(株)カネショー

当社は、1970年(昭和45年)の創業以来、製造ラインの中での「物の移動」の分野での設備を設計・製造しています。具体的に言いますと、清涼飲料水の工場内で、ペットボトルを膨らませる装置に材料を供給するシステム、ビール瓶を出荷するために段ボールに詰め込むシステムなどを扱っています。直接製品をつくっているわけではないのでわかりにくいかもしれませんが、工場内で製品をつくるために欠かせない重要な部分を担っています。取引先は、皆さんもよく知っている大手飲料メーカーや自動車部品メーカー、食品メーカーなどです。受注はすべてオーダーメイドで、二つとして同じものをつくることはなく、創業以来培ってきた長い経験と技術力、そして新しい発想力で、常によりよいものづくりを行っています。毎回新しいものをつくることは難しいが、やりがいのあるものです。
供給システムという特殊なものを製造しているため、技術の習得には時間がかかります。工場全体の仕組みを理解しなければつくれないものですし、設計、機械、電気…と幅広い知識も必要です。「10年でやっと1人前」という世界なので、若手社員には焦らずじっくり、時間をかけて成長してほしいと考えています。皆さんも私たちと一緒に、ものづくりの楽しさを味わってみませんか？（営業技術技術1部部長）

私は知人の紹介がきっかけで入社しました。現在入社1年目で、設備のことや設計などについて、仕事を通じて少しずつ学んでいる毎日です。現在は、先輩社員の指示により図面修正などの補助的な仕事をしていますが、ゆくゆくは自立して図面が引けるように指導してもらっています。じっくりと育ててもらえることがこの会社の魅力の一つですね。まだ当社が手掛ける設備の全体像を把握するのは難しいのですが、完成した装置の電気の配線を任されることもあり、自分の組んだ配線に電気を通し、ラインが動き出すのを見るのはうれしい瞬間です。
これから入社を考えているみなさんには、興味があればまずはやってみてほしいと伝えたいですね。最初は誰でも初めてのことだらけですが、入社してから覚えていけば大丈夫。先輩社員が丁寧に教えてくれます。当社の社員は皆個性があって、それぞれが自分ならではのスキルを持って活躍しています。私も、先輩たちのように、自分ならではの強みを持った人になりたいと思っています。（営業技術技術2部）