中学受験デザインラボという某森先生がやってらっしゃる進学塾に関して、女子生徒に対して、セクハラや痴漢が行われていると言う評判がありますが、先日、その状況を元生徒に確認しました。そこで、元生徒に対して、状況をさらに詳細に確認したところ、何と、他の生徒の見ている前でおおっぴらにやっていたそうです。

これは、たぶん、痴漢ではなく、セクハラ、いや、もっと正確には、嫌がらせですね。

その後、被害児童を追い出すために、テストを実施して、塾の基準(満点)を満たせなかったという理由で、他の生徒の眼前でお尻や太ももを触っていた女の子を全員退塾させたそうです。

だから、あくまでも私見ですが、これは追い出すための嫌がらせだと思います。

その後、追い出された生徒は、塾があまり自慢にしたくない某A中学とか某B中学に進学したそうです。

なぜそんなことをしたかというと、私の勝手な推測ですが、「合格率」を上げるためです。元生徒も合格率を上げたがっていたと言っています。「○○人中、有名中学に○○人合格した。」と言う宣伝がしたかったのでしょう。分子が増やせない以上、分母を減らせば、「合格率」は上がります。

何ともひどい話です。そう言うことをしたければ、最初から選抜制にしておけば良かったと思います。それをせずに、だめだとわかったら、お尻を触って追い出そうとして、それでも出て行かないと、最後に選抜制にするというのは、ひどいと私は思います。

閑話休題: 利益の面で考える

生徒を追い出したら、収入源が減って損ではないかと思う人がいるかもしれませんが、成果の出せない「出来の悪い」生徒を置いておくと著しく収入が減る結果となるのが普通です。だから、そう言う生徒はいない方がはるかに利益になるだろうと思います。そう言うことが不可能な場合は、生徒数を非公開にするなど、分母を秘密にしてしまう必要があるでしょう。それか、合格者数を水増しするしかないでしょう。実際、そう言う塾や予備校は多いです。

しかしながら、そもそも、合格率に踊らされる父兄の存在が問題です。生徒の父兄が合格率等という非科学的な根拠で塾を評価しようとするから、こういう事態が起きるのです。

塾や予備校に行ったからと言って、学力が上がる可能性などないので、そう言う期待をするのが間違っています。塾や予備校に行って、学力が上がったということを言う事例は、学校で習わなかったことが、入試で出題されるために、塾や予備校で習ったと言う場合だけで、それは学力が上がったのとは、違います。新しい学習事項を習ったので、その分、テストの点が上がったと言うだけです。こういうのは、高校を卒業してから長い年月を経て、大学進学のために受験勉強を始めたような場合になります。

普通、学校ですでに習ったことを塾や予備校で再学習しても、結果は同じです。世間の子供の親は、合格率や合格実績に惑わされず、何が起きているのかを正しく把握する必要があります。

閑話休題: どこの塾や予備校に行ったらいいのか

合格率や合格実績を元に塾や予備校を選ばないのなら、どうやって塾や予備校を選んだら良いかということが問題になると思います。合格率や合格実績がだめなら、講師の学歴と経歴ぐらいしか参考にするものがありません。実際、そちらの方がまだましだと思います。しかし、同じ大学を出た人でも、出た時期により、能力が全く違います。なぜかというと、時代が下るに従い青少年の学力が急速に低下していて、それは学校や塾、予備校で教える先生も同じだからです。私よりも3歳年下の世代は、すでに大学で「馬鹿」と呼ばれていました。それから十年以上を経た1997年前後では、もはや馬鹿すぎて、私は新しい世代の人たちを馬鹿と呼ぶことはなくなりましたが、その頃の青少年は学力が皆無です。学力が低いのではなく、学力が存在しないと言うことです。たとえ、偏差値70以上でも、学力がないので、この時代以降の世代の先生は、そもそも、どこの大学を出ていたとしても、全員だめなのです。どこの大学かは、「馬鹿さ加減」の程度の差にすぎないというわけです。

なぜこうなったのかというと、みんな、テスト勉強しかしていないからです。どこかにテスト勉強ではなく、ちゃんとした勉強をした人がいて、そう言う人が学校や塾、予備校で教えていると思うかもしれませんが、そんな人は世の中に一人もいないと思っていいです。だから、学歴や経歴を比較して塾選びをするのは、いいことですが、同じ大学を出ているからと言っても、時期が違えば、比較の対象にはならないということを肝に銘じておかないとだめです。

それから、大手予備校や大手塾だと、優れた先生が教えていると思うかもしれませんが、ちゃんと教えられる人なら、一人で個人塾をやった方がもうかるのに、そんなところで雇われ教師をやるような人はいないでしょう。大手予備校や大手塾で教える様な人は、自分一人で教えたら、生徒がろくに集まらない人ばかりだと思って、間違いないと思います。実際、自分で個人塾をやっていて、生徒が2~3人しか集まらない様な人が大手予備校や大手塾の講師に応募してくるものです。

そうなると、行く学校も塾も予備校もないということになりますが、これが「教育の崩壊」と呼ぶ状況なのです。すでにかなり前からそう言う状況に陥っていますが、知らない人は気がついていないだけです。

注意:この記事において、中学受験デザインラボに関して書かれていることは、伝聞で得られた情報を元にしたものであり、その真偽は確認していません。よって、真に受けずに、ご自分できちんと確認していただく必要があります。

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