ハロー、エヴリワン。我のユーザーネームはヒストール、よろしくね。
この記事は『チェンソーマン』考察の“チェンソーの悪魔はアヴァッドーン王”の補足に見せかけて、聖書や神話やエラダ(ギリシャ)語の話。漫画やゲームの話に擬態した難しい話なので注意を。タイトルには全く意がない。
アバドンとアポロンが同じと言っても絵で見ると違いすぎる!ムキムキイケメンと醜い怪物に何のつながりが?日本人は「アヴァッドーン(אֲבַדּוֹן)」を縮めて【アバドン】、そのギリシャ語名「アポッルーオーン(Ἀπολλύων)」を縮めて【アポリオン】と呼ぶ。また「アポッロン(Απόλλων)」を【アポロン】と呼ぶ。アバドンはアポロンだ。なぜなら、
アポリオン(Ἀπολλύων)は
アポロン(Απόλλων)だから。
アポロン七文字とアポリオン八文字の違いは「ウプシロン(Υ, υ)」一文字だけだ。絵で見るとわからないが、語で見ればわかる。だが、西洋人は“アポリオンは「破壊者(destroyer)」である”と、ずっと噓をついている。一文字ズレただけで「破壊者」になる神をエラダ(ギリシャ)人が信じるワケがない。アポロンのシンボルたる矢をつかんだアポリオンを倒すクリスチャン騎士の絵がたくさん出てくる。このように。
かつて大蛇「ピュートー(Πυθώ)」を葬り力と居場所を奪ったアポロン、エラダ人は先住者ペラスゴイ人の主神「ポセイドーン(Ποσειδῶν)」を格下げし、その妻で大女神の「メドーーサ(Μέδουσα)」を蛇髪の怪物に貶めたが、エラダの神々はクリスチャンに負け、今度は自分たちの神々が怪物に貶めれられた。
しかしなぜ「破壊者」から程遠い「アポリオン」を幼稚な誤訳で押し通せるのか?いっぱい専門家がいるはずなのに。この話は1600年〜1900年前にさかのぼる。無知で狂信的なクリスチャンたちは、初期に原典エラダ語を正典とせず、ラテン語を正典とし、異端に堕落した。ヒエロムニスが405年にラテン語訳聖書ウルガータを完成させる頃、無知と異端も円熟した。こうして西洋人は、偽りのチャーチによって聖書のエラダ語、【狭き天の門】への道を塞ぎ、1600年ずっと腐り続けている。イスラームではクルアーンで聖職者が禁じられており、各人がアラビア語で毎日礼拝しなければいけないため、聖職者と俗人の不平等がなく、各人でクルアーンを読むよう推奨された。だが、クリスチャンは毎日礼拝せず、聖職者と一般信徒に上下差別があり、聖なき聖職者が聖書を独占し、一般信徒に自ら聖書を知ることを禁じた。こうしてクリスチャン全員が知るべきエラダ語が禁じられ、西洋人はみんな「アルファ(Α, α)」から「オメガ(Ω, ω)」まで、全てのエラダ文字がわからないアホになり、聖書の全文字がわからないどアホになった。だから西洋人は、学者でも聖職者でも「アポリオン」や「アポロン」が何を示すのか誰もわからない。そのどアホの証拠として西洋人は“「アルファ(Α, α)」は「〜なしに(not, without)」である”という珍説をずっと維持している。アルファベットの最初の文字が否定な訳ないだろう。
「アルファ(Α, α)」は【鳥の卵】であり、天の生命と地の生命を含む根源的生命の源だ。その証拠を挙げよう。
「アポッロン(Απόλλων)」━━アポロン。
「アテーナ(Ἀθηνᾶ)」━━アテナ。
「アルテミス(Ἄρτεμις)」
「アキッレウス(Ἀχιλλεύς)」━━アキレウス。
「アタランテー(Ἀταλάντη)」━━アタランテ。
「アンゲロス(ἄγγελος)」━━エンジェル。
「アッバ(Ἀββᾶ)」 パパ(幼児語) ※アラム語の翻訳で神のこと。
「アデルフォス(ἀδελφός)」 ━━ブラザー。
「アデルフェー(ἀδελφή)」━━シスター。
「アガペー(ἀγάπη)」━━ラヴ、愛。
「ハギオス(ἅγιος)」━━ホーリー、セイクリッド、聖なる。
「アガソス(ἀγαθός)」━━グッド、良い。
神や英雄やエンジェルや愛や聖なるや良いは否定から始まる語だろうか?根源的な卵から始まる語だろうか?もちろん根源的な卵だ。アルファは、鳥の卵と言っても卵生のニュアンスがないのでパパ、ブラザー、シスターのはじめとなる。アルファは下等生物のニュアンスはなく、肉なき天的な生命も含むので、神もエンジェルも半神もアルファからはじまる名を持つ。アルファは純粋に霊的な卵ではなく肉の生命の根源でもあるので半神でない人名にも使われる。アルファは霊か肉かの二元論ではない。子供は天からの授かりものと子を産む母たちが言う通り、生命は天から授けられ肉に仮宿る。母の語る生命は、子供を産めない男性の論より重い。もしも「アルファ(Α, α)」が「〜なし(not, without)」なら、上記の語をどう説明できるか?「アルファ(Α, α)」から始まる人名や英雄名や神名や地名や単語は豊富だ。それら全てが否定から始まるという証拠は一語もない。神話に詳しくない人でも、アポロンやアテナやアルテミスやアキレウスの最初の一文字が否定だと言われたら変に思うだろう。おかしいのは西洋の学説側だ。珍説の根拠として、「アビス(ἄβυσσος)」、神性金属の「アダマント(ἀδάμας)」、宝石の「アメシスト(ἀμέθυστος)」が語られるが、アビュッソスは天から落ちた者たちの住処、神的金属のアダマントやアメジストも天的な生命を宿す金属や宝石のことだ。神の金属が否定からはじまるワケがない。「ウラノス(οὐρᾰνός)」がちんちんを息子「クロノス(Κρόνος)」にアダマントの鎌で斬られた時、根源的な卵(金玉)も刈り取られた。神秘的に名付けられた宝石が否定からはじまるワケがない。アメシストは酔いを制御する卵で酔わない石ではない。膨大な例を調べても、それら全ての一文字目が「〜なしに」だと言い張るなら、議論に行かず精神病院に行くべきだ。本当に西洋の学者たちを精神病院にぶち込む訳にはいかないが、この珍説の支持者に脳があるのか疑わしい。ちなみに、日本人が「無神論者」と誤訳した英語の「atheist
我
我
ここ1900年の人類は正典の文字も絵も数も動物も植物も金属も宝石もわからないアホ世代しか出なかった。ルネサンスはまだ起きていない。真のエラダ(ギリシャ)やラテン(ローマ)や聖書やクルアーンを知る世代はこれから生まれる。