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■ そらのいろ、みずのいろ 上巻 「ダメ……聞こえちゃう」  [公式サイト:ひまじん]
どうもみなさん、ごきげんよう。お久しぶりです。毎週やると言っていながら出産やなんだかんだで、無理でした。
今回は、そらのいろ、みずいろって事ですが、原作は一切未プレイです。
ひまじんさんにしては珍しい、和姦な内容ですが、これは私的にかなりストライクでした。
というわけで、さっそく感想考察にまいりたいと思います。

まずはお決まりの、Hシーンのある登場ヒロインのご紹介から。
左から、水島 朝、空山 菜摘芽、一番右はおまけの方々。Hシーンは2人のみで、右のテニス部の方々は1人は
オリジナルで、他の女の子は他の作品に出てるヒロインらしいです。
今回は作画の良さとカメラアングルの豊富さ、そして演出が見事にマッチした作品だと思います。
そこのところをおさえながら、感想考察と参りたいと思います。

開始早々朝ちゃんと主人公のHシーンから始まります。このHのフィニッシュまでの間に、タイトル表示があったり、
ここに至るまでのいきさつなんかが流れたりして、そこのところが好き嫌いの分かれるところですが、
私は意外と、余計なカット割りは勘弁してほしい派なんですが、この作品は大丈夫でした。
最初のカットまでの間は、服を着た状態から、前のチャックを開けて、胸があらわになるところまで。
この脱がしていく段階が非常に丁寧で、脱ぎかけが乳首に引っかかってるあたりなんかは、見てる側をいらいらと興奮させる
演出としては良いと思いました。そして、胸があらわになったときの朝ちゃんの恥ずかしい顔と、見ている側の何ともいえない
達成感がリンクして、開始早々ここだけで結構良作じゃないかと私は思いました。
タイトル後は立ちバックに体位が変更、この更衣室にテニス部の面子が入って着替えをするんですが、ちょうど見えない場所なので
かまわずHを続ける主人公。ここがサブタイトルにもなってる「ダメ・・・聞こえちゃう」というところです。
テニス部が着替える間はひたすら声を殺してH、そして回想に入ってあけたら正常位で、テニス部が出て行くと同時に
深く挿入されて、耐え切れなくなって喘ぎ声がでてしまって、バレそうになるもそのままスルー。
そしていよいよ、私がいつもこだわっているフィニッシュなんですが、和姦なんで、普通に「中に出して」とか「きて!きて!」とか
言うのかなと思っていたんですが、これが変わってて良かったです。
「はじめ、でるんでしょ?でるんだ、あっ!あぁぁ!・・・で、でてるぅ・・・でちゃってるぅぅ」
こんな感じです。良くエロアニメで主人公がしゃべりすぎで嫌だという評価を目にするんですが、
ヒロインが主人公の射精をわかって、出してでもなく、出しちゃだめでもないこのニュアンスは、個人的には新鮮でよかったです。
きちんと射精後の描写もホワイトアウトではなく、痙攣して中出しされている朝ちゃんの描写が描かれていました。

2回目のHシーンも朝ちゃん。今度は「だめ・・・見られちゃう」って感じでしょうか、いきなり立ちバックで、入り口のガラスに
押し付けられてのHから。
ここでもおそらく賛否両論の意見が出ると思いますが、いきなりBGMに歌が流れ始めます。
個人的に、なんというかいけない事をしている二人、秘め事みたいな空気感のある曲だったので、
場違いなBGMでは無いと思います。私はAVなんかはBGMがあるだけで萎えてしまう性格なんですが、
今回のはきちんとした雰囲気つくりに取れて大丈夫でした。
個人的趣向の感想なんですが、両手持ちバックがあったのが非常に高評価です、ただ胸しか映らなかったのが残念です。
全体が映ったときには、両手持ちじゃなくなってましたので・・・。
さて、2回目のフィニッシュですが、これまたちょっと新鮮です。女の子のタイプにもよりますが、イク時、感じすぎて制御がきかないというか
若干暴れるような感じになる子がいます。むしろ考え方を変えれば、黙ってられないくらい動くということは、それだけマジで
感じてるわけで、普通のフィニッシュ時における、「いく、いく、いっちゃうーーー」みたいな声だけの演出よりは、それに動きも
プラスされた方が、よりリアルで、よりHなんだと思います。それがこの2回目のフィニッシュで実現されております。
最初は主人公の手を持って、自分の腰のあたりに両手があるんですが、イキそうになって、たまらずまず片手を地面について、
逃げるような感じで、片方のひざが立ちます、それでもかまわず突く主人公に、いよいよイキそうになって、そこからいきなりのけぞり。
のけぞって、後ろにいる主人公とゴツっとぶつかります。これははっきり言って、私が経験あるだけにリアルだと思いました。
そしてそのままのけぞった状態の後ろ向き騎乗位で、痙攣して終了。そのあと音のみで主人公が逝った演出があり終わり。
今回も、主人公は一切フィニッシュ時はしゃべりませんでした。
フィニッシュ時に盛り上げる演出として、普通はむらかみてるあき氏の様に、ピストン運動の速度を上げるというのが
主流だとおもおうのですが、そらみずの場合、体位と女の子の暴れ具合と目や台詞との演出のシンクロ率で
盛り上げてる気がしました。これはほんと新しいです。

3回目は、空山 菜摘芽と。朝ちゃんが巨乳すぎて気に食わない方も、菜摘芽ちゃんでバランスがとれるかなというところ。
「おちんちん、ギチギチで、血管の形までわかるぅ・・・」とか「子宮にキスしちゃ嫌」とかひまじんさん特有の淫語が
Hを引き立てるかどうかは個人個人の趣向によると思いますが、エロアニメ特有で良いです私は。
菜摘芽ちゃんのHは若干尺が短めですが、流れがスムーズなので、もっと長ければとかは思わない感じです。
作画は後半になっても相変わらずきれいで、動きもぎこちないところは無いです。
そして3回目のフィニッシュも、フィニッシュ手前で、菜摘芽ちゃんが先にイキそうになる形に、今度はどんな動きを見せるかと思ったら、
バックの状態だったんですが、左足だけがいきなりビーン!と伸びました。そしてそのまま逃げるように壁に押し付けられる
様な形になって、そのままバックでフィニッシュ。またもや動きの演出と顔の表情、主人公の無言。徹底されております。
フィニッシュ時は顔のアップなものの、その後ちゃんと中だしされて、アソコから挿入されたままあふれ出る描写はあります。
ということで、ここ最近の作品の中では、ダントツで作画がきれいですし、きれいだということだけでも、最近のものでは
良作になる傾向なんですが、演出面においても、やりすぎず、やらなさすぎず、メーカーさんのオナニー的作品には
なっていないなと思いました。演出的には、ひまじんさんがはじめに出した、ヴァルキリーに似ている気がします。

朝ちゃんがイク時も一回目のシーンは足のみの痙攣が映るカットがあって、脳裏にヴァルキリーが思い浮かびました。
こんな感じで下巻も見せ付けてほしいなと思います。わくわくしながら待ちたいと思います。
(C)2006 Ciel/Tony/rpm/ひまじん