烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日そして、ロシアがウクライナ侵攻後に「ウクライナがチェルノブイリでダーティーボムを製造している」と言い出した。真偽は別として、ウクライナのチェルノブイリ演習をロシアが曲解した、大袈裟に捉えた可能性は残る。 https://jp.mobile.reuters.com/article/amp/idJPKBN2L3057…引用ツイート烏賀陽 弘道@hirougaya · 3月18日開戦前、チェルノブイリ原発のあるプリピヤチで行われたウクライナ軍の市街戦の演習。今年2月5日。この19日後にロシア軍が侵攻したことになる。 Ukrainian Troops Use Chernobyl Ghost Town For Training Exercises https://youtu.be/cKUSt37zl4Y @YouTubeより35667
烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日チェルノブイリはベラルーシ国境から18キロしか離れていませんので、当時のロシア軍演習から18キロのところで市街戦演習としてウクライナ軍が展開したということになります。演習地にわざわざチェルノブイリを選んだわけですので、これをロシア側は「軍事的挑発行為」と取った可能性があります。22444
烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日つまり ロシア軍がウクライナ国境付近で演習し威嚇 ↓ ウクライナも軍事演習で威嚇し返す。それもわざわざチェルノブイリを選んだ ↓ ロシアは挑発行為と理解 という典型的な軍事エスカレーションシナリオが起きたことがわかります。167752
烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日軍事エスカレーションとは、お互いに疑心暗鬼になり、過度に攻撃的な軍事行動(演習、軍備増強など)を繰り返すうちに、本当に紛争が起きてしまうことです。尖閣諸島をめぐる日中の軍事力増強合戦もエスカレーションのひとつです。12250
烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日ものすごく単純化して言うと、ネコがネコパンチを応酬するうちに偶然相手に痛い一発が当たり、頭に来て殴り返し、本物の噛み合いのケンカになるようなものです。21130
烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日チェルノブイリでウクライナが報道陣に公開で軍事演習をやったことを、ロシア側は「ダーティーボムを使うというシグナリングか?」と理解した可能性が残っています。ウクライナにそんなつもりがなくても、相手がそう理解してしまっていきり立つということは現実のクライシスではよくある現象です。11639
烏賀陽 弘道@hirougaya·3月18日軍事的緊張の場面では、双方のコミュニケーションが切れるため、勘違いや誤解、恐怖心のあまりの過剰な行動、やらなくてもいいのに過剰な挑発行為をすることがあります。22142
烏賀陽 弘道@hirougaya可能性としてウクライナ軍のチェルノブイリでの演習は ①演習で威嚇して屈服させられると思ったら「来るなら来てみろ」と返答されてロシア側はメンツを潰された ②何でもいいから侵攻する理由を探していたとこらわざわざチェルノブイリで演習したので、ダーティーボムを作ろうとしていると難癖をつけた午後5:09 · 2022年3月18日·Twitter for iPhone19 件のリツイート7 件の引用ツイート47 件のいいね