に気になるところだと思います。結論を先に言ってしまうと、アフィリエイトの市場は今後も多少の変化を伴いながら継続・発展していく、と考えられます。その理由を以下に述べていきます。

  1. デジタル広告予算の増加

2020年3月に電通が発表した「2019年日本の広告費」(https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2003/11/news081.html)によると、この年インターネットの広告費が初めて2兆円を突破し、テレビの広告費を越えました。このニュースは話題となり、既存のメディアに大きな衝撃を与えました。現在のインターネット広告費のほとんどは、「検索連動型広告」すなわちアフィリエイト広告だと言われています。従来の大手マスメディアではなく、小規模事業者や個人が運営するメディアに、企業の広告予算が流入しているのです。これからアフィリエイトを始めようとする人にとって、この状況は追い風になっていると言ってよいでしょう。

  • 副業を支援する環境の整備

令和2年9月、厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を改定しました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

これは政府の働き方改革実行計画を踏まえて、会社員の副業や兼業を推進する方向に社会が向かうことを意味します。

さらにコロナ禍の影響を受けて在宅ワークが進むなど、我が国の労働のスタイルも大きく変わりつつあり、スキマ時間や週末を利用して副業を始める人々が増えてきました。クラウドソーシングによってプロジェクトごとに仕事の受発注を仲介するサービスも伸長を見せており、パーソナルなスキルや経験をめぐる需要と供給のマッチングニーズは、今後もさらなる伸びが予想されます。

全web上の43%のサイトが使っているとされるWordPress(※WordPress公式サイトより https://ja.wordpress.org/)に関しても、その操作に習熟したオペレータやライターに対する求人は増加の一途をたどっており、その背景にはやはり広告出稿の増進が透けて見えます。

副業人口が今後ますます増えていくのは、働く当事者にとって機会と捉えてよいものですが、同時に競争が激しくなるという意味では、脅威にもなりえます。アフィリエイトが一般の間にも浸透し市民権を得るようになったいま、できるだけ早いうちに参入して先行利益を得ようとする人々が、2022年は大量に発生するのではないか、という予測が立てられるのです。

  • アドセンス広告を取り巻く環境変化と今後の展望

一方、Googleアドセンス広告については、あまり楽観的な見方ができなくなりつつあります。その大きな理由として、まずクッキーの廃止が大きく影響している、と言えるでしょう。

2020年1月、GoogleはChromeでのサードパーティークッキーのサポートを、2022年までに段階的に終了する、と発表しました(その後2023年末までの延長が発表されています)。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2001/15/news064.html

ネットを使っていると、サイトを遷移しても後を追うように何度も表示される広告がありますが、簡単に言えばユーザーがブラウザに残した細かな閲覧情報を記録して、追尾する機能を担うのがこのクッキーです。

クッキーが使えなくなると、閲覧者の好みや行動に合わせて、適切な広告をブラウザに表示することができなくなります。これはそのシステムを活用するアドセンス広告にとって、死活問題です。

そうした動きの背景には個人情報保護推進の考え方があり、ユーザーが求めている・いないに関わらず表示してくるアドセンス広告は、通常のアフィリエイト広告と異なりあまり歓迎されなくなっています。他にもITP(Intellgent Tracking Prevention)と呼ばれる、追跡に必要な情報をトラッキングさせない防止機能をApple社が進めており、こちらはiPhoneに搭載されるようになっています。iPhoneの人気が高い日本では、その影響は少なからず拡がっていくことでしょう。

そしてここにきて2021年11月、Googleアドセンスが再び大きな発表を行いました。

https://support.google.com/adsense/answer/11170711?hl=jaこれまでアドセンスにおける主媒体のひとつであった「関連コンテンツ」ユニットについて、2022年3月より記事コンテンツの表示を廃止し「広告のみ」を表示するMultiplex広告に変わるというニュースです。

関連する記事を紹介するスペースの中に、アドセンス広告を紛れ込ませるのは手法としては悪くありませんでした。そもそもそのサイトに興味・関心の高いユーザーが集まっており、関連コンテンツの一部として表示される広告にも目を向ける要素は十分にあったからです。しかし、今後そのスペースが広告だけになってしまうのならば、初めからそこを無視して目に入れないようにするユーザーも増えると考えられます。どんな広告が表示されるのか、に関してもともと運用者のコントロールが及ばないアドセンス広告は、これによって運用者側からも一層敬遠されるおそれがあります。コンテンツと関連性が深く、訪れてくれたユーザーに対してより有用性の高い商品をユーザーの立場に立って選定し、推奨する。SEOの視点からみても、そんなアフィリエイトが、これからは主流となっていくのではないでしょうか。

まとめ

この記事では、

  1. 有料テーマ「AFFINGER(アフィンガー)」の紹介
  2. AFFINGERが「稼げる」理由
  3. AFFINGERのデメリット
  4. AFFINGERでブロックエディタに習熟する
  5. AFFINGER購入特典 「SUGOIMOKUJI(すごい目次)LITE」について
  6. AFFINGERでアフィリエイトビジネスを

という章立てで解説をしてまいりました。数多くのサイト運営者、ブロガーが実際に自分で利用したうえで推奨するWordPress専用有料テーマ「AFFINGER」の利点が十分ご理解いただけたことでしょう。ブログ総合研究所では別の角度から詳細を解説した関連記事も用意しています。

【関連記事】

こちらもぜひ参照していただき、AFFINGER導入の参考にしていただければ、と思います。

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