お姉ちゃん、借りてた身体…返すね

もう自分だけの身体じゃないから、大事にしてね。

うまぴょい…したんですね？

彼女の体で人体錬成の実験をしたんだね？
俺と

そこまでやることやった後で返されてもどうすりゃいい？

ヤり逃げ…

彼と愛し合ったのはアヤベさんであってアヤベさんじゃない……

正直興奮する

そしてその胎児として受肉する妹……

消えなさい

あの子はそんなことする子じゃないわ

誰の子供かわからないけどがんばってねお姉ちゃん

>>10

ヤリマン妹……

トレーナーが妹さんを想ってアヤベさんを否定しちゃうんです……?

トレーナーを無理やり逆ぴょいしたならまだいい方で
告白して互いにひかれあって合意の上でぴょいしたのに
その後で自分はいなくなって精神は別人になったりしたら残された者はどうするんだよ

>>8

そして父親(アヤベトレ)に異常になつく娘……

アヤベさんとトレーナーは前世でどんな悪行をしたんです？

>>13

>>8

>>14

で解決って流れよ

>>15

解決どころか凄まじい闇に飲まれてるんだよなぁ…

>>15

何も解決してない……

トレーナーもアヤベさんも地獄……

なかなか手を出さないアヤベさんに嫌気がさして強硬手段をとったんだよね？
あれ？トレーナーもアヤベも脈無し……？そっかぁ……

>>10

贖罪のために走ってる頃だったら絶望しながら受け入れそう

妹はなんで逆ぴょいしたんだよ
アヤべさんも一応中にいるんなら止めようよ…

アヤベさんの身体を借りてアヤトレのことを思わせぶりな態度で煽るだけ煽って帰る妹
動揺しっぱなしで脳も混乱状態だがとにかく強制的に意識させられてしまったアヤトレ
何もわからないアヤベさん

って感じでお願いします。

ベガ「…………え？」
気づいたら身に覚えのない自分とトレーナーの写った写真と誰かが描いた拙い私の絵が飾られた見慣れない部屋に私は立っていた
ベガ「なに……これは…なんなの…」
???「ねぇ、ママ。おなかすいた…」
ベガ「マ…マ……？」
???「ごはんまだー？」
トレ「こらこら、もうすぐお姉ちゃんになるんだから…
我慢しないとダメだぞー？」
???「フジはまだおねえちゃんじゃないもん」
トレ「はは、甘えん坊はまだまだ治らないみたいだね…
俺も手伝うから、そろそろご飯にしようかアヤベ」
フジ「ねぇ、ママ…はーやーくー！」
ベガ「ち、近づかないで！(ﾄﾞﾝ)」
フジ「……いたい…いたいよー！えーーーん！」
トレ「だ、大丈夫か…！　
あ、ああ、タンコブができただけか…よかった…今冷やしてやるからな。よしよし…
何してるんだよ……今の本気だっただろ…もし打ちどころが悪かったりしたらどうするつもりなんだ」
ベガ「ち、ちがっ……私は…」
トレ「それに近づかないでって……娘に言う言葉じゃないよ…本当にどうしちゃったんだアヤベ…
昨日まであんなに笑顔で…家族のことを愛してるって言ってた君が…こんなことするなんて…」
ベガ「わ、私は……アドマイヤベガなの…」
トレ「知ってるよ。そんなこと」
ベガ「違うそうじゃなくて……私は…」
トレ「出産が控えてて不安なのはわかる……でも、娘に八つ当たりするのはやめてくれよ…」
ベガ「……………
…………わかった……………ごめん、なさい…アナタ……」

これが貴女が私に課した罰だと言うなら、もう全て受け入れるわ…それだけのことをお姉ちゃんはしたんだものね…

>>22

こんな地獄の続き書きたくねえ…

行こう
ここも邪教の闇に沈む

普通にNTRの逆鱗に触れた！！

死にてぇのか邪教徒

酷いですっ！なんか、こう……

普通に酷いと思います！

>>23

お前の始めたものが…いや終わらせていいよ

目覚まし時計はないのですかー

そこで浮気でもしてるんじゃないのかって疑うのもなんかおかしいというか
逆にただただ夫として心配してるってだけの方が全方位刺さるんじゃない
知らんが

>>31

そうか…書き直してくるわ

あげ

早く極上の地獄を味わいたい

これは罰なのか
妹よ

>>22

というか、なんでこのタイミングで戻ったのかだけでも教えて欲しいってなるな。2chに昔、自分の妻の記憶だけ丸ごと飛んだ男のスレがあったけど、これもそういう感じでストーリー進行する？

>>36

この文中のお腹にいる子＝次女に妹の魂が宿ったと仮定すると、

・お姉ちゃんから産まれたい

・でも産まれ直してもお姉ちゃんもいてほしい

この2つを同時に達成するために、アドマイヤフジの妹として産まれられるこのタイミングで体を返したってことになるかな？

アヤベトレならやらかしあ夜に二人きりで星を見に行こうって言って

色々聞いてあげて全てを理解して抱きしめてくれるから…

気づけなくてゴメンって泣きながら言ってくる

>>37

あー、胎児の脳みそがある程度出来上がったからみたいな感じか···

>>39

産まない場合妹を2度葬ることになるから、産む選択肢しかなくなるアヤベさん…

妹も悪意があるわけじゃなく「姉が望んだ自分の幸せ」と「姉自身の人生の幸せ」を両立するにはどうすればいいのか考えた結果、「自分が転生した上でお姉ちゃんに身体を返せばいい」ってなったんだろう

フジ「ｽｩ……ｽｩ…」
トレ「…………眠ったようだね…
………アヤベ、少しだけいいかな…
この子を1人にはできないから、外には行かないけれど…2人だけで少し話したい…」

トレ「……星を見るのが好きだと言ってたから、この家を建てた時にこの天窓を作ったんだよ…
覚えてるかな……フジが生まれる前は、よく2人でコーヒーを淹れて星空を見てたこと…君の前で誓った約束を…」
ベガ「……そう…ね…覚えてるわ…」
トレ「……覚えてる訳がないよな…
あの時の君と今の君とは姿形は同じでも全然違うんだから…
本当はマタニティブルーでもなんでもないんだろう？
君は……」
ベガ「トレーナー…」
トレ「……アヤベの妹さんだね…
君が何をしたくて本人と変わったのかはわからない。望みを叶えてあげることも俺にはきっとできない…けれど今の俺にもフジにも本当のアヤベが必要なんだ…
頼む。妻をアヤベを返してくれ…この通りだ…頼む……」
ベガ「トレーナー、私は……っ……
私は私のままよ、アナタ。ただ、ずっと恐ろしかったの…このお腹にいる子を私の時と同じように亡くしてしまうんじゃないかって……あの子にも私と同じ業を背負わせてしまうんじゃないかって…
アナタは立派な夫で父親よ。ダメなのはきっと私の方…ごめんなさい…」
トレ「いや、やっぱりダメなのは俺の方だよ……そうか。そうだよな…君が妹の方な訳がないよな…何言ってんだ本当…
そんなに君が追い込まれてたなんて…俺は君を表面上でしか見てなくて……気づいて…やれなかった…ごめんな…
こんな俺だけど、あの時と同じように星空の下で誓わせてほしい……何があっても……どんなことになっても…俺が君を……支えると…もう疑ったりはしない…本当にごめん…」
ベガ「…………………もう、いいのよ…トレーナー…これからはお互いに頑張っていきましょう…私達は……夫婦ですもの、ね…」

まるで自分に言い聞かせるように私はそう言葉を紡いだ

トレ―ナーの方が素直に騙されたのか
それとも騙されることを選んだのかでも地獄度合が違うな

これが今話題のNTRAVってやつか

>>44

どこがどうNTRてるのかさっぱりわからんぞこれ……

強いて言うなら妹が一番NTRてるんじゃねこれ？

それとも行間でNTRAVがあったりするのか……（違う）

仮に脈があったというか2人と2人で暮らしてるうちに出来たとしてもそのうち妹がNTRにくるというか元鞘に戻しにくるんでしょこれ
地獄か？

>>13

つい最近そんな感じの恋愛フリゲーやったわ

興味本位で見に来るんじゃなかった
こんな地獄を吐き出せるとは恐ろしいな
多大なるストレスでも抱えてないとこんなの書けねえよ

夜にやれよ！

なんでそんな顔するの？
私だってお姉ちゃんが嫌いな人だったらしないよ、でもお姉ちゃんトレーナーさんのこと好きだったじゃん、一緒にいて楽しそうだったじゃん
トレーナーさんもお姉ちゃんのこと好きだったよ
でもバレンタインに他の女の人がモジモジしながら手紙つきのチョコ渡すのも、トレーナーさんがばつが悪そうにしながら受け取るのも、ただ黙って見てるしさぁ…
それに私だってお姉ちゃんが楽しそうに走るの見てたら体欲しくなっちゃったし、かといってどこかの誰かの家に生まれてお姉ちゃんと二度と会えなくなるの、嫌だったんだもん！
だから笑ってよ、私と会えるの喜んでよ、お姉ちゃん…

…

興奮してきた
続き 頼みます

お姉ちゃんは私のこと嫌い？
私は好きだよ、ものすごく好きだよ
お母さんのことだって、ものすごくものすごく好き
だから本当にもう一度お母さんの子になりたくてね、しばらくはずっと頑張ったんだ
でも、ダメだったの。もう今の人生ではお母さんの子供になれる順番は回ってこないよって言われたの
だから、お姉ちゃんがいいなって
お姉ちゃんだったら私のお母さんになってもいいなって思ったし、お母さんもおばあちゃんだけど、きっと私のことを抱きしめてくれるし
ねえ、それってそんなに変なの？悲しいことなの？

お姉ちゃん、トレーナーさんが旦那さんになるの、嫌だったの？
そんなことないよね、好きだったよね
私知ってるよ、トレーナーさんが書いたレースノートのメモ書きを部屋で何度もそっと見直して眺めたり、「いつも過保護、ついてこないで。」ってそっけなく言いながら、それでも話しかけながらついてくるトレーナーさんに見えないようにちょっと笑顔だったこととか、いろいろ
でもお姉ちゃん、何もしないよね
みんなチョコレート買いに行くのにも絶対入らないし、トレーナーさんに女の人が手紙と一緒にチョコ渡しにきても黙ってポーカーフェイス
そのくせこっそり爪の跡が残るくらいに手は握りしめるし
なんでかな、私はよくわからないな

どうしてかな、何を間違えちゃったのかなあ
きっと私も体があったらお母さんにもお姉ちゃんにも抱きしめてもらえるし、お姉ちゃんのトレーナーさんとかお姉ちゃんの友達ともお話しできるし、それにトレーナーさんがお姉ちゃんの旦那さんになったらきっととても素敵なことで、だからすごくいい考えだと思ったんだけどな
お姉ちゃんと、体温のある体で手をつないで、ずっと一緒にいたかっただけなんだけどな…

ファンスレがいつのまにか邪教禁止になったと聞いてたけど結果的に邪教スレが多数生えてくるようになるとは

特級呪霊も誕生するようになったな…

>>60

邪教禁止の応援スレが落ちて結局聖邪両方ありのファンスレが生き残ったんじゃなかったっけ

妹ちゃんは教育を受ける前に亡くなったから、善悪の判断基準が大きくズレちゃってるんだな…

>>65

そもそも善悪の基準自体妹ちゃんの中には無いんだよ。こうしたらお姉ちゃんは喜んでくれるかな？ を突っ走ってるだけ。そして、妹ちゃんには人生経験が無いから、自分が喜ぶこと=お姉ちゃんが喜ぶこと、になってる。人生経験が無いから、お姉ちゃんの何で葛藤してるのかを理解出来ないし感知出来ない。

自分が喜ぶこと=お姉ちゃんが喜ぶことというか、「自分が喜ぶ」ことがお姉ちゃんが喜ぶことなの自体はたぶん間違ってないのがまた……

いつからだろう、私がトレーナーを異性として意識し始めたのは。
URAで優勝して温泉に行ったとき、漠然と「いつかこの人と南十字星を見れたらいいな」と思ったのは覚えている。
そのあとから、急に世界はささくれだらけになって、いろんなことが、うまく流せなくなった。
彼がミークのトレーナーと一緒に温泉に行ったり、樫本理事長代理と温泉に行ったりしていたのは後からとはいえずっと以前から知っていた。彼はしきりに日帰りだったこと、お互いにトレーナーとして施設の見学に行っただけであることなどを言い訳がましく繰り返していた。知った当初は本当にどうでもよくて、本心から「興味ない、どうでもいい」と言ったし、本心から早くトレーニングの話をしてほしいと思っていた。

はずだった。

あとからあとから、もう１年も２年も前のその時のことを思い出して無性にもやもやする。彼が理事長代理と一緒にし親し気に廊下で立ち話したり、ミークのトレーナーが持ってきた白書を二人並んで覗き込みながら熱心に意見交換していると、叫びだしたくなる。自分から「どうでもいい」と言ってしまった手前もう蒸し返すこともできない。
だから歯を食いしばって走るしかなかった。
このささくれだらけの世界を、血も出ないくらいの小さな傷を抱えながら。

>>70

さらにひょんなことで、彼がたづなさんともお出かけしていたのがわかった。調子が悪い時の休み明け、いつも「昨日ちょっと遊びにいってたんだけど」とくれたいろんなお土産、あれは全部たづなさんが選んだものだったのだ。察しが悪い彼がそんな気の利いたものを選べるはずがないのに、いちいち喜んでいた自分がバカみたい。よりにもよってたづなさんだなんて。

彼は理事長代理や桐生院トレーナー以上に意識していないのか、無邪気に『あの人は本当にウマ娘の不調について知らないことは何にもないんだよ、アヤベさんもお礼を言わないとね』なんて笑っていたけど、あの女と彼が楽しそうに買い物をしているのを、そしてそれを喜んで受け取っていた昔の私を思うと胃がひっくり返りそうになる。それとも理事長代理や桐生院トレーナーとも温泉に行ったことについてはバツが悪そうにしているというだけで、普段の休みは同じようにしれっと町で遊んでいるのかもしれない。

そう思うと冷静になんてなれなくて、私の中の何かが決壊しそうだった。

最後に後押しをしたのはあの記者だ。昔の思い出を懐かしそうに語る彼女と、いとおしそうに、優しい顔で見守るトレーナー。もう学園関係者ですらないのに、なんでそんなに親しいの？なんでウマ娘の、私の居場所のトラックに、ウマ娘でもトレーナーでもないあなたが立っているの？

遠くから彼らを視認できる目も、小さな声でも聞こえてしまう大きな耳も、知られないうちに立ち去れる速い足も、何もかもが恨めしかった。

みっともない女になりたくない、ずっとそう思っていた。でもとっくに私は惨めだった。

>>71

日が落ちた後、やたらと察しのいいカレンチャンのいる部屋に戻りたくなくて、私はそのまま学園の屋上に忍び込んで星空を眺めながら、涙を流し、そして夢を見た。

不思議な草原で、誰かがいる。正面にいるのに不思議と顔はぼやけて見えない。

おねえちゃん、どうしてないているの

悔しいからよ

どうしてくやしいの

だってもう私にはどうすることもできない！取り返しがつかないの！

なんでとりかえしがつかないなんていえるの。おねえちゃんはじっとだまってなにもしてないじゃない

今更何をどうしたらうまくいくっていうのよ！無理よ絶対！

わたしがいうとおりにしたらぜったいにうまくできるよ

絶対なんて軽々しく言わないでよ、私の気持ちなんて知らないくせに！じゃああなたがやってみなさいよ！

わかった、じゃあわたしにやらせて。とれーなーさんがずっといっしょうおねえちゃんといてくれて、けっこんして、そしたらおねえちゃんはまんぞくだよね。もしわたしがおねえちゃんのおねがいをかなえてあげたら、ふたつごほうびくれる？

ええええ、なんでもあげるわよ、本当にできるっていうならね。で、何が欲しいの？

いっこめはね、わたし、からだがほしいな。いまはおねえちゃんとこうやってあうことすらむずかしいんだもの。それにおねえちゃんたのしそう。わたしもからだほしいな。

うーん、私神様じゃないわよ？できる気なんてしないし約束できないけど、まあ善処するわ。二つ目は？

おねえちゃんとずっといっしょにいたいの。はなれたくない。

>>72

約束するまでもないわ。私たちはずっと一緒よ、双子だもの

えへへ、やったあ。おねえちゃん、だいすき

そのまま私は長い長い夢を見ていた。ふわふわと夢の中で私の人生が流れるのを、まるでソファーでうとうとしながらテレビでも見ているように私は鑑賞する。彼の胸にとびこんだ夜を。引退記者会見を。ウエディングドレスを着る私を。二人で約束通り南十字星を眺めた旅行を。テレビを見る自分と、テレビの中の自分と意識が行ったり来たりするけれど、自分じゃないと思えば大胆なことも言えたしできるし、とても気分がよかった。しばらくはカレンチャンやオペラオーが私を呼ぶ声が後ろから聞こえたけれど、暖かくて心地よい夢から覚めたくなくて眠ったふりをしてやり過ごしたらそのうち何も聞こえなくなった。

>>73

そうしてはっと目が覚めた。今は夜中。おなかをぐりっとされるような痛みがあったから目を覚ましたのだ。まだまどろみつつ無意識におなかに触れて、私はぎょっとした。ありえないくらい、大きい。目を見開けば知らない部屋で、隣のカレンチャンを探して横を見れば…そこで寝ていたのはトレーナーだった。

長くてぼんやりしていた『夢』がフラッシュバックして、胃の中身がせりあがってくる。「知らない家」のバスルームまで間に合う気がしなくて、転がるようにベッドから抜け出し、そのままゴミ箱に私は盛大に嘔吐した。

「おい、アドべちゃん、大丈夫？もうてっきりつわりはおさまったかと…。それとも僕の夕食が何かダメだったのかな？？」

慌ててトレーナーが私の肩を抱きながら背中をさする。涙があふれて止まらず、声にならない声で嗚咽する私。この部屋を満たす夜の闇よりもっと深い絶望。そしてその中に一つまみ混ぜられた、「ほんとうにこの人はもう私のものなんだ」という暗い満足感。

おなかの中で赤子が動く。そうか、だから今更私の『番』なのね。でも一体私はどんな顔でこの先を生きて、どんな顔であなたに会えばいいのかしら。ああ、なんて救われない姉妹。ああ、なんて救われない私。

圧倒的な文章力で美しくも儚く、そして辛く悲しい呪いを叩きつけられて死にそう。ありがとう。でもごめん。やっぱつれぇわ……。

覇王やカレンから見ると突然性格が変わったことになるのか

アヤベさん（妹ちゃん）「ねえ、私兄が居なかったからちょっと…その…カレンさんがトレーナーをお兄ちゃんお兄ちゃん言ってるのが気になって…私に兄がいたら甘えられたのかな…とか思って………ふたりきりのときだけ私のお兄ちゃんになってくれる？」


アヤベトレこわれる

しかしよく妹ちゃんはトレーナーを誘惑できたな……足りない人生経験の中一所懸命頑張ったんだろうなぁ……

生まれていない妹ちゃんでも「好きです！」と正面から告白したり、抱き着いたり、「ちゅーする」くらいのことは、ディズニーアニメレベルであふれているから知ってるし、それだけでおちるくらいアヤトレはアヤベさんに夢中だったんだよ
常に冷静沈着で「は？男としてのあんたに興味ないんだけど？」というふうにふるまっていたアヤベさんに対して、（そうだ…トレーナーとして信頼してくれている教え子に劣情を抱いたりしてはいけない…）と自分を律してただけなんだ
仮に1回や2回告白したところで「駄目だよ君は生徒で僕はトレーナーだから」と逆にさとしてくるくらいの理性はあるけど、そこでめげずに「好き好き好き！」とまっすぐにぶつかる積極性と、そのわりに明らかに異性慣れしていない幼さと、普段のアヤベさんとのギャップがとんでもない相乗効果になったんだ

考えても欲しい
普段クールで、「変なところ触ったらころすわよ」と言い出いそうなほどのお堅い女オーラをバリバリにだしているアヤベさんが突然ひしと抱き着いてきて「大好き！大好きなの！だからほかの女の人と一緒に遊びに行ったり温泉一体しちゃ、いや！ずっと私だけ見てて！」とすがるように懇願してきたら、その時点で半分くらいに理性は消失する
さらにそこでこちらをソファーにでも押し倒してからたどたどしく唇をおしつけるだけのキスをしてきて「チューしちゃったよ…もうこれで私のものだよね？赤ちゃんできちゃうかもしれないね」とかふにゃっと笑って言ってきたら残りの理性も消失するし、そのまま逆に組み敷かれても、服を脱がされても「？？？」な顔をしながらおとなしくこちらに身を任せっぱなしとかしてきたら、「あやべさんが誘ってきたのが悪いんだからな…！」といいながら完全に獣性に目覚めてももおかしくはないんだ

なんか懐かしい雰囲気のスレだ
その思い出のまま消え去ってほしいタイプの

思い出の中でじっとしていてくれ？（難視）

>>79

>>80

これは破壊力抜群…

たどたどしく唇だけでキスしてくるのヤバいね

これはもう最高級布団乾燥機でもどうにもならぬ・・・

>>15

もうこれ、貞子さんとかカヤコさんとかあっち側の存在がやってきたことなんよね。

あっち側の存在だったわ妹…

妹ちゃんは精霊みたいなものなのでひたすら人間と常識が違いすぎるだけで本人なりによかれと思ってただけでアヤベさんへの悪意はゼロだし、受肉した時点で「娘ちゃん」だから「前世」に相当する記憶はなくて、でもアヤベさんやアヤトレ、アヤベさんのお母さんやその他関係者への好感度だけ最初からカンストしてて、ニコニコしながら素直に甘え倒すただのかわいい子だったりして、全ての真実を知るのはアヤベさん他だ一人だとしたら私性合

>>84

「おふとん、ふわふわ！気持ちいいね、おかあさん！」

「…そうね。早く寝なさい」

これしばらくずっと呼びかけてたオペラオーやカレンチャン視点も見たくなる
変化に気づいた頃も妊娠も終盤に戻ってきた時と

「うふふ、わたしね、トレーナーさんとおつきあいすることになったんだ！」
ある晩帰ってくるなりそう言い出したアヤベさんに、私はさすがに面食らって言葉を失った。
恋は人を変えることは大いにある。特に女子なんて、彼氏が出来たとたん自分が無くなる勢いで自分の好きなもの、今まで大事にしてたものすら放り出して「彼氏に好かれる自分」になりきる子すらいる。QUEEN of 堅物のアヤベさんが内心トレーナーを好きなのは知っててたまにつついて遊んでいたけれど、彼女も豹変組だったとは。
自分のカワイイ道を一切私は捨てる気はないし、自分のカワイイと恋愛を両立する私と気が合う同室の先輩だと思っていたから寂しさ、残念さもあるけれど、それ以上に彼女の幸せを祝ってあげなくてはね。だってそれがカワイイカレンチャンのあるべき姿ですもの。
「わあ、おめでとうございます、アヤベさん！そして多分私に真っ先に教えてくれたのも。やっぱりあれですか？同室には先に根回し？大丈夫、カレンチャンは口がかたいですからご安心を！」
「え？あ、うん、それもそうだけど、カレンチャンかわいいもん。わたしのトレーナーさんをゆうわくしちゃだめよ。」

…正直カチンときた。私がどれだけ異性に対して魅力的で、どれだけストイックで、そしてどれだけトレーナーに一途か、同室の貴女が知らないわけがないでしょう？私だってトレーナーとお付き合い出来るなら今すぐでもしたいし、おそらくトレーナーも同じ気持ちでいてくれているけれど、競技者としての私の為にお互いどれだけ自分の気持ちを圧し殺していることか。
ただ彼女はきっと恋の猛毒が頭に回っているのだから、ここで怒るのはカワイくない。一瞬で表情を取り繕う。
「やだなあ～もう、アヤベさんの幸せの邪魔なんてしませんよ。でも、ずいぶん浮かれてらっしゃいますよね？ダメですよ他の人に言ったら。」
「ダメ、かな？」
「ダメに決まってるじゃないですか、まだ学生なんですから、私たち」
「そっか…そうか…」
…危ない。本当に恋愛で理性も知性も解けちゃったんじゃないの？大丈夫かしらこの人？
思わず心の中で毒づいてしまった。いけないいけない、これはカワイくない。
それとともに信じられないくらいふわふわしているアヤベさんに一抹の不安を覚えた。

>>89

恋を知ったアヤベさんはどうしようもない位に変わってしまったので、「何かあった」のは誰にも一目瞭然だったし、トレーナーへの甘えっぷりで「何があった」のも公然の秘密同然だった。

ただ、アヤトレがそれまで築いてきた信頼で「この人は下手な手出しはしないだろう」という信頼だけでみんなが見て見ぬふりをしていただけだ。一応学園から聞き取り調査は入ったようだけどそれも切り抜けたようだし、何よりアヤベさんはのびのびと楽しそうに走り、無駄な息みがとれたのか成績も好調だった。

ただ、そのうち恋で上ずった頭ののぼせもとれるだろうという私の予想に反し、アヤベさんはずっと浮かれたままだった。

とても幸せそう、恋と成績が両立できて羨ましい、そう影では羨ましがられたり、あるいは妬まれたりしていたけれど、飄々とアヤベさんは軽やかに生きていた。でも、私はアヤベさんを見ていると不安でいっぱいだった。眠れない夜に声をかけると以前のアヤベさんは心底面倒そうながら話しに付き合ってくれていたけれど、今はむしろむこうが話しかけてくるからカワイク断って先に寝るようになり、むしろ疎遠になっていった。アヤベさんが何を考えているのか、わたしにはわからない。これではまるで別人じゃない…

覇王は冷めた目で対応してそう

はやく身体を元の主に返したらどうかね？とかぶっこんでくる

>>90

そしてある日、とうとう私にとっては「事件」が起きた。

夕方に部屋に戻るとアヤベさんがベッドに座ったままうつむいて何かを見ている。

初めて実物は見たけれど、ドラマとかで知識はあった。

「妊娠…検査薬？！どうしたっていうんですアヤベさん？！」

なんでそんなものを、恥ずかしげもなくこんなところで？！

「こんげつこないからもしかして、とおもったんだけど、だめだったみたい…」

「ちょっと見せて…良かった。陰性ですね。アヤベさん、いつからトレーナーと、こう、そういう関係だったんです？！避妊ちゃんとしてなかったんですか？！」

「え…」

「もう、そもそも私たちはまだ未成年で、しかもトウィンクルのシリーズ真っ最中なんです！ただの同室は人の人生の選択に口は挟める立場ではありませんけれど、同じアスリートとしてただ見過ごせません！おかしいでしょう、順番が！家族もファンも信頼してくれて応援してくれるのに信頼を裏切る気ですか？！」

「なんでそんなにおこるの、かれんちゃん…おねえちゃんはさんせいしてくれてるのに」

…アヤベさんってお姉さんいたかしら？

「とにかくご家族に味方がいるなら良かった。まずは親御さんとお話した方がいいんじゃないですか？しっかりしてください、まだクライマックスあるんですからね。」

「…」

不服げなアヤベさん。ずいぶん子供っぽく見える。なぜだろう胸騒ぎがする。

「クライマックスはもういいよ。はやくおねえちゃんにかえしてあげたいからはやくあかちゃんがほしいの。」

「な…！これに出るために私たちがどれだけ頑張ってるか知ってるでしょう？！というかですね、本当にどうしちゃったんです、アヤベさん…ごめんなさい、何言ってるのかカレン、よくわからない…」

「わからなくていい。とにかくわたし、はやくうまないと。おねえちゃんのトレーナーさんだからはやくかわらないと」

「本当にしっかりしてくださいよアヤベさん…！」

>>92

相変わらず訳がわからないけれど、ふと恐ろしい考えが脳裏をかすめる。

「とにかくそういうのはちゃんと順番踏まないとダメですよ、『アヤベおねえちゃん』」

勇気を出して以前踏んだ地雷をわざと踏んでみる。

「そっか、カレンチャン、とししただもんね、いいよおねえちゃんで。」

「…誰？誰なのあなた？」

声が震える。こちらをヘラヘラ笑いながら見る『アヤベさん』。一体いつから？

「わたしはアドマイヤベガだよ？」

耐えられなくなってわたしは布団をかぶって会話を切り上げ、一晩中震えて過ごした。

その後、散々悩んだ挙げ句にわたしはアヤベさんの実家宛に手紙を書いた。差出人は空欄のまま、私の知っていることを全て。文脈からは私だとわかるだろうし、それはそれでいいと思ったけれど、特に何か聞き取りなどが行われることもなく、ある日アヤベさんは私たちがトレーニングしている間におうちから迎えが来て実家へと戻り、そのままトレセンに戻ることなく引退した。机にお母さんというかたから「お世話になりました」という内容の丁寧な手紙と菓子折りがあったけれど、お菓子は共用スペースにおいて好きな人に食べてもらって、手紙は細かくちぎって処分した。

その後幸せそうな結婚報告葉書も来たけれど、チラリと見てそのままトレーナーに処分をお願いしたし、トレーナーも何も言わずにそうしてくれた。

その後は全く交流は、ない。

アヤベさんはまだ『誰か』のままなんだろうか。葉書のアヤベさんは『誰か』のままだったけれど。いつかアヤベさんが戻れる日は、くるんだろうか。

(カレンチャン編・終り)

滅茶苦茶ホラースレになってるし普通に文上手いから怖い

とんでもないのが生まれてる…

こんなスレで良質なホラーが見られるなんて…

>>53

フクなんとかしてくれ…

そうか、これジャンルはホラーなのか…
確かにゾッとするほど恐ろしいな

「あなたはアヤベさんではないですよね？　‥‥‥もしかして‥‥‥妹さんですか‥‥‥」


「どうしたんですかとっぷろーどさん？　これはおねえちゃんがのぞんだことですよ？」


「‥‥‥それは‥‥‥てめぇ本気で言ってんのか？」ディクタスモード

『おねえちゃん、呪術の映画、面白かったねぇ！』
「…そうね」
『でもなんでリカちゃん本編にいるの？』
「さあ…私にもよくわからないわ。そのうち何か説明があるかもね。ただ敢えて言うなら、『祓って』はいなかったみたいだから、会いたかったのかもね、お互いに。」
『そっか…わたしとおねえちゃんみたいだね！』
「…そうね」


「ねえアヤベさん、さっきから誰と話してるの？？」

妹ちゃんの目的がアヤベさんの子供への転生だと気が付いてしまったカレンチャンはSANチェックです

カフェのシナリオから考えるにオペラオーは妹の感性が人外のモノである事をしっかり分かっていて、善良だが関わるべきではないという結論を出してそうだしアヤベさんにそれとなく伝えてそう
乗っ取られてしまった後は解決に向けて尽力してくれそう

…誰だお前…アヤベを何処にやった…？

わ、わたしはアドマイヤベガだよ…？

嘘を付くなっ！！

激重感情アヤベトレ…

(スレチだけど東方の古明地姉妹思い出した)

>>108

(同じくごみ屑ローズ思い出してた)

アヤベトレは全部分かった上で（これがアヤベの望みなんだ……）って全てから目を逸らしてるかもしれない

>>108

この概念にどこか懐かしさを感じてた訳が分かったわ

妹以外誰もっていうか妹すらも報われない

>>116

まあ妹ちゃんが成長して双子産んだら(確定事項)、何故かダウナーでストイックでツンツンした性格の長女が懐いてくれるから･･･

なお当世でも運命に準拠して『卵か鶏か』のどちらかに命を貰ったものとする

>>117

えっつまりただでさえまた転生したホラーなのに

「妹ちゃんに命を貰って生まれる」から今回は産んだ親な妹ちゃんと双子のニュー妹ちゃん両方の命を･･･？

な、なんでそんな恐ろしい業を思いつくんですか･･･？

双子でそれぞれの子供として交互に転生するのは業が深すぎますね…

>>119

もはや呪われた血族的な何かになってる…

>>118

両方なんて言ってないだろ！いい加減にしろ！(責任転嫁)

やっぱり子供生むとか時間かかるから

妹ちゃんも夢に姉を見て、身体を寄越すように迫られる世代交代無しの循環の方が

トレーナーの新鮮な反応をスパン短めで楽しめるからいいんじゃないかな(最低)

これアヤベさんの両親はどう対応してるんだろう

カレンチャンが異変に気がつくのが、最初は平和なギャグパートの象徴的だったふわふわファースリッパにある日突然無頓着になったり、布団乾燥機の使い方が分からなくなるとかだと侵食される日常感あって好き

乗っ取られる最中もアヤベさんの意識はあるとかはどうだろうか

>>42

わたしが・・・記憶も無いけど妻として母として　あの子のふりを続けていけば・・・

あの人と一緒にいられるし　あの人の子供も育てられる

そうよ・・・それでいいじゃない　わたしがわたしでなくなれば　まるくおさまるんだから・・・

「ママー」「・・・はい　なーに？」「いつもの遊びやってー　そおれっ」「！？」

そう言われてわたしは固まってしまった　娘はリアクションを取らないわたしを下からジッと見つめている・・・

「・・・・・・やっぱりママじゃない！」「‼」

その言葉が決定打だった　ムリなのだ　やはりわたしはあの子ではない　妻でも母親でもない・・・・・

・・・気がつくと家を飛び出し、着の身着のままで見知らぬ街にたどり着いていた

子供は絶対に分かっちゃうよなぁ…

何でこんな悍ましいスレが半分過ぎてるんだ・・・

トレぴょいの記憶ははっきりと残っていて脳に永遠に忘れたい記憶と永遠に忘れられない快楽を同時に刻みつけられるのいいよね全然よくない

あのね、おねえちゃんむかし、いってたよね。またいつかあえたらいっぱいかけっこしよう、そしてひろいはらっぱにねそべっていっしょにおほしさまをみようって。
あのときわたし、うれしかったんだ。だからきめたの。またおねえちゃんにあえるまでずっと、ずぅーっとまちつづけるって。
だからこたえてよ。なんでそんなにないているの？なんでそんなにかなしんでるの？
あのときのやくそくはぜんぶぜんぶうそだったの？…

お寺さんに行ったり塩まいた方がいいんじゃない……？
悪霊とか怨霊の類だよこれ

>>142

在学中にフクかカフェが何かアプローチしてそうではある

辛いし怖いし地獄だよこの世界…
でもこの地獄…少し…心地良い…❤

久しぶりに遭遇したけどホラーSSまで来てたのか…

>>140

安易な約束は悲劇を招く…

でも一番近くで見てきたトレーナーにバレてないってことは妹ちゃんのアヤベさんエミュは完ぺきだったってことなんだよね…

「ふぅ、今日の売り上げはこんなものか……あとは商品の発注とシフト表制作くらいか…」
仕事がひと段落ついた折、ふと昔のことを思い出した
それは俺がトレーナー資格を永久剥奪される前…アヤベとクライマックスに向けて歩んでいた頃のことだ
丁度、10年前のこの時期……アヤベは急に…距離を縮めてきた。まるで人が変わったかのように…あの頃の俺にはそれは…あまり親しくしようとしてこなかった彼女が自分のことを認めてくれた…見てくれたんだと思ってただ喜んだ。…少し幼い言動も、違和感も全てから目を逸らして
オペラオーやフクキタルなどの同級生は…何度も何かおかしいと言ってきたけれど、俺は全て聞き流して…ただアヤベのしたいことを実現しようとした。初めて彼女が俺を頼ってくれてることが何よりも嬉しくて…彼女が望むことは何でもした。それは世間から見れば間違いなのかもしれないが、あの時の俺には周りのことなんかよりも彼女のことしか見えていなかった
「…………まさか、な…」
あの時から双方の両親からは絶縁された…全ては俺の責任だ…アヤベにもフジにも大変な苦労をかけたと思う。誰にも頼れなかっただろうに…
長い年月をかけて、やっとマスコミも来ない…平和な生活ができるようになったんだ…ここで壊す訳にはいかない…今の俺にはずっと守らなきゃいけない家族がいるんだ…
ずっと引っかかっていた疑問をまた胸の奥にしまい…仕事に戻ろうとした時、携帯が鳴っていたことに気がついた
「知らない番号だな？　はい、もしもし」
「東都大学病院です。○○さんの番号でお間違えないでしょうか？」
「…？　ええ、はい。」
「お宅のアドマイヤフジさんが外へ出て走っていたところにトラックが飛び出して……身元の確認ができるものを持って至急病院の方に来てください…あの、もしもし…聞いてますか…○○さん…？」
「……いえ、わかりました…」
謎の浮遊感に苛まれながら、俺は車に乗り込んだ

家に着くと、辺りは不思議なほど静かだった…近所の人に聞くとあの子は母親に謝らないといけないと言って町中を探し回っていたらしい…
保険証などを探している最中、小さなメモに拙い字で『ママ、ごめんなさい　かえってきて』と書かれているものを見つけた。ついこの間まで暖かだった家が今は酷く冷たいものに感じた。

>>164

もしくは…いろんなものに目をつぶってでもどうしてもアヤベさんが欲しかったんだろう…

実際アヤベさんはちゃんと戻ってきて、そのときはすでにどうしようもないまでにトレーナーのものになっていたわけだし

しばらくぶりに来たらさ…新たな地獄始まってるとは思わないじゃん？

ぶっちゃけカレンチャンは余裕があれば確実にアヤベさんが妹に切り替わったことに気付くと思われるので
たぶんお兄ちゃんが実兄だったとかで余裕が無くなってたんじゃないかな

本編を見る限り妹ちゃんもうちょっと理性あるし倫理感もあると思ってたが
同時に本物を押し退けて(ひどい)悪霊な妹ちゃんを夢に見てたアヤべさんを思い出したので

本物の妹ちゃんは宙の上から、自分が生み出した悪霊のせいで人生が狂っていくアヤべさんをただ見てることしか出来なくて曇り続けてるという電波を受信した

誕生日おめでとう

>>179

フクとかカフェのシナリオで霊的現象が多発してたし、アヤベさんの心の弱みにつけ込んだ悪霊が、記憶を読み取った上で妹を装って取り憑く可能性もないとは言えない

>>128

ふらふらと夜の街を歩き続け、いつの間にか波が打ち寄せる崖の上に立っていた

街の喧騒は遠く静かな空を見上げると新月の空に星が良く見える　かつてはこの時にあの子を感じてよく話しかけていた

「ねえなんで、なんでよ・・・・・」　話しかけてもあの子の気配は隣にはない　かすかにお腹に宿った命に気配を感じる　やはりあの子はもう一度生まれる気なのだ　生まれる前にすべてを失ったあの子がもう一度生を受ける　それが望みだったのだろう

以前の私なら手放しで祝福したはずだ　妹に会えるなら　妹が幸せになれるなら・・・私のウマ娘生を苗床にしグチャグチャに踏みにじったとしても・・・・・・

実際にそうされた私の心には何の喜びも湧いてこない　妹に全てを捧げた末に私が失ったものの大きさに心は痛み崩れてしまいそうだ

「もっと自分を大事にしてください」「アナタはそれで幸せになるんですか」
かつて友人に言われた言葉が耳に蘇る　あの時は雑音と受け流したものがようやく染みわたってくる

「あの子はもう死んだの、でもあなたは生きてる。その事を解って。」「ベガは優しい子だ。でもあの子に優し過ぎていつか傷ついてしまう。それが心配なんだ」
両親がこういった時はなんて冷たいんだと思った　自分だけは忘れてはいけないと意固地になった
自分なんかよりあの子に全てを捧げる　そうしなければ意味が無いと

そうして全てを明け渡して残ったもの・・・妹の食い残しのようなウマ娘生、妹に都合のいい結末・・・これが望みだった？本当に？
心は嫌だ！と叫んでいる　返してよ！と今度は「私」が叫んでいる　こんなのは・・・嫌・・・

何でと呟き 涙を流し 大きくなったお腹を撫で 東の空が白み始めるまでそうしていた
明るくなり始めてようやく自分の回りに有る物に気づく
花束、メッセージカード、食べ物、看板・・・
『命はかけがえがない。粗末にするな！』『踏み出す前に貴方の大切な人に連絡をとって』『どうでもいい命なんてない。どんな生き方だってできる』
看板の文字を読むに どうやら飛び降りが絶えない場所らしい 一度も来たことがないのに 引き寄せられたのだろうか
一つ一つ見ていくとある看板に目が留まる
『大切な人が亡くなったのは自分のせいだと責めないでください。あの世へ行った人はまた新たな命となって生まれ変わります。そして新たな生の喜びに包まれて生きます。再び巡り会う時のために貴方も幸せを見つけてください。』
生まれ変わり・・・その言葉が頭を揺さぶる 家族の墓参りに行った時 父も言っていた「きっと新しい命としてどこかに生まれる」と
でも妹が知らない他人になってしまうのは嫌だと私は泣いた ずっと側にいてほしいと・・・・・・ だが、まさか・・・生まれ変わりがあるのなら、そうしてやり直した方が妹は幸せになれたのでは？体もない声もない脚もない何もできない状態を私は哀れんでいた だから妹に捧げようとして、でもそうやってこの世に留めるより生まれ変わらせて体を与える方が幸せになれたのでは？その考えがグルグルと私の脳を締めつける 私こそが妹を不幸に縛りつけていたのでは？

私は妹を早く送り出してやるべきだったのではないか そうすれば妹が私を羨んで苦しむ事もなかった そうできないから私の体を奪い新しい命を自分で作って・・・
待った、妹は正規の手続きを踏んでいるのだろうか？詳しく知らないがちゃんとあの世に行って裁判を受けてから神が行く先を決めるのでは？
それをせずにずっとこの世に留まり続けて、私の体をを奪い、好きな人を奪い、人生を奪い、しまいにはこのお腹の子の人生丸ごと奪って幸せになるのって・・・それって・・・「ズルくない？」

私のひび割れた心の底からジクジクと黒い感情がにじみ出る
「あの子ばっかり好きなようにさせて私はお世話係？なにそれ」
心が初めての感情で黒く染まっていく
「楽しいとこだけ良いとこどりなの？それで私が喜ぶと思った？」
自分の中に妬みが憎しみが怒りが有るなんて知らなかった でもそれに任せることがなんて心地良い
私は初めて妹を嫌いになれそうだ

そこに行けばいいという根拠はない それでも何か確信めいたものに突き動かされ 疲弊した体を精神力で支えて向かった
また日は落ちて遠くの街灯をたよりに 無機質な墓石の列の間を進みたどり着く
我が家の先祖代々の墓 あの子の名前もここに刻まれている
帰省する度にここに連れてこられるのが嫌だった あの子が死んでいるのだと認めなくてはならないから
墓石を見つめていると後ろから濃い気配を感じ振り向く やはりそこにもう一人の私が 妹がいた
「お姉ちゃん なんで怒ってるの。だってお姉ちゃんじゃ上手くいかなかったじゃない。あの人に告白することも 距離を縮めることもできなかった。それなのに後悔してイライラして落ち込んで だから私が上手くやってあげたのに」
「なんで怒ってるか 解らないよね。私のフリが上手いだけの貴女には。ずっと私の中にいたんだもの 自分の行動がどれ程愚かしいかなんて」
「解らないよ 何でなの？」「私はあの人を誰にも盗られたくなかった！貴女にも！」
感情を思い切り吐き出すと同時に手が動いていた 平手は妹の頬に当たり水を叩いたような音をたてる
「！？！？」信じられないものをみるように妹が動揺している
「ただの姉妹喧嘩よ 誰でもやってるわ」

もう一発繰り出した平手を潜り、妹は私に抱きついてくる お腹の子に戻ろうというのだろう でも・・・
「何で！？『入れない！』」
抱きついたまま止まった妹の頭を掴み引き剥がす 今まで私に入れてたのは 私に妹を受け入れる気があったから 今はもう微塵も明け渡す気は無い
風船のように軽い妹の魂を掴んで墓石に叩きつける！ 軽い抵抗を感じるがもう一度！すると硬い墓石の表面に押しつけられた妹の頭がめり込んでいった
ケーキにフォークが沈むようにズブズブと妹が墓石に消えていく
「やめて！いやぁ消えちゃう！何処かへ流されちゃう！」
ああやはり 彼女にとってあの世とこの世の境界線があるなら ここのような気がした
涙と悲鳴を無視して力一杯押し込んだ 手に残る彼女の存在がどんどん軽く薄くなっていくのが解った
「なんで・・・な・・・んで・・・」
声も小さく微かになっていく わずかな同情に蓋をして最後の言葉をかける
「貴女は死んでるの。そっちに行かなきゃダメなのよ」
その言葉は聞こえたのだろうか もう彼女の声も姿も気配も どこかに遠いところに流されてしまったようで 此方には何も残っていなかった
(ごめんね さよなら・・・)心の中で謝罪し倒れこんだ 疲れたもう寝たい
騒ぎを聞きつけたのか誰かが近づいてくるのが解る 警察か病院か 勝手に運んでほしい
目が覚めたら話がしたい 両親と友人とあの人と娘と 受け入れてくれるだろうか 驚くだろうか 憎むだろうか
どうなるか解らないが ウソはつきたくない 『私』は『私』だと 言いたいし知ってほしい やっと私一人で生きていくんだと

終わりです
スレの地獄っぷりに恐怖し、アヤベさんに救いはないのかと考えぬいて「悪霊の妹ちゃん消すしかねえ」という結論に達したため、勝手に長文投稿してしまいました
駄文でスマン

乙～妹ちゃんはいつの間に悪霊に堕ちてしまったんだろうね
家族との関係は修復できるのか、娘に受け入れてもらえるのか、旧友と連絡は取れるのか、これからのアヤベさんの未来も気になりますね…

大丈夫？もともと妹の受け皿となる予定だった第二子が魂を受け取れなかったことによりお流れになったりしない？

黒い世界……ずっと妹と会えた場所…
今のそこには誰もいなかった…ごめんね…酷いお姉ちゃんで…いつか生まれ変われたら幸せになって…

気がつけば、私は白い部屋の白いベッドの上にいた

ベガ「……ここは…？」
ベガ母「……お父さん、アヤベが…目を覚まして…」
ベガ父「……あ、ああ、そうか。おはようアヤベ…ああ、無理せずにゆっくりでいいからな…」
ベガ「父さん……母さん…」
あの人以外の私を知っている人に会えて、私は安堵した…
ベガ父「落ち着いてきたか…？」
ベガ「……うん…」
ベガ父「そうか……昨日のこと父さんな、驚いたよ。もう来ないと思ってた子が、うちの墓に来てたと警察の人から聞いてね。何年かぶりの再会が病院だなんてね…
彼を呼んで文句の一つも言ってやろうと思った…何をしてるんだってね…そうしたら早朝に来て、うちの玄関に頭を擦り付けながら…君のことをお願いしますと頼んできた…それとお墓に…」
ベガ「お墓？」
ベガ母「お父さん…」
ベガ父「…………すまない。なんでもないよ……」
ベガ「…そうなんだ…忙しかったのね…あの人…いつ頃、退院できるの？　ちょっと話したいことがあって…」
ベガ父「……1週間は安静にしていてくれ…アヤベ、君にも時間が必要だと思う　彼も来ると思うが、あまり時間は取れないはずだ…話はまた落ち着いたらにした方がいい…父さんと母さんは毎日来るからな…安心してほしい…」
ベガ「……そう。わかった。ありがと…」
ベガ父「もう父さんと母さんは行くよ…また明日必ず来るから………苦しくなったらもう実家に戻ってきてもいいから…どうか強く生きてくれアヤベ…」
ベガ「う、うん…」

久しぶりに会った両親はどうも歯切れが悪くて…心配しながらも、何か隠しているそんな感じだった
けど、これで全て終わった。いえ、始まったんだ…私の物語が…なんてこの時には思っていて…その何かについて考えてる余裕はなかった

1週間後、彼が迎えに来てくれた
私を後部座席に乗せた後、彼は降りて両親と何か話していた。車内なのもあって聞き取ることはできなかったけど、とにかく頭を下げていたのが遠くからでもわかった

トレ「……お待たせ。行こうか家に…」
ベガ「…ええ。少しやつれた？　大丈夫？」
トレ「大丈夫だよ。全部終わった……家に着いたら話すよ…」
ベガ「そういえばフジちゃんは？　そちらの両親に預けたの？」
トレ「両親とは縁を切ってるんだ……それにフジならもう乗っているよ」
ベガ「？」
トレ「話したいことがあるんだって…？聞くよ」
ベガ「うん……」
多くの時間を過ごしていたのは妹の方だったこと、妹がしたかったこと…そしてその妹は私がもう一度殺したこと…全て話した…彼はただ黙って聞いていた　話し終えた時、漸く口を開いた
トレ「そうか……ずっと俺は…君を不幸にし続けたんだな…自分の欲のために…本当にすまなかった。どれだけ謝っても謝りきれない。…アヤベさん、君はこれから自分の好きに生きるべきだ。サポートもできるだけする。どんな形でも一生かけて償っていくよ…」
ベガ「やりたいこと……なら、もう一度やり直したい、貴方と…一生かけて支えて欲しいの…」
トレ「そう、か……アヤベさんがそれを望むなら…俺は…
………もう家か…」

あの日、何もかも捨て去って逃げてしまった家……知らない建物で恐怖でしかなかったもの…でも、今の私にはそうは写らない…もう私は逃げない…私はもう一度この人とやり直す…

トレ「………フジ、着いたよ。1週間ぶりのみんなの家だ…1ヶ月と少しだけだけど、パパとママと…一緒に過ごそうな」
彼はそう言うと綺麗な白い布に覆われた箱を慈しむように抱きかかえながら家の中へと入っていった

3人家族はこれからも平和に暮らしていけるでしょうね

アヤベのま、んこ舐めたい

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