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2014年3月10日 (月)

マッカーサー甥電文:李承晩体制下では日本の領土・竹島を占拠

 3時30分、やっと読了し、就寝。

 8時に起床して、熱めのシャワーを浴びたのち、大粒納豆、皮を剥いだ鶏胸肉にクレイジーソルト、バジルをかけて焼いたバジルチキン、米麹の白味噌を使った浅蜊の味噌汁でご飯2杯の朝食をとる。

 9時過ぎ、市役所に移動し、図書室で諸雑務。

Dcf00001 10時から本会議、一般質問の3日目になり、2名の議員が一般質問を行った。
 市役所と市民との双方向通信に関する質問のなか、職員の情報リテラシーがまだ確立していないため、Facebookやツイッターなどの活用が難しいという答弁があった。市長自らはどうか、という話になったところで、「メールを返すにも1日以上かかる」といった答弁。このレベルの感覚であることに驚いた。

Dcf00002 11時55分、休憩となり、議会運営委員会に傍聴出席。議題は、人権擁護委員、固定資産評価委員、職員懲戒審査委員会委員の選任で、職員懲戒審査委員会委員は議会からの3名の選出であった。次いで、新潟産業大学・新潟工科大学新入生合同歓迎会の実行委員会からの要請である歓迎ビデオ「恋するフォーチュンクッキー」への議会の出演について諮ってもらったが、各会派持ち帰りとなった。

 12時20分、図書室に戻り、持参してきたおにぎり2個(麹漬け納豆、筋子)、茹でブロッコリー、甘塩鮭、卵焼き、椎茸茶で昼食。

 13時から本会議が再開となり、2名の議員が一般質問を行った。

 14時50分から15分間の休憩をし、再開後、もう2名の議員が一般質問。その後に追加議案の説明となった。

「議第64号 使用済核燃料税条例の一部を改正する条例の制定について」
 原子炉設置者の定義規定で引用する関連法律の条項が変更されたため、所要の改正。

「議第60号 平成25年度一般会計補正予算(第12号)」
 コミュニティセンター放射線防護事業 2億3399万円
 高浜コミセンの改修工事

「議第61号 平成25年度ガス事業会計補正予算(第5号)」
 ガス水道内管工事に係る損害賠償請求事件弁護業務委託
 34.5万円

「議第62号 平成25年度水道事業会計補正予算(第5号)」
 ガス水道内管工事に係る損害賠償請求事件弁護業務委託
 34.5万円

「議第63号 平成26年度一般会計補正予算(第1号)」
 臨時福祉給付金給付事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業に伴う、3億9366.万円の補正。

Q.情報CIO補佐官がいないので、技術的なことは委員会の場で聞くが、こういった臨時給付等がある度に、システム改修などで100万円単位の金がかかっている。本来のアウトソーシングはそういったコストを削減する目的もあったのではないか。
A.委託先であるRKKにも指示しているが、ノンカスタマンズの方向で標準化している。そのため、他市よりも安い予算で行っている。

 17時20分に終了となり、図書室に戻って諸雑用。

Dcf00004 18時過ぎ、自宅に戻り、昆布入り小粒納豆を入れて焼いた栃尾揚げ、皮を剥いだ鶏胸肉の塩焼き、水菜サラダ、セロリの浅漬け、ビール500ml3本、わさび茶漬けで夕食をとる。
 生の本山葵があったため、市販の海苔お茶漬けの素に追加するかたちで、本格的なわさび茶漬けを味わった。

 食後、録画しておいた「長七郎江戸日記」の第一シリーズ「第63話 おふくろさんよ・・・・」を観る。ウルトラマンレオの主人公・おおとりゲンを演じた俳優・真夏竜氏が、塩原勝四郎役を演じている。

 20時から事務所で事務仕事。

140310_zenzu 韓国による武力をもっての竹島不法占拠について、1960年の段階で当時の駐日米国大使であり、マッカーサーの甥のマッカーサー2世が韓国にソウル大使館職員に送った極秘電文が公開された。

「原文:SECSTATE 3470 PRIORITY」(pdf形式)

 内容としては、

・公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交の上に李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している

・韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけるべき

といったものまで含んでおり、興味深く、また当時の状況、アメリカの認識を知ることができる資料である。
 テキサス親父日本事務局が翻訳した内容は以下の通り。


極秘 日付:1960,4,27
国務省3470 優先文書
ソウル大使館職員351
パーソンズ次官補へマッカーサーより
マッコーニー・ソウル大使

 我々には韓国に新しく民主主義体制の見込みがある今、できるだけ早く、我々が韓国と日本の紛争に恒久的解決をもたらそうとする機会をつかむよう、私は強く進言する。
 李承晩が権力の座に居る限りは、解決の糸口がほとんど無いように見えたが、現在、我々には韓国と日本の論争の精算につながる全く新しい状況がある。
 韓国と日本の関係は単に日本と韓国と政府と言うような側面ばかりでは無くアメリカと我々の北東アジアにおける責任に深く直接的に関わっている。
 実際問題として、合理的な解決策が見いだせるとすれば、韓国、日本政府と我々が緊密に協調する事が不可欠である。
 最大限に重要な事は、明確な韓国政府の日本問題の早期解決のために基本的な和解の進展を妨げ、悩ましている鬱積した問題を特定し素早く物事が運ぶように準備する事である。
 我々は共産主義者達が新しい韓国の体制にどんな反応を示すかわからないが、我々ができるだけ早く韓国と日本政府を適切な状態に整えようとすることは不可欠である。
 李承晩政権が韓国人に対し権威主義的な警察支配において民主主義の基本心情を冒涜し、国際的な品行や道徳等の基本原理を犯し李承晩ライン周辺の韓国領域外の公海上でも実力行使で海賊行為を働き日本人の漁民達を政治的人質として投獄し韓国領域外の領域を力ずくでつかんでいた。
 野蛮な人質外交の実行は共産主義シナに対する我々の由々しき非難の1つで、そして、韓国によって継続されるならば、それは新しい韓国の民主主義体制の大きな責任となり得る。
 韓国で新しい体制が整い次第、我々の影響力を行使して、これらのことを説得することを進言する。(それが暫定的な性格であろうが)

(1)李承晩の残酷で野蛮な弾圧行為を受け苦しんだ全ての日本人全員の人質を解放し(まだ刑が確定していない人質も含む)

 (2)日本の漁船を公海上で拿捕する習慣をやめさせる事。

 これは韓国の新しい体制から人質外交をやめさせるだけではなく本当の意味での実りのある日本との外交関係の基盤作りが何よりも重要である。
 同時に私は全ての漁民の本国送還と引き替えに岸総理と日本国政府に対し韓国と日本の間で、機会を得て理にかなった交渉が行われ、お互いに合意を得て漁業協定が結ばれるまでの間、韓国の海峡での漁業を自粛するように強く要請する用意がある。
 公海上での日本の漁船の拿捕と人質外交の上に李承晩体制下では、常に日本の領土とされてきている竹島を力ずくで占拠している。これは日韓関係の非常に重要で永久の悩みの種で、この島が日本に返還されるまで、日韓全体の和平が決着することが無い。
 それ故、我々は、新しい韓国の政権に竹島を日本に返還するよう圧力をかけなければならない。日韓包括交渉の満足な終結をさせる気がないならば、新しい体制は少なくとも竹島から速やかに手を引き問題を双方満足な形で解決する一部としての意欲の表明をしなければなら我々が竹島を日本に返還するように強く圧力をかけている間、万が一、新しい体制がそうする気が無ければ、最低限、我々はこの件を国際司法裁判所に付託し仲裁を求める事に合意するよう主張すべきである。
 最後に、我々は新しい体制に対して、外交使節団、ビジネスマンとジャーナリストによる訪問、商業的な取引のような事において、相互主義の条件に関して日本との関係を調節する準備をしなければならない事を、特に明らかに知らせなければならない。
 日本人は8年間、李承晩の占領主義の手法で苦しんで、彼の後継者からそのようなできない扱いを受け入れる気は無い。
 それ自身の利益において、新しい体制は通常の国際行為規範に準拠した行いから始めなければならず、最も有効な始動は、(日本や他の自由主義の世界世論に照らし)韓国大使館がここ(日本)で運営するのと同じ条件で、日本外交使節団を受け入れ韓国で機能することを承諾させる事から始める事である。
 もし我々が今、迅速に動くならば、韓国の新体制は我々の有益性を鑑み、一般的に見れば我々の見解を受け入れるであろうから、我々には初期の時点にて、日韓問題に影響を及ぼす事ができる立場、二度と無いであろう好機があるであろう。
 日本は間違いなく新しい韓国の体制の日本への新しい見方を暖かく迎え全面的にそれに報いるであろう。

ダグラス・マッカーサー
機密扱いが解かれるまでは複製を禁じる
親展
機密種別公式文書

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