【チェンソーマン84話】なぜデンジはパワーの胸を揉みたがったか 〜わが妹パワー〜

 

　ハロー、ガイズ。

　我（わたし）は聖書（ヴィヴリア）と神話（ムーソロギアー）好（ず）きの一読者（いちどくしゃ）ヒストール。よろしくね。

　これは84話（わ）により展開（てんかい）できた『チェンソーマン』考察（こうさつ）。

　タイトルに反（はん）してハートフルな家族愛（かぞくあい）の話（はなし）。

　多大（ただい）なネタバレ警告（けいこく）。単行本派（たんこうぼんは）や自力（じりき）で考察（こうさつ）したい人（ひと）は見（み）ない方（ほう）がいい。

　エッチに見（み）えてエッチでない画像（がぞう）があるので注意（ちゅうい）。

　では━━（）

 

ループ前（まえ）のハッピーバースデー🎂と🎉

 

　軽（かる）い扉（とびら）から開（ひら）こう。

　デンジがマキマ宅（たく）のドアを開（あ）ける時（とき）、

　パワーが次（つぎ）にやることを少（すこし“覚おぼえていた”。

　これは多（おお）くの読者（どくしゃ）が感（かん）じたことだろう。

　世界（せかい）はループしているのでは？と。

いつ消（き）えるの

　84話（わ）によりチェンソーマンが食（た）べた悪魔（あくま）は、

　その名前（なまえ）の存在（そんざい）が消（き）えると判明（はんめい）した。

　しかしいつ消（き）えるのだろう？　

　食（た）べてからすぐ？8時間後（じかんご）くらい？

ドイツ語（ご）のメモ📝

　それとも━━終焉（しゅうえん）の日（ひ）を迎（むか）えループしてから？

　実（じつ）はチェンソーマンでは、現行世界（げんこうせかい）でないループ前（まえ）の出来事（できごと）は、

　基本的（きほんてき）に黒枠（くろわく）で描（か）かれている（少（すこ）しだけ例外（れいがい）がある）。

　だから一見（いっけん）、現行（げんこう）世界（せかい）に見（み）えるこのメモは、

　前（まえ）の世界（せかい）のものだ。

　今回（こんかい）は“終焉（しゅうえん）の日（ひ）を”がいつかは語（かた）らない。

　ループ後（ご）が世界（せかい）再編（さいへん）の時（とき）だろうと予想（よそう）しておく。

　

　デンジの話（はなし）の入（はい）る前（まえ）に、本当（ほんとう）に黒枠（くろわく）がループ前（まえ）の世界（せかい）かどうか、

　パワーの黒枠（くろわく）から世界（せかい）のズレを見出（みいだ）してみよう。

　ループ前（まえ）（二種類（にしゅるい））のパワーはケダモノ同然（どうぜん）で、

野生的（やせいてきパワー

・服（ふく）を着（き）ない。

・やや痩（や）せてる。

・髪（かみ）や肌（はだ）を洗（あら）わない。

・おそらくは時刻（じこく）や時刻（じこく）を守（まも）る観念（アイディア）がない。

・デンジとコミュニケーション取（と）れなそう。

　という野生児（やせいじ）だ。

⊂(´;ω;⊂⌒｀つザァァ

 　だからこの世界（せかい）のパワーは、ニャーコをコウモリの悪魔（あくま）から助（たす）けられない。ケダモノじみたパワーがある程度（ていど）、人間的（にんげんてき）な習慣しゅうかんに身みにつけるにはかなりの時間じかんがかかる。その間（あいだ）、コウモリの悪魔（あくま）がずっとニャーコを生（い）かし世話（せわ）するわけがない。だから、現行（げんこう）世界せかいのパワーと、黒枠くろわくで描かかれたパワー（二種類にしゅるい）は違ちがう世界せかいのパワーとわかる。

パワーのいない悲（かなしい世界（せかい））

　そしてパワーがニャーコを助たすけられなかった場合ばあい、パワーがデンジのバディにならなかったルート。それでこの世界せかいでは、デンジの護衛ごえいにパワーがいない。ニャーコは死（し）んだ。悲（かな）しい。デンジィーーー！！！( 'д'⊂彡☆))Д´) ﾊﾟｰﾝ）

パワーは忘（わす）れない

　しかしパワーはループしても忘（わす）れないものがある。それはニャーコの血（ち）の温（ぬく）もりだ。世界（せかい）が変（か）わってもパワーはこれを忘（わす）れない。

パワーの胸（むね）の奥（おく）

 　そしてチェンソーマンの（丶丶丶丶丶丶丶丶）デンジもパワーに対して（丶丶丶丶丶丶丶）忘（わす）れないことがある。それはパワーの胸（むね）だ。いやらしい話（はなし）ではない。デンジは無自覚（むじかく）に、妹（いもうと）としてのパワーを覚（おぼ）えている。デンジは妹（いもうと）のハートを守（まも）りたい。デンジは記憶（きおく）が不完全（ふかんぜん）なため、「妹（いもうと）の胸（ハート）を守（まも）りたい」を「魔人（まじん）の胸（おっぱい）揉（も）みたい」だと錯覚（さっかく）している。だからデンジはパワーに騙（だま）され、コウモリの悪魔に握りつぶされながら（丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶）「アイツはニャーコを悪魔（あくま）に奪（うば）われてどんな気持（きもちで眠ねむっていたんだろう」と妹（いもうと）パワーの胸むねの気持（きも）ちを思（おも）いやり、コウモリの悪魔（あくま）と戦（たたか）う。

デンジの表情（ひょうじょう）をよく見（み）ると

 　この画像（がぞう）だけ、表情（ひょうじょう）を見（み）て「おっぱい揉（も）むために戦（たたか）う低俗（ていぞくな男おとこ」に見（み）えるだろうか。【記憶（きおく）を失（うしな）った兄（あに）が、悪魔（あくま）から妹（いもうと）の猫（ねこ）を取（と）り返（かえ）し、妹（いもうと）のハートを守（まもるために悪魔（あくま）と必死（ひっし）に戦（たたか）ってる】と言葉（ことば）にするとどうだろう？同（おな）じ絵（え）（が別物べつもののようだ。

 

デンジはヘトヘトなのに…

　新（あたら）しい悪魔（あくま）が来（き）て自分（じぶん）の右腕（みぎうで）が悪魔（あくま）に食（く）われた。

　妹は動けない（丶丶丶丶丶丶）。妹は猫を連れて逃げてと言う（丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶）。

　━━戦（たたか）う。　

 　

さらにズタボロ

　悪魔（あくま）に吹（ふ）き飛（と）ばされる。

　血（ち）が足（た）りずチェンソーになれない。

　妹と妹の猫がすぐ後ろにいる（丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶）。

　━━立（た）ち上（あ）がる。

　

“低俗な欲望”と悪魔に言われたら

　━━兄を思い出す（経験はない）

　━━家族を守りたい（記憶はない）

　━━猫を救う（自覚はない）

　自分（じぶん）を奮（ふる）い立（た）たせる。
  

悪魔（あくま）の腹（はら）を裂（さ）いて

 　デンジのゴールはここだった。

　デンジは悪魔（あくま）から妹（いもうと）と妹（いもうと）の猫（ねこ）を助（たす）けたかった。

　デンジには自覚（じかく）も記憶（きおく）もない。でも助（たす）ける。

あれ？

　ただ、デンジはチェンソーマンであるためか、世界（せかい）がループしてもある程度（ていど）の記憶（きおく）と、「感触（かんしょく）の記憶（きおく）」「味覚（みかく）の記憶（きおく）」がある。だからデンジは約束通（やくそくどお）りパワーの胸（むね）を三回（さんかい）揉（も）む（一回（いっかい）はパッド）が…デンジの手（て）や体（からだ）は妹（いもうと）を覚（おぼ）えていた。そして絵（え）をよく見（み）ると背景（はいけい）が真（ま）っ黒（くろ）だ。これは現行（げんこう）世界（せかい）だが、過去（かこ）の記憶（きおく）（パワーとの家族（かぞく）としての記憶（きおく））が蘇（よみがえ）っているから真（ま）っ黒（くろ）だ。

ノーエッチ

 　要（よう）するに、「全然（ぜんぜん）エッチな感（かん）じがしねえ」。71話（わ）の介護風呂（かいごぶろ）だけでなく、12話（わ）の胸揉（むねも）みも「大切（たいせつ）な家族（かぞく）だから感（かん）じなかった」。ループを知（し）らなければ、「デンジは理想（りそう）と現実（げんじつ）のギャップを感（かん）じたのだろう」と解釈（かいしゃく）してしまう。

よく見（み）ると

 　デンジはまた、味覚（みかく）でレゼとの失恋（しつれん）をドブ味（あじ）コーヒーとして覚（おぼ）えている。「絵（え）を見（み）ないで」「ループを知（し）らない」と単（たん）にデンジは子供舌（こどもじた）だからと解釈（かいしゃく）してしまう。

不死者（インモータルの味覚破壊（みかくはかい）（ファイアパンチも）

 　この「アキ殺（ごろ）し糞味（くそあじ）アイス」の感覚（かんかく）も【一回（いっかい）ではないから】強烈（きょうれつ）で、世界（せかい）ループを知（し）らないとなかなか絵（え）が見（み）えてこない。

無限（むげん）の絶望（ぜつぼう）を切（き）り裂（さ）け！

　絵（え）をよく見（み）ることは、大切（たいせつ）だ。我（わたし）は「無限（むげん）ループを終（お）わらせる回（かい）」とその絵（え）を覚（おぼ）えている。ヒーローのデンジが無限（むげん）ループを終（お）わらせる（＾ω＾）。我（わたし）は希望（きぼう）を保（たも）ち楽観的（らっかんてき）に『チェンソーマン』を読（よ）む。我（わたし）はデンジがパワー胸（むね）を揉（も）もうとする時（とき）も、デンジがマキマの犬（いぬ）になりパワーがマキマに「ぱん」されても、コベニがごついチェンソーマンにコハンバーガー🍔やポテト🍟を二度（にど）こぼしても、デンジがヒーローだと信（しん）じている。きっと…大丈夫（だいじょうぶ）。

 

　おまけ。

 

　デンジ（兄（にい）ちゃん）をまねっこ（ミラーリング）する妹（いもうと）パワーの図（ず）。

 

レベル1　言葉（ことば）を似（に）せる

デンジが「あ？」言（い）うから「はア？」。

デンジがなんかおちょくるからなんか言（い）う。

デンジが「早川（はやかわ）先輩（せんぱい）…」言いうから「先輩せんぱい…」と三分ぶんのニだけまねる。

は？まねしてないが？ワシおりじなるじゃ。

 

レベル2　姿勢（しせい）をまねっこ

デンジが左（ひだりに傾かたむいたのでワシも傾かたむく。

デンジが右（みぎ）に傾かたむき何（なに）か言（い）っておる（※内容ないようはわかってない）ので同おなじ感かんじにする。

 

レベル3　言葉（ことば）まねっこ

デンジが行いきてえならワシも行いきてえ！

そうそう、ワシおちついてきた。

闇やみの悪魔あくまはワシが倒たおしたかもしれんので地獄じごくは平和へいわじゃ！

人間にんげんどもワシにノーベル地獄じごく平和賞へいわしょうをよこせ！

 

そんなとこまで真似（まね）しちゃだめっ

 

デンジがお供そなえ物もの食たべるのでワシもぐもぐ…。