松代バイパス 20日開通

地蔵峠へ早く安全に通過

開通を待つ松代バイパス(長野インター南交差点)

 長野市街地から地蔵峠方面へ向かう県道長野真田線の松代バイパスが3月20日(日)12時、開通します。

 現在の県道は松代の旧城下町を通っており、道幅が狭く、一時停止のクランクが連続することなどから渋滞が起きています。バイパス道路は、渋滞緩和や交通事故対策を目的に県が2008年から建設を進めてきました。

 松代バイパスは、ロイヤルホテル長野とA・コープ松代店の間の国道403号長野インター南交差点から松代高校近くまでの約2.9キロ。途中1.4キロの直線区間は、かつて天井川で、東側に付け替えられた蛭川の廃川敷に造られました。

 2車線または4車線の車道の両側に自転車道と歩道を整備し、5カ所に信号機を新設。南端の松代高校近くでは、バイパスから地蔵峠方面へそのままカーブして抜ける形でつながっています。

 県長野建設事務所は「散歩にもサイクリングにも使える。皆さんに愛着を持ってもらえる道路になればいい」と話しています。


2022年3月12日号掲載