@chablis777
シャブリ

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(ひなた)ごちそうさまでした。
(テレビ・すみれ)「ささいなことでですね…」。
何か 何か 何か 何か…胸騒ぎがする。
(テレビ・すみれ)「理不尽な物言いになってきて…。もう…亭主関白どころじゃないんですよ。将軍ですね。 理不尽将軍です」。
うん? いっちゃん!?
(一恵)ひなちゃん…。
う… ううっ…。
(泣き声)
♪~
♪「君と私は仲良くなれるかな」
♪「この世界が終わるその前に」
♪「きっといつか儚く枯れる花」
♪「今、 私の出来うる全てを」
♪「笑って笑って」
♪「愛しい人」
♪「不穏な未来に 手を叩いて」
♪「君と君の大切な人が幸せである」
♪「そのために」
♪「祈りながら sing a song」
♪~
多分 □原さん 酔っ払った すみれさんに巻き込まれただけやと思うえ。
(すすり泣き)
そやったとしても…見たなかった。 あんな優しい目ですみれさんのこと見てる□原さん。
いや… 誰でも すみれさんの寝顔見たらそんな顔になるて。
黙ってる時のすみれさんは天使なんやさかい。
・ごめんください!
□原さん…。(□原)もしかして 一恵ちゃん来てへん?
あっ… えと…。上がらせてもろてええかな?
はい。お邪魔します!
一恵ちゃん!やっぱり ここやったんや。
家に電話したら お母さんが出はって帰ってへん言われたんや。
それで もしかしたら大月さんとこかもと思て…。
ごめんな。すぐに追いかけられへんかって。
すみれさんは条映にとって大事な女優さんや。
僕が急に立ち上がってけがさせたら えらいことやしそば屋に一人でほったらかすわけには いかへんやろ?
えっ 痛…。
ばかねえ □原。 そういうとこよ。えっ。
そうやっていっつも頭の片隅に仕事があるとこ。
一恵なんて偉そうに お茶の指導なんかしてるけど着物着てなきゃ そこらへんの若い女とな~んにも変わんないんだから。たまにはまっすぐ自分のこと見てほしいのよ。
(□原)一恵ちゃん。一恵ちゃんと会うた頃から時代劇は衰退する一方で…。
いや そやから仕事の話は…。
僕は万年係長からやっと名ばかりの課長になったけどその間に一恵ちゃんは…お茶の先生になってた。そやから ずっと会われへんかった。言われへんかった。
僕は毎朝 一恵ちゃんのお茶が飲みたい。
お茶室のお茶やなくて台所で 急須でお茶をいれてほしい。
フッ…。
えっ…?フフフフ…。何か変なこと言うたかな?
いや…言うてることは おかしないけど…。
けど そんな大事なことをひなちゃんちで そんな姿で…。
(笑い声)
ホンマですよ □原さん。
真面目も行き過ぎると滑稽よ!
(笑い声)
まあ ええわ。
一恵ちゃんが機嫌よう笑てくれたらそれで。
あ~あ ばかばかしい。いい大人がする恋愛じゃないわね。
すみれさん。もうちょっと飲みますか?
ううん。
ひなた。
聞いてるわよ。ハリウッド映画の話。
これまでのキャリア 無駄にしたくない。
出演が決まるまで断酒するわ。
フフフッ…。
頑張ってください。
私を誰だと思ってるの?美咲すみれよ。
(笑い声)
はい。ありがとう。
おいしい。
よかった。
(一恵)フフフッ。えっ 何?ううん。
♪~(テレビ)
頂きます。
(テレビ)「ランドセルは学校が始まってからにしなさいて言うてるやろ」。
・(るい)ただいま~。
あ~! お帰り~!
ただいま。思たより はよ着いたなあ。
(トミー)おう ひなたちゃん。
トミーさん。 お帰りなさい。付き人さんの車で送ってくれはったんや。
ああ… 何から何まで すいません。お世話になりました。
いいや。うん? あれ? お父ちゃんは?
今ちょうど「やんちゃくれ」最終回やってる。
ピアノ弾きに 稽古場行ってるわ。えっ?
空港から直行や。な… 何で?
じっとしてられへんのやろ。
まあ そらそうや。初めて本場のジャズ聴いたんやからなあ。
トミーさんのステージで1曲上がらせてもろて…。
あっ すいません。
「あかん あかんもっともっと練習しな」言うて。
俺から見たら上出来やったけどな。
ありがとうございます。
ジョーより すごかったんはサッチモちゃんやで。
えっ?言わんといてください。
フフフッ クラブでオープンマイクいうのがあってな。
トミーさん 言わんといてて。誰でも飛び入りで歌えるんや。
それ聞いて サッチモちゃんが…。
えっ… 歌たん!?
ちょっと… 酔っ払ってたんや。ええ~!
アメリカ人も 「うわ~!」拍手喝采や。
すごいな お母ちゃん。私 絶対できひんわ。
サッチモちゃんは 度胸あるからなあ。
ほな 俺は ここで。いや 上がってってください。
ベリーにお茶に誘われてるんや。あっ お茶室。
アメリカ帰りの一服は 最高や。
ありがとうございました。ありがとうございました。
一子さんに よろしゅう。
お母ちゃんも上がって一服しい。うん。
なあ ひなた。
あんこ作ったある?
すごいやない ひなた。
こんなん英語で書くやなんて。まあな。
ちょっと おっきい仕事が控えてるさかい頑張ってしもたわ。
はい どうぞ。ありがとう。
頂きます。
はあ… おいしい~。フフフフフッ。
やっぱり あんこの味が一番やわ。
最近は だんごに押され気味やけどな…。うん?
ううん。 フフフフッ。
う~ん。ええ顔やなあ。ええっ?
いや ここんとこ 店番してて思たんや。うん。
怖い顔して お菓子食べる人はいてへんやん?そうやねえ。
怒ってても 疲れてても 悩んでても自然に明るい顔になる。
見てて うれしなるわ。
フフフッ。
それで? 何か分かったん?おばあちゃんのこと。
その… ロバートさんがシアトル出身いうことまでは分かってたんやんな?
うん。 行く前には シアトルの日系人の団体に手紙も送ったんや。
おお。 何か ネットワークありそうやなその団体。
直接 訪ねていろいろ相談さしてもろて…。
向こうでも手ぇ尽くしてくれたはるけど…。
う~ん…広いからなあ アメリカは。
うん…。
まあ また行ったらええやん。お父ちゃんの音楽に連れてってもらい。
フフッ。
なあ。
何 歌たん?えっ?
その オープンマイクいうやつで。もうええやない その話は。
もちろん英語の歌やんな?もうええて…。
「サニーサイド」?
フッ やっぱり。
おばあちゃんに向けて歌たんやろ?
うん…。
届いたらええなあ いつか。
食べえ。
フフフフッ。おいしい。
<You know…it’s almost the Julyof the prophecy.Which prophecy?>
From the sky will comea Great King of Terror….
<Keep on working every day,then you’ll be readyfor whatever opportunitycomes your way>
(セミの声)
・(□原)どうぞ。
(拍手)
(拍手)
うお~!えい!
やあ!とう!
うあ~!
(歓声)
とりゃあ~!
(歓声)えい!
やあっ! うあ… てやっ!
♪~
Wow!
♪~
(拍手)Unbelievable!
(八代)ようこそ おいでいただきました。ウェルカム!
(パトリシア)Welcome.It’s an honor for us to have you here.
(ミラー)Thank you. Thank you, very much.(パトリシア)ありがとうございます。監督のニコラス・ミラーです。
(□原)映画村の案内はこの大月がいたします。
(パトリシア)This is Ms.Otsukiand she’ll show you around the park.
Hello. It’s nice to meet you.Nice to meet you, too.
(アニー)Nice to meet you, Ms.Otsuki.
I’ll take you to Nihonbashi bridge.
<結局7の月に恐怖の大王は来ませんでした。代わりに 驚きの女神が来ていたことにひなたは まだ気付いていませんでした。Instead,a Goddess of Surprise had comefrom the United States.Although,Hinata hadn’t realized it yet>


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