鷹正宗株式会社

お酒はそのままでも美味しいのですが、食事と一緒に飲むことでどちらの美味しさも引き立てたり、程よい酔いが心を癒やしたりと、毎日飲みたくなるほど魅力的な食品。また、お酒は神聖なものとして扱われることもあり、結婚式など特別なときにも欠かせない食品でもあります。そこで、1935年の創業以来、私たちが目指しているのは「お客さまに一番近い酒造会社」になる。毎日の食事や晩酌はもちろん、親戚が集まるときなど特別なときにも選んでもらえるようなお酒を作り出し、提供することを目指しています。そして、時代に即したニーズや美味しさを実現できるよう、日々努力を重ねています。

私たちが製造しているお酒は、地元のみならず全国的に広く親しまれています。2019年度の清酒の出荷数は九州・福岡地区では2位、全国では63位と高く、単式蒸留焼酎にいたっては、出荷数は全国8位、売上は全国14位という高い実績を誇っています。さらに、中国や香港を始めとしたアジア圏への輸出も行っており、海外でも高い評価を獲得しています。また、大手酒造メーカーからの依頼に応じた開発委託も行っており、幅広いお酒の開発・製造をしています。1つを極めるだけでなく、さまざまなお酒づくりを通して、今もなお技術力や開発力を高めています。

お酒の製造は毎日同じ工程を行い、どの作業も地道なものばかりでかっこいいと感じる仕事はありません。ただ、全ての工程や作業の一つひとつに意味があり、どの工程も美味しいお酒を作るには欠かせません。そこで、私たちのお酒の製造現場では、作業ごとに見直しや改善を行い、より美味しく仕上がるよう、常にこだわった酒づくりをしています。また、私たちの酒づくりでは地産地消にこだわり、地元で生産された麦や自慢の伏流水を使用したお酒を製造しています。地元の美味しさをしっかりと引き出し、より多くの人に知ってもらえるように、今までの味に満足せず常により高い美味しさを追求しています。