NAS用の安価なHDDを求めるライトユーザーにはこのWD Blueを使う人がいるが、製品の仕様として全く向かないどころか、RAID崩壊を起こす理由になりかねないのでお勧めしません。WD社はNAS向けHDDの書き込み方式を従来のCMR方式からSMR方式に''こっそり''変えていたことがリークされ、挙句の果てには謝罪もせずに開き直ってるどころか、未だにCMRとSMRのスペックをわかりやすく記載していない会社である。ライバルの海門社はそもそも名前にCMRと記載していたりするのにね。この商品はSMR方式で、ランダムアクセス性能は信じられないほど低い。これはSMR方式を採用しているHDDの特徴であり、キャッシュの関係で起きているため製品の当たりはずれではなく必ず起こる仕様である。
つまるところ、このWD Blueは壊れやすいとかコスパが悪いとかそういう話ではなく、SMR方式という企業側が安く作れる技術を採用してしまったが故にNAS用途としては致命的な速度の遅さで完全に不適合商品だよ、ということを伝えたいと思います。ちなみにWD REDもおぞましいことにSMR方式を採用して、Synology社から適合HDD認証を解除されて今はNAS用途には不適合扱いです。CMR方式をNAS用途としてはおススメします。
Brand | ウエスタンデジタル(Western Digital) |
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メーカー | Western Digital |
シリーズ | WD Blue |
梱包サイズ | 18.7 x 14.3 x 4.3 cm; 750 g |
商品モデル番号 | WD80EAZZ-EC |
カラー | WD Blue HDD |
フォームファクタ | 3.5インチ |
HDD容量 | 8 TB |
ハードディスク種類 | メカニカルハードデイスク |
HDDインターフェース | Serial ATA |
ハードディスク回転数 | 5640 毎分回転数 |
商品の重量 | 750 g |