食べちゃいたいほど可愛い!(あいさつ)
我は聖書( と神話( と絵本好きのヒストール、よろしくね。
これは『チェンソーマン』96話語り。ネタバレとグロ表現とカニバリズム( とエッチな話に注意。18歳未満は見ちゃダメ。最終回前だけあって情報量が凄まじい。とても即日記事で書ききれない。また改めて96話の考察記事を書く。この記事は以前の記事をたくさん前提にした狭き門。『チェンソーマン』の一文字一コマを見る熱狂的ファン層向け!
鏡のようなチェンソーにマキマが映り( 、
マキマは切り裂かれる!
今まで戦っていたのはデンジの体からもぎ取ったポチタ心臓だった。デンジはポチタ心臓が止まっても「生物」な体を持つため(記事リンク:デンジは死体でも「生物」だし!)、ポチタ心臓なしで動き、マキマの体を切り裂けた。
やはり、今の意識はマキマではない。2話のマキマはデンジのこの体質について語っていた。この体質を知らない者はマキマではない、マキマの契約悪魔だ。デンジは「パワーに貰った血ぃ全部使っちまった」とパワーの血の力があったことを匂わせている。真チェンソーマンなら心臓なしでも動けた。が、パワー本人はいない。チェンソーマンの力は弱体化してる。なぜデンジは心臓なしで動けたのか?死体なのに「生物」で、心臓でなく体の中に「親友」が生きてるデンジ君ならでは。
黙示録( の4人の騎士の一員、支配の悪魔はパワーを支配できなかった。腰に手を当てるクセがある支配の悪魔( はパワーに嫉妬して「ぱん」するほど程度が低い。パワーはチェンソーマンの中から復活させてもらえるほどチェンソーマンに認められている。支配の悪魔はチェンソーマンに認められていない。だから支配の悪魔は、自分がパワーより程度が上と思えない。パワーは能天使に由来する。聖書訳に合わせれば、《パワー》は主が滅ぼす都すら生かす《奇跡(デュナミス)》で、天使位階なら悪魔を支配する《権威(エクソウシーア)》に当たる。聖書から見ても、天使学から見ても、チェンソーマンから見ても、支配の悪魔はパワーより程度が低い。
デンジと岸辺はタツキブランドの「タツキコーポ」に移動し、二人とも何かを運んで疲れてる様子。
マキマ人肉ステーキ!
タツキはイカレてやがる!最高だ!
くっ、我( はデンジがステーキを語った時点で「デンジは毎朝マキマステーキを食べる」と瞬時に考察すべきだった!我( の想像力が足りなかった(悲しみ)。(;・∀・)ハッ?もしかしたら「5カノ10カノ」「たくさんセックス」フラグも回収するの?残り1回で?最終回はデンジは支配の悪魔を支配し、マキマやレゼを含む10カノとセッ…いけないいけない。そんなの不道徳です。
デンジやタツキは狂っていない。その証拠に、デンジは真剣な顔で「まだ心底マキマさんが好きなんだ」と呟( く。我( もマキマが心底好き。()
デンジはマキマを好きと言いながら「死んでった連中」を勘定に入れ、マキマ人肉を炒めながら「俺も一緒に背負うよ マキマさんの罪」と言う。ここは別記事で書きたいところ。デンジはマキマだけでなくマキマに殺された人のことを考え、理性的にマキマ肉を炒めてる。デンジは自己中ではなく狂ってもいない。
この「デンジがマキマ食べるぞ作戦(そのまま)」は岸辺も協力している。だからデンジが発狂して一人でマキマを食べ始めたわけではない。岸辺は「罪のない人々が犠牲になっている」と言ってる。これはバラバラにされたマキマを生かすために日本国民がどんどん死んでいる、という話だろう。岸辺はこの作戦はおおむね失敗すると見ているが、少しは勝機があるようだ。
デンジの作戦は「マキマを食べて吸収し、罪の悪魔と内閣総理大臣の契約を無効化し、後でマキマを吐き出すこと」だろうか(暫定)。チェンソーマンの能力は【人間も吐き出せる】のか。それともデンジは自分の中にマキマを囲って暮らすのか。予想がつかない。とりあえず、チェンソーマンの姿でなくデンジの姿でマキマを食べなきゃいけない理由があるようだ。
マキマの目玉は確実に悪魔の目玉だろうが…デンジは全部食べるのかな。
パワーだってゾンビたべてたし、デンジだってマキマをたべるんだ!
うん、そうだよ。それはちっともおかしくないんだよ(こどものりくつ)。
いや、おかしいだろ!カニバリズムを擁護してみたものの、絵的にデンジがクレイジーストーカーで殺人犯みたいだ!ヒーローがメインヒロインを完全摂取ってどういうことだよ!?とりあえず「タツキは天才だから」「タツキだから」でまぁまぁなあなあにしのごう。最終回をどう畳むのか気になる。マキマは目が人間に戻ってて、デンジとマキマで映画館デートだろうか?同じ日に同じ映画館でレゼとデートとか?最低だなデンジ!(やってない)重大発表は『チェンソーマン』のアニメ化か、続編予定の発表か。タツキは巻末コメントで他人事を装ってやがる…!
人肉描写がショックだった人の心を癒やすため、我( の好きな絵本を紹介してみよう。
冒頭の絵本『いつまでも、鰐( 』はとあるフランス人のパパが最愛の息子にせがまれて(その子は幼くして亡くなった)創作していた絵本の一つ。腹が減って孫を食べてしまった年寄り鰐( 🐊が家族から離れ、おいしそうなメスタコ🐙に恋する話。最愛の息子が「とってもばかみたいな話」が好きなので、パパはなるべく「とってもばかみたいな絵本」を描いて最愛の息子に見せてたと。死んだ息子を偲んで出版したパパ絵本だ(´・ω・`)。パパ絵本では登場キャラクターがよく食べられるけど、道徳はたまに考慮されることもあるし、子供目線で白人が悪人で黒人が善人として描かれていたり、とても温かな絵本集。レオポルド・ショヴォーの絵本は、一風変わっているけれど、最愛の息子目線で描かれた良い作品、世界中の子どもたちにオススメできるいい作品だ。
おねがい、いかないで。
おれたちはたべちゃいたいほどおまえがすきなんだ。
だべてやるから、いかないで。
━━『かいじゅうたちのいるところ』
これは有名な絵本で映画化もされた。モーリス・センダックは、子どもの頃の気持ちと心の動きを子ども以上にハッキリ記憶し絵本を描ける点で、特別すごい絵本作家だ。『かいじゅうたちのいるところ』は、幼いの頃のセンダックがユダヤ的な行事で「ぼくはでっかいおとなたちにたべられちゃう」と思い込んだ時の気持ちで描かかれている。
カニバリズムのショックを癒やすためにカニバリズムな絵本を紹介する!
よし!
この記事にスター押し、ブクマ、コメント、リツイート等してくれると励みになるよ(人∀・)タノム
『チェンソーマン』の最終回以降は漫画記事どうするかな…。
追記:人の肉なしの96話考察。初スマホ📱、初腕時計⌚、革靴👞だ。
追記:愛と抱きしめの最終回。
チェンソーマンの主な考察まとめ。