RustでCollectionを扱う主なサンプル。

基本方針

into_iter()よりiter()を使う。元のCollectionに変更が加わったりLifetimeを超えて参照を渡す必要がなければ。

Vecの作成

vec!マクロを使う。

let xs = vec![10, 20, 30];

Vecに変換

itertools.collect_vecを使う。

別の値に変換 T[] -> U[]

std.iter.iterator.mapを使う。

条件にあう値のみフィルタ T[] -> T[]

std.iter.iterator.filterを使う。

条件にあう最初の要素を取得 T[] -> T

std.iter.iterator.findを使う。

有効値の中身のみを抽出 T[] -> T[]

std.iter.iterator.flattenを使う。

値の変換とあわせて行う場合はstd.iter.iterator.flat_mapを使う。

ソート T[] -> T[]

itertools.sorted_by_keyを使う。

重複を削除 T[] -> T[]

itertools.uniqueやitertools.unique_byを使う。

グルーピング T[] -> {K: T[]}

itertools.into_group_map_byを使う。

カウント T[] -> {K: usize}

itertools.counts_byを使う。

畳み込み T[] -> U

• 初期値を指定したい場合はstd.iter.iterator.foldを使う
• 初期値が最初の要素である場合はstd.iter.iterator.reduceを使う