注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
スプートニク日本
これより前、シリア・アラブ通信は消息筋からの情報として、基地への攻撃が米軍の仕業である可能性も否めないと報じていた。
同通信が軍部の消息筋からの情報として報じたところによれば、ミサイル攻撃によって複数の死者が出ている。
シリア・アラブ通信の報道後、スプートニクが米大統領府に近い消息筋からの情報として、米政権は現段階ではシリアに対する軍事作戦は遂行していないと報じていた。
(中略)
トランプ大統領だが、アメリカ軍をシリアから撤退させると発言、石油支配を目論む勢力から公然と批判され、アメリカ軍、特に特殊部隊の動きを見ると大統領の発言と逆方向だ。そうした中、白々しく化学兵器話がまたまた持ち出された。そうした中でのT4空軍基地への攻撃。何者かがアメリカ軍が撤退しにくいような環境を作っているようにも見える。
BREAKING: rebels in #Douma have used chemical weapons on some of the hostages they kidnapped from in Adra. #Ghota #Syria
— Partisangirl(@Partisangirl) 2018年4月7日
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Idlipte Uzman Doktor Dr.Bashar Esad kimyasal silah kullandı görüntüler cuma günü provalar son hız devam ediyor.Feto ve Oso reisi kandiriyorlar @Azizyildrimos pic.twitter.com/J15YmqyCJc
— Husnu Mahallizade (@husnuyerel) 2018年4月8日※ツイートを読み込み中です...(待っても表示されない場合は、ツイートが削除または凍結されています。)
Pres Putin Warned Us About The #ChemicalAttacks in Syria Days in Advance.
— Nardeep Pujji (@AWAKEALERT) 2018年4月8日
950 + gassed by US sponsored terrorists in #Douma#EasternGhouta #EastGhouta #Syria @RussianEmbassy @ahmadalissa @BasharAljafari1 #GenocideAwarenessMonth #SyriaChemicalAttack #ChemicalWeaponsConvention pic.twitter.com/CtyOh6OnzU※ツイートを読み込み中です...(待っても表示されない場合は、ツイートが削除または凍結されています。)
BREAKING: An Israeli source claimed the US would strike #Syria at exactly 4:00AM, 24 hours ago. This was a pre-planned attack. https://t.co/KFZWmGmlAQ pic.twitter.com/BurzuNRvp8
— Partisangirl(@Partisangirl) 2018年4月9日
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この偽旗化学兵器攻撃と連動した作戦だと思いますが、シリアの空軍基地がミサイル攻撃を受けたとのことです。当初は米軍の攻撃かと思われましたが、米軍はこれを否定。どうやらイスラエル軍の仕業のようです。
実行を諦めたのではないかと思われた偽旗化学兵器攻撃を、東グータが完全に解放される直前というこのギリギリのタイミングで実行した背景には、トランプ大統領のシリア撤退発言があるかも知れません。トランプ大統領のシリア撤退の思惑は本気のようですが、撤退されると困ると考えている者たちがトランプ政権の内外にたくさん居ます。またトランプ大統領自身も、こうした軍事的緊張関係をうまく利用している節があります。
今回の事件の流れは、“続きはこちらから”のmkoさんの一連のツイートをご覧になると、よくわかります。東グータの完全開放寸前だったシリア軍が、化学兵器を使う理由がありません。偽旗であることがほぼ明らかなのに、何の証拠も示さず、シリア軍の仕業であると断定し、米国務省も“シリアとロシアを非難”しています。この事件のCIAと米国務省の関与を強く窺わせます。
問題なのは、トランプ大統領がこれに同調する発言をしていること。大統領はこれが偽旗であることを知っているはずです。今後の推移を見守れば、トランプ大統領と米軍の意図がわかるようになると思います。