うつ病の薬を飲むと「自殺したくなる」ことがハーバード大学の研究で判明。元も子もない
近年、若年層のうつ病が社会問題化する中、抗うつ薬の副作用に対する懸念が高まっています。
ハーバード大学医学部のスティーブン・ソメライ教授と、ペンシルバニア大学医学部・情報学部のロス・コッペル教授の2020年の研究では、
抗うつ薬を若者が服用すると、その後数ヶ月以降、副作用として感情が乱れを自力でコントロールできなくなり、
数ヶ月以内に死にたくなったり、実際に自殺したりする可能性があるという警告を調査しました。
この研究は、米国における若者の自殺に関するデータを分析した結果で、
1990年から2017年までの米国疾病対策予防センター(CDC)が管理するWONDERデータベースを使った分析とのこと。