自分が高校生のころ、『トンデモ本の世界』という本があって。
「トンデモ本」という、陰謀論や疑似科学、オカルト、そういったたぐいのものに対して、評論・反論するものだった。
自分はこれにちょっとハマって、内容はだいたい忘れてしまったけれども、
「ノストラダムスの予言ってやっぱただのホラだったんだなー」
みたいに、多少なりともこういった「トンデモ」関係には免疫がついたかな、と思っていた。

そうして時代は下り、今のご時世。



雨宮純『あなたを陰謀論者にする言葉』である。

この本に出会ったいきさつは、ここんところ何年も、某三文字監督系の連中にメンタルをめっためたにやられて、そこからなんとか回復してきた今、ふとこの著者のnote記事にたどりついて。

反ワクチン・反マスク系活動家兼陰謀論者の集団で、Qアノンと習合したりしてるやべーカルトだけども、これをざっと見て昔のことごと、ここ最近のことごとをちょっと思い返したりして。

「ああ、某三文字監督系のアレも、一種の陰謀論なんだ」と。

「トンデモ本」を読んでいたときの情熱が再ブレイクして、つい他のnote記事や、この本を買って読んでいたりして。

陰謀論+スピリチュアル関係(コンスピリチュアリティ)もちょっと研究してみようかな(笑)
なまはんかな気持ちでやると、逆に陰謀論・スピにとりこまれちゃう危険もあるから、ちょっとためらいがあるけど。

で。

このnote記事にも、この本にも出てきているのが「ゴム人間」という陰謀論。

ざっくり言うと、世界の影の支配者がゴムマスクをかぶって別人になりすましており、岸田首相もそのゴムマスクをかぶった連中の一味ということ。

意味不明だと思われるだろうし、自分も意味不明でさっぱりわからないんだが、Twitterで「岸田首相 ゴムマスク」で検索してみたら、想像を絶するツイートの大群が出てくる。

それはもう、「口の端にのぼせるのもはばかり多い」ことごとばかりで。

いやはや、世の中はあまりにもわからないことだらけだ。