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なんか変だよオーディオブログ(インピーダンス)

みんなで、おかしなこと言っていると、どれが本当かわからなくなります。
普通の音楽愛好家の皆さんはこれだけ守ればOKです。

普通のとは=いたるところに、マッチングトランスを入れてない方

低いインピーダンスで出たものは高いインピーダンスで受ける①
プリアンプの入力なら普通は負荷抵抗47Kとかで受けてます。
(厳密には、プリの入力インピーダンスではない)

低いインピーダンスで出たものは高いインピーダンスで受ける②
パワーアンプの出力は0.1Ωとかの低いインピーダンス。
だからスピーカーは4Ωとか8ΩがOK(スピーカーは周波数が変わればインピーダンスが変わるが余裕でOK)

低いインピーダンスで出たものは高いインピーダンスで受ける③
MMカートリッジ
これは少し例外、カートリッジメーカーの推奨値と聴感で決めてOK
標準47KΩのフォノイコが多いので問題は少ない


低いインピーダンスで出たものは高いインピーダンスで受ける④
MCカートリッジ(混乱を招いているやつです)
ヘッドアンプの入力インピーダンス10Ωだったら、デンオンDL103は40Ωくらいなので正常に使えません。

MCヘッドアンプの入力インピーダンスとそのアンプの入力抵抗はちがいます。
入力抵抗はカートリッジの直接負荷抵抗になります。
MCヘッドアンプを設計するときは一般的には100Ω~3Ωくらいの負荷抵抗で設計します。この値が適当なところです。これは市販のカートリッジが3Ω前後、10Ω前後、40Ω前後に多いからです。だから47Ωくらいで負荷抵抗を決めれば多くをカバーできます。高級品は負荷抵抗の切替が付いています。0.2mV程度の回路に切替を入れるは、それなりの質の良い切替が必要で、高級機のみの採用になるわけです。
MCヘッドアンプの入力インピーダンスは、この負荷抵抗よりも十分に高い必要があります。
このような理由から入力の抵抗を切り替えてカートリッジから見た、負荷抵抗を切り替えるので都合インピーダンス切り替えとなっている訳です。
ヘッドアンプの増幅回路自体の入力インピーダンスなどと言う難しいことではないのです。
MCカートリッジでヘッドアンプで聴いている人たちは、小難しいことなく、オルトフォンだから3Ω、デンオンだから47Ω 人によっては、大きくした方が聴感上いいので負荷抵抗を適当に合わせている人もいます。
現実的にこれで実用としてやって来てるのに、何を今更ですね。

納得いくも、行かないも、現実はこう言うことなのですが、どうしても納得いかない方は、アンプの入力インピーダンス10Ωのヘッドアンプを本当に製作してください。もし出来たとしても、使いにくいアンプであることに気が付くでしょう。
ただ先日書いたこの方法は別ね。


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