『レヴァナント・クロニクルⅡ』のトリガーシナリオ、
『眠れる英雄たちの聖域』をお届けします。
当シナリオは
「ローランド以外の装備に制限のあるシナリオ」となります。
普段とは異なり基本的にローランドのスキル、アイテムのみを使用するものとなっておりますのでご注意下さい。
なお、今後のローランドのシナリオ全てに制限がかかるわけではありませんので、
その点はご安心下さい。
■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加した方は、アクション締め切り後、
シナリオ報酬として経験値・社会性・お金(G)に加え、
冒険者等級の貢献点(ランクアップポイント)が手に入ります。
また、レヴァナント・クロニクルⅡのパブリックシナリオでは、
今後集める事で砂漠で役に立つかもしれないアイテム等と交換可能となる、
「ザンテンブルク冒険者手形」
が1つ手に入ります。
※課題は3月4日中に実装予定です。
さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
活躍に応じて追加の貢献点やザンテンブルク冒険者手形の付与をはじめ、
様々な特典がプレゼントされる可能性があります。
冒険者等級の詳細やランクアップポイントのシステムは
こちらをご覧下さい。
■基本的な状況
機械帝国の宣戦布告は教会の総本山であるウェール教国にも伝わり、砂漠地方に執行官が派遣されることになりました。
ヴュステラント連合国の支援を目的としていますが、人族の中から人界を脅かしかねない者が出てこないか監視し、
「脅威となれば人族であろうと排除する」のも執行官の仕事です。
機械族を魔族側と見るかは教会でも意見が分かれるものの、
由来する技術に利用価値があると考える者は少なくありません。
若き執行官アガサは首都ザンテンブルクに向かう前に、あるものを確保するため、
大戦の英雄たちの霊廟でもあるエアインネルングへと向かいます。
一方、ヴュステラント連合議会議長であるグスタフ・クラインは機械帝国に対抗すべく、
砂漠地方の教会を統括する神官長の許可を得た上で、
英雄たちの遺した遺産の回収を冒険者に依頼します。
エアインネルングにあるものを求めているのは人族だけではなく、
機械族と魔族もまた、侵入しようとしていました。
なおエアインネルングの中は教会の力が働いており、
本来ローランドに存在しない異物は効力を発揮しなくなっています。
各パートについて
今回は砂漠地方、北部地方アバターで難易度は共通です。
シナリオガイドにはベアトリスが出ていますが、彼女は登場しません。
【1】エアインネルングを探索する 難易度:5
エアインネルグは十英雄ヴォルフガングと当時の教会が造ったネクロポリスであり、
小規模な都市並みの広さがあります。
地上から見える部分はあくまでエアインネルングの目印であり、
施設の大部分は地下に広がっています。
教会の結界によって守られ、“墓守”が維持・管理を行っていたため
内部は造られた当初からほとんど変わってませんが地図はなく、
どこに何があるかは実際に行ってから調べる必要があります。
「魔王が再び現れた今、眠れる英雄たちもその力を喜んでお貸し下さるでしょう」
とは神官長の言葉ですが、ただで持ち帰らせるわけではなく、
“墓守”が冒険者の力を試しにきます。
墓守はヴォルフガングが機械兵を元に製作し、教会が術式を刻んだゴーレムのガーディアンであり、
聖域からの魔力供給を受けて稼働しています。
当時はまだ機導の前身となる技術ではあるものの、機導式が組み込まれているため、
機導使いの戦い方を再現してきます。
機械族と同じ特性を持っているものの、魔力耐性・装甲の硬さは一般的な機械兵より低く、
代わりに自己修復能力を持っています。
こちらのパートにはアガサの侍者であるフィオが登場します。
フィオは砂漠地方に合わせ大剣型の機装を使いますが、元は教会騎士のため、戦い方はナイトに近いです。
他二人とは違い魔族や機械族に対しても「害がなければ」特に敵視はしない穏健派です。
【2】“緑将の手”リモーネを撃退する 難易度:6
三機将グリューン直属の部下であるリモーネと、彼が従えるオオカミ型機械兵(マキアウルフ)を倒し、
英雄たちの遺産が機械帝国の手に渡るのを阻止する事が目的となります。
難易度はあくまで目的達成のためのものであり、ここで上位個体であるリモーネを完全に倒す場合は、
難易度8相当になります。
リモーネは機動力に特化した細身の男性型機械族ですが、変形機構を持ち、自身も獣形態になる事ができます。
マキアウルフと連携し、速さと立体的な動きで攻めてくるためかなり手強いですが、
一方で物理的な装甲は薄く、単純な防御力は下位個体以下という欠点もあります。
攻撃が当たりさえすれば追い込むことはさほど難しくないものの、その当てるのが非常に難しい相手です。
彼の狙いは霊廟に保管されているであろう希少金属素材、あるいは高純度の魔石のため、
それを確保次第さっさと撤退するつもりでいます。
こちらのパートにはアガサの侍者であるマルセラと魔人ブロンソンの弟子グウェンが登場します。
二人ともリモーネの排除という目的は一致しているものの、マルセラは魔族絶対滅ぼすべしの過激派であり、
グウェンもまた人族を害虫くらいにしか思っていないため、二人が近づく危険です。
なお、グウェンはマルセラ関係なしにリモーネの攻撃に冒険者たちを巻き込むことを厭いません。
また、ブロンソンから与えられたゲイザーを使役しています。
【3】“聖鎚”ローレライを確保する 難易度:7
十英雄“神匠”ヴォルフガングは優れた鍛冶師でしたが、自らも武器を手に最前線で戦う戦士でもありました。
そんな彼がただ一度、自分のためだけに鍛えた武器が“聖鎚”ローレライです。
ヴォルフガングはローレライをはじめとした英雄装備をエアインネルングの深部に納め、封印を施しました。
この封印のことは記録には残っているものの、詳細については伝わっていないため、
どうやって解除すればいいかは不明なままです。
プレイヤー情報となりますが、この封印を守っているのは十英雄ヴォルフガングであり、
最深部に通じる扉の前に彼の亡骸があります。
ヴォルフガングは故人ですが、特別製の二体のガーディアンを製造し、
自身の死を起動条件とするよう、教会に依頼しました。
このガーディアンは【1】のゴーレムとは比較にならない強さで、
しかも二体同時に撃破しなければ自動修復して復活するという理不尽極まりない能力を持ちます。
ただしヴォルフガングがただ力でごり押せばいいだけのガーディアンを配置するとは考え難く、
何らかの方法で倒しやすく手段はあると考えられます。
こちらのパートには執行官アガサ、ダークプリーストのブロンソンが登場します。
アガサはローレライと共に封印されているであろう教会の遺産が、
ブロンソンは同胞と共に葬られた魔導書が目的で来ており、封印を解くまでは共闘します。
アガサはマルセラよりは融通が利くものの、どちからといえば過激派寄りです。
※「レヴァナント・クロニクルⅡ」のヒント
ローランドでは、敵の特性によって通用しやすい攻撃手段が異なります。
相性がいい場合は相手より実力が劣っていてもダメージが通ることがありますが、
相性が悪いと実力があっても不利に追い込まれてしまう事も珍しくありません。
・一般的な魔物、魔神の加護の弱い下級魔族:北部地方、砂漠地方共に十全な効果を発揮可能。
・中級以上の魔族、“超獣”に分類される魔物:加護破りのスキルや英雄装備等のある北部地方のアバター。
・機械族、(特に砂漠地方の)盗賊等人族の敵:【機導】が使える砂漠地方のアバター。
・砂漠地方特有の硬い外皮を持つ魔物(サンドワーム等):【機導】が使える砂漠地方のアバター。
・アンデッド系の魔物:浄化の力を持つスキルやアイテムのあるアバター。
舞台が砂漠地方のため、砂漠地方のアバターの活躍の機会が多くなるものの、
敵のタイプに応じて従来のアバターやスキル・アイテムをいかに使っていくかも重要となります。
とはいえ、「レヴァナント・クロニクルⅡ」から始めた方は、
まずは「機導使い」のいずれかのアバターを育成すれば問題ございません。
※冒険者等級・北部地方での二つ名について
「レヴァナント・クロニクル」に参加していた方の冒険者等級・貢献点は、
「レヴァナント・クロニクルⅡ」にも引き継がれます。
また、輝神教会を通じて冒険者の情報、二つ名は地域を越えて共有されているため、
異名持ちの方は砂漠地方でも周囲の冒険者から一目置かれることになります。
※ただし北部地方と同じように立ち回れるとは限りません。
※スピリット(精霊)、ドラゴン(竜族)の認識
精霊と竜族は北部地方でも半ば伝説として語られるのみの種族でしたが、
それは砂漠地方でも同様です。
なお、精霊や竜と契約している方は機導武装でも、
基本的には精霊魔法や竜の力が干渉して相殺することなく使用可能です。
ただし【機導】と併用した場合、武装の方が耐えられるとは限りません。
★死亡(アバター死亡)判定
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなど、
冒険者が死亡するケースがあります。
世間的に公にはなっていませんが、教会には「死んだ直後」であれば生き返らせる事が可能な蘇生術式があり、
転生者やそれに準じる者が多く死ぬ可能性がある状況での使用が許可されています。
ただし蘇生してもしばらくの間はまともに戦うことができない状態となり、
システム上では一定期間死亡時のアバターにチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。