ネイルに行ってきました。のび太分だけ短くしてナチュラルな色で仕上げてもらいました。
ネイルサロンはリクライニングチェア。これは非常に快適で、タブレットで雑誌を読みつつお昼寝コースになる確率は高めです。
施術中は昼寝してるのでネイリストさんとお喋りを積極的にしない私ですが、今日は素敵なネイルデザインを見つけ、そこから少しお話しタイムに。
素敵なデザインはブライダルのものでしたので私には無関係なんですけどね。結婚式なんぞ史上最大見栄の張え映えイベント。雇われパートタイム牧師に愛を誓ったところで離婚率が減少するわけでもない。
そんな晴れの日ウェディングネイル。ネイリストさんの友人男性が最近結婚。お嫁さんにその素敵なデザインネイルを施してあげたそうです。
お相手の女性はバツイチで一回り以上年上の女性とのこと。ネイリストさんは20代後半で友人男性も同年代。ということは結婚相手の女性は私と同年代ではないか。すごい。アラフォーがそんな年下と遊びではなく法的契約関係というマジ勝負の結婚に踏み切るなど清水舞台バンジーの強い肝っ玉の持ち主だと思いました。
私の友人にも20代後半男性がいるのですが、私がもし離婚したとしても、そいつと再婚出来るかと問われたら非常に難しい。そもそも友人の方が御免被るだろうが、それはさておき。
友人としては楽しい。友だちならジェネレーションギャップで理解しがたいことが発生したりムカつくことがあっても笑うか無視するかぶん殴るかで軽く流せるが、夫婦となるとそうは問屋が卸し兼ねる。夫婦はお遊びじゃない。20代とガチで向き合えと言われたら私はかなりキツいぞ。
ネイリストさんの友人男性の思考が成熟してるのか、はたまたお相手の頭が未熟なのか私にはわかりかねるし余計なお世話様なので、話をさらに発展させることもなくリクライニングチェアで昼寝タイムとなりました。
スッキリ目覚めたら綺麗なお手元になっており満足。ふと思った。若い旦那さんを持つその私と同年代の女性は綺麗なネイルもおしゃれをする甲斐もあるだろうなと。若旦那に褒めてもらえたら女子力は鼠算間違いなし。
私はといえば、大枚叩いてなんのために美容やおしゃれに気を遣っているのだろう。春の雨の中、傘をさしながら自分に問うてみた。自己満足以外のなにものでもないなと、答えはすぐに出た。誰のためでもなく、美活は己のためである。