そんなに数はこなせてはいませんが、
山歩きも嫌いではありません。
武道の山籠もりではなく、
単なるハイキング・登山の話です。
ここで登山。
登山は自己責任か?
否か?
私は、どちらかと言うと
「自己責任派」
でした。
でした。
今回は
自己責任を否定する話をしましょう。
稽古で使う亀井神社。
聖域にタバコやゴミのポイ捨てをする、
頭のおかしな人間もいます。
自己責任。
この精神で言うならば、捨てた人間を探し出して
吸殻やゴミを拾わせるべきです。
捨てた人間が悪いのであって、私は悪くありません。
繰り返します。
「私は悪くありません。」
しかし、
神様に場所を使わせていただいている
お礼を兼ねてゴミ拾って帰ります。
私の考えであった
「自己責任論」。
これは守られておりません。
登山も同じかもしれません。
もし夕刻の下山中にヘッドライトを持っていない赤の他人が居たら?
多くの登山家は、予備のヘッドライトを貸すと思います。
以前に、手ぶらで冬の富士山に登り
救助を求めたお兄ちゃんが居ました。
アホか!
と言いたい人もいるでしょう。
バカぢゃねーの?
と言った人もいるでしょう。
でも?
誰も彼の死までは望んではいない
と思います。
人と言うのは、非常にいい加減です。
そのいい加減さに気が付かない人は
無想剣の精神の理には気が付かないと
思われます。