【チェンソーマン考察】「デンジ君」の中の『デンジ』 〜ループ確定〜

 
 ハロー、ガイズ。
 わたし聖書ヴィヴリア神話ムーソロギアーとマンガきのヒストール、よろしくね。
 これは『チェンソーマン』のループ考察こうさつ本誌ほんしネタバレあり、グロ注意ちゅうい
 はじめに、このアイディアを2020年9月29日18時26分9秒にくれた
 コメント考察者こうさつしゃかしこきモノシールに感謝かんしゃを!ありがとう!
 かれは「日光にっこう悪魔あくま考察こうさつつづき、この考察こうさつアイディアを提供ていきょうしてくれた。
 (もうわたしはこのまま考察こうさつまとめやくらくしたい
   
tenfingers.hatenablog.com
 
 
 
 この世界せかいではループしている。
 
 それは1〜4完全かんぜんにわかる。
 
 
 

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わかりやすい荒井例
 
 1〜4話に入る前に、前提条件から。
 このマンガでは黒枠内のコマは前の世界で、
 今の世界の回想に見せかけられている。
 今の世界の回想は黒枠ではなく、
 白枠内かつ白の部分にトーンを貼って表現される。
 前の世界の荒井(左)はのどと頭を撃たれて絶命した。
 今の世界の荒井(右)は頭だけ撃たれて絶命した。
 

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コベニも違う
 
 前の世界のコベニ(右)は荒井の返り血を浴びた。
 今の世界のコベニ(左)は荒井の返り血を浴びず、
 コベニが顔の血をふいたコマがなく、血をこすった形跡もない。 
 

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前のパワー(凶悪)
 
 また、前の世界のパワーはまだ、四つ角のまま血抜きをされず放置されている。
 
 黒枠はある分だけ今の世界と違いがあり、例が膨大で、
 わたしは今までの考察記事でこの話を繰り返してきたのでここで止める。
 
 では、本題のループ証拠に入ろう。
 モノシールの発言を引用する。
 
ヒストールよ、僕の意見を取り上げてくれてありがとう😆
お礼といってはなんだけど新しい情報を持ってきた、、(たぶんまだ記事では言及されてない)
一巻第一話のp27一番したのコマででデンジは「悪魔には死んだ人の体を乗っ取れるヤツもいるらしい」
一巻4話p3-4でデンジは「魔人ってナニ?」アキ「人の死体を乗っ取った悪魔、それが魔人だ」デンジ「フーン」
ということでヒストールのループ説の明確な根拠があったよ!

 ここからわたしなりに展開してみる。モノシール、助かってるよ〜。
 

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悪魔には体を乗っ取れるヤツもいる
 
 まずは前の世界のデンジ…(1話)のコマから見てみよう。やはり黒枠内だ。
 
悪魔には…死んだ人の体を乗っ取れるヤツもいるらしい 
 
 前のデンジ…は「魔人」を知っている。
 彼は用語そのものを知らないとしてもその内容を知っている。
 
 

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魔人について
 
  ところが今の世界の4話。
 
デンジ君「なあ魔人ってナニ?」
アキ「人の死体を乗っ取った悪魔…それが魔人だ」
デンジ君「ふ〜ん え… あぁ それじゃオレ魔人じゃね?」
 
 とデンジ君は「魔人」とその内容を知らない。
 デンジは義務教育を受けていないが、頭がいい。
 「悪魔には…死んだ人の体を乗っ取れるヤツもいるらしい」
 と言ってたデンジが「魔人」の説明を聞いて、
 「ふ〜ん」(初めて聞く)
 「え…」(気づく)
 「あぁ」(考える)
 と反応することはありえない。
 黒枠のデンジが白枠のデンジと同じで、
 ただ「魔人」という用語を知らないなら、
 「聞いたことあるぜ
 「それなら知ってるぜ
 などと反応するはずだ。
 
 

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ゾンビの悪魔
 
 また1話にてゾンビの悪魔が「悪魔が体を乗っ取った」「じゃあ仲間だな!?」と
 ハッキリ口にしている。
 

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乗っ取り
  
 同じく1話にて黒服が「悪魔による乗っ取り」、
 マキマが「乗っ取りは顔見ればわかるもん」と言う。
 デンジ君の意識がうろ覚えだとしても三度も台詞になっている
 「乗っ取り」をデンジ君が全て聞き逃し魔人を忘れたとするのは無理だ。
 ここはタツキが意識的に描いているため、三度も「乗っ取り」を連呼し、
 4話のアキの「人の死体を乗っ取った悪魔」につなげている。
 
 黒枠内の前のデンジ…と、
 白枠内の今のデンジ君は別世界に生きている。
 
 次の証拠。2話。
 

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ポチタについて
 
 今のデンジ君はポチタについて、
 マキマに「飼ってた悪魔」「ポチタ」としか言っていない。
 

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2話のデンジと少女と筋肉の悪魔
 
俺も悪魔とダチだったからわかるんだ…
気のいい悪魔もいるって
 
 2話のこの台詞をマキマが聞いていたとしても、
 マキマに入る情報は「悪魔とダチ(友達)」止まりだ。

 

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「親友」

 ところが、ループしているマキマは「親友」と言っている。
 「悪魔」とも「ポチタ」とも「友達」とも言っていない。
 マキマが「親友」と言い切れるのはループしているから。
 さらに、マキマがここで言う「親友」は「ポチタ」ではない。
 「親友」とは【デンジ】だ。
 

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約束でなく契約だった
 
 少なくとも、今の世界のデンジは、
 前の世界のポチタがデンジ…を契約で体を乗っ取った存在だ。
 マキマが82話で言っている「約束じゃなくて契約だったんだよ」は、
 今の世界の契約ではなく、前の世界の契約だ。
 
 

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前の世界の契約
 
 この前の世界の契約
 「俺の体をポチタにあげてーんだ
 「普通の暮らしをして普通の死に方をしてほしい」
 「俺の夢を叶えてくれよ」
 のために、前のポチタはデンジ…の死体を契約により乗っ取り、
 契約によるために魔人にはならず、
 「普通の暮らしをして」のために普通の人間になった。
 それが今の【デンジ】だ。
 デンジ(前のポチタ)+今のポチタ。
 

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影を見よう
 
 だから、このデンジは子供なのに、
 影がチェンソーマンで、
 実体はチェンソーマン、デンジではない。
 彼は「普通の暮らし」のために人間化し、
 チェンソーマンやポチタとしての記憶を失っていた。
 

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もう一度
 
 だからマキマがここで言う「キミ」とは
 「デンジになったポチタ」であり、
 【親友】とは【デンジ】であり、
 「キミの中」とは「心臓」ではなく「の中」だ。
 タツキは2コマでこれ見よがしに胸を強調し、
 「キミの中」を「心臓」と錯覚させている。
 「”から人と悪魔二つの匂いがするもん」は、
 「心臓”から悪魔の匂いがするもん」ではない。
 
 デンジ君は主にポチタだが、
 体の中にはデンジが生きてる。
 なので完全な悪魔でもない。
 
 デンジ君は全てポチタだった、偽物に過ぎなかった…
 というと悲しくなるがそうではない。
 デンジ君は「から人と悪魔二つの匂いがする
 人と悪魔が混じった者だ。
 
 ややこしいがデンジ君は体が人/悪魔で、心臓がポチタだ。
 本来なら二匹のポチタの力を出せるが、
 「普通の暮らし」契約のため、体の方はポチタの力を出せなかった。
 
 
 

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好きな男のタイプ
 
 マキマは好きな男のタイプを
 「デンジ君みたいな」と言っているので、
 チェンソーマンやデンジ君ではなくデンジ」が好き。
 
 

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マキマは【デンジ】を取り戻したい
 
 マキマがなぜデンジの普通を作り壊すかと言えば、
 自分の好きな【デンジ】のためだ。
 

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支配の悪魔
 
 ただ、マキマの目的は【デンジ】でも、
 支配の悪魔は「チェンソーマンのファン」で、
 

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支配の悪魔の目的
 
 支配の悪魔の目的は
 「チェンソーマンを使ってより良い世界を作りたい
 と思われる。
 
 喋る目玉、支配の悪魔とマキマの境目については
 また別の記事で考察しよう。
 
 モノシールとこの記事を見た全ての人にサンクス!
 また見てね〜。藤本タツキは最高!チェンソーマン最高!

 

 追記:「マキマ」と「支配の悪魔」の境目をつけるぞ記事。

 

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【チェンソーマン考察】「デンジ君」の中の『デンジ』 〜ループ確定〜

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