- Chrome OS Flexとは?
- Chrome OS Flexの導入メリット(抜粋)
- インストールに必要なもの
- Chrome OS Flexをインストールするパソコンの最小要件
- この記事の環境
- インストール方法
Chrome OS Flexとは?
Goolgeが発表した非ChromeBook端末でChrome OS(相当)が導入できるOSとなっている
2020年にGoogleはオープンソース版Chrome OSことChromium OSをベースに古いパソコンを
Chromebook(みたいに)できるCloudReadyを開発していたNeverwareを買収していた。
Chorme OS Flexの導入メリット(抜粋)
- パソコンの高速な起動が可能
- パソコンが重たく「なってくる。。。」ということがない。
- バックグラウンドで更新がされるため、「更新プログラム」によってパソコンが使えない時間が短縮
- Google管理コンソールを使用して、更新の管理、デバイスポリシーをリモートで構成可能
- サンドボックスにより、ウイルス対策ソフトがいらなくなる
- 最新OSにより古いデバイスを再利用することにより、電子廃棄物を削減できる
魅力的なOSとなっていますね!
インストールに必要なもの
- USBインストーラーを作成するためのデバイス(現行版Google Chromeブラウザがインストールされていること
- USBメモリ 8GB以上
- Chrome OS Flexをインストールするパソコン
Chrome OS Flexをインストールするパソコンの最小要件
- CPU:IntelまたはAMDx86-64ビット互換デバイス
- RAM:4 GB
- 内部ストレージ:16 GB
- USBドライブからの起動が可能
- BIOS:管理者権限
Googleによると2010年以前に製造された製品では正常に動作しない可能性があるとのこと
Intel GMA 500、600、3600、および3650ではパフォーマンスが発揮できないとしている。
この記事の環境
- インストール先のパソコン:Panasonic Let’s note CF-SX2
- USBメモリ:KIOXIA TransMemory U301 32GB
インストール方法
Chromebook リカバリ ユーティリティのインストール
Google Chormeで「Chrome ウェブストア」を開き、検索ボックスに
「Chromebook リカバリ ユーティリティ」と入力
提供元:google.comの「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を選択する
Chromeに追加をクリックする
「拡張機能の追加」をクリックする
インストール直後であれば、確認画面から、
「Chromebook リカバリ ユーティリティ」をクリックすることで起動できる。
もし、押しそびれてしまったときには、パズルのピースのようなボタンから起動ができる
ここまででChromebook リカバリ ユーティリティのインストール完了です!!
Chromebook リカバリ ユーティリティを使ってUSBインストーラーを作成する
※ここから先はストレージのフォーマットします!
データの損失を招く可能性がありますのでご注意ください!!
始めるをクリックして作業を開始します!
「リストからモデルを選択」をクリックします。
「メーカーを選択」をクリックし、一覧から、「Google Chrome OS Flex」を選択します。
「製品を選択」をクリックし、「Chrome OS Flex (Developer-Unstable)」を選択します。
選し終えたら「続行」をクリックします。
続いてUSBインストーラーとして使うデバイスを選択します!
選択したら、「続行」をクリックします
<<注意>>ここで選択したデバイスは、フォーマット(初期化)されてしまい
選択したデバイスのデータが「削除」されます!間違えて選択しないようにしましょう!
表示されている、デバイスがフォーマットされます!!
再度よく確認してください!!
できれば、関係のないデバイスはパソコンから取り外すなどの対策をしましょう!!
問題がなければ「今すぐ作成」をクリックします!
ここからはダウンロード、USBメモリへの書き込みなど少々時間がかかりますので
休憩をします!
勝手に進んでいきます↓(リカバリ イメージのダウンロード中)
ダウンロードしたリカバリ イメージの確認中
ダウンロードしたリカバリー イメージの解凍中
ぬぬっ!240% -5秒?! 気にせず待ちましょう♪
リカバリ イメージをUSBメモリに書き込んでいます。
これには少々時間がかかります。
USBメモリへ書き込んだリカバリ イメージの確認中
無事にリカバリメディアが作成できました!!!
完了をクリックし画面を閉じます!
USBインストーラーからインストールする方法
Chrome OS Flexをインストールするパソコンに先ほど作成したUSBインストーラーを挿入し起動させ、「F2」キーを押下します。(機種によって押下するキーは異なります。)
BIOS画面が開くので先ほど作ったUSBメモリから起動するように設定する。
Let’s note CF-SX2では「終了」タブの「デバイスを指定して起動」グループ内に
USBメモリが表示されるため選択して「Enter」キーを押す。
Welcome to
初回起動では英語になっているので日本語に変更する。
「English (United States)」をクリックする。
上段に「English (United States)」と表示されているので、
クリックし、リストの中から「Japanese-日本語」を選択する
続いて、キーボードをUSキーボードから日本語キーボードに変更する。
「US」をクリックして、「日本語」を選択する。
設定が完了したら「OK」をクリックする。
日本語になった「CloudReady 2.0へようこそ」が表示された。
「始める」をクリックする。
「CloudReady 2.0をインストール」をクリックして、
「次へ」をクリックする。
ストレージにインストールをする準備ができたら、
「CloudReady 2.0 をインストール」をクリックする。
インストール先は選べない?模様です。
<<注意>>ストレージがフォーマットされてしまうので、
確実にバックアップをしてください!!
また、何らかの問題で、予期せぬストレージをフォーマットしてしまう可能性があるので、インストール先のストレージ以外は取り外しておくのがおすすめです!!!
ストレージがフォーマットされることの最終確認が表示されます。
再度、大切なデータがないか確認しましょう。
パソコンに接続されている思いもよらぬデバイスがフォーマットされてしまうかもしれません。
可能であれば、不必要なデバイスは取り外しましょう。
確認が済んだら、「インストール」をクリックします。
インストールが開始されました!
しばらく待ちましょう♪
インストールが完了すると以下の画面が表示され、60秒後に「シャットダウン」されます。
わりと、再起動されるOSが多いので、最初はびっくりしました(笑)
お疲れ様でした!これでインストールは終了です!!
次はセットアップをしてChrome OS Flexを使えるようにしましょう!
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