◆「(…すまない)」カービィのライバル(?)とも言える仮面の騎士メタナイト。敵であるような味方であるようなよくわからない存在でしたが、『星のカービィ スーパーデラックス』内に収録されている「メタナイトの逆襲」で、そのカッコよさが明らかになりました。このモードではメタナイト軍団がカービィに戦いを挑みます。しかしカービィはさすがに強く、メタナイトたちの拠点となる戦艦ハルバードをいともたやすく破壊。墜落しかけたハルバードを見て、メタナイトは部下たちに脱出をしろと命令します。しかし、ほとんどの部下たちは最後まで戦うと忠誠を誓うのです。そこでメタナイトが放った言葉は「…しにぞこないどもめ。かってにするがよい。」という冷たいもの。ただ、実は部下たちに感謝をしており、心の中で「(…すまない)」とつぶやきます。このシーンではメタナイトのカッコよさがとても表れており、ここから彼を好きになっていったという人も多いのではないでしょうか。◆ギャラクティック・ノヴァの終焉『星のカービィ スーパーデラックス』といえば「銀河に願いを」のラストシーンも素晴らしいです。カービィはさまざまな願いを叶えてくれるギャラクティック・ノヴァに太陽と月のケンカを止めてもらうよう願おうとするのですが、そこに突如マルクが登場。マルクは願いを奪い取って強大な力を手に入れます。悪魔のような姿となったマルクをなんとか退けると、ヤツはギャラクティック・ノヴァのほうへ吹き飛んでゆき一緒に爆散。この名シーンはBGMと演出がとても噛み合っており、静止画では伝えきれない感動があるのです。
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