突然発表された『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルR』(以下『ASBR』)。前作『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』(以下『ASB』)のリメイク作にあたる本作について、現在公式サイトや他メディアで公開されている情報とPVに映っていることを元にして、情報をまとめてみました。




新ステージについて 

まずは新ステージについて。公式サイトのSTAGEのページ(下記リンク)には前作『ASB』の時点で存在したステージしかありませんが、PVでは他のステージが確認できます。




1つは第4部のボヨヨン岬

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(画像はファーストトレーラーより)

これは『ASB』の後に発売された『アイズオブヘブン』(以下『EoH』)のステージを流用したものだと思われます。

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(画像はPS4版『EoH』より)


また『EoH』で自由に選択できるステージでは無かったものの、ストーリーモード限定で使用されていたカイロの橋の上と思われるステージも確認できます。

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(画像上はファーストトレーラーより、下はPS4版『EoH』より)


さらに公式サイトのGAME SYSTEMページの一番下にあるステージギミックの欄にはシルバー・チャリオッツ・レクイエムが写っており、

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(画像は公式サイトより)

ローマ市街のステージには既にセッコのギミックがあることを考えれば、これは『EoH』のコロッセオステージが登場するということだと言って良いでしょう。

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(画像はPS4版『EoH』より)


新システムについて 

既存のシステムに関する改修についてはファミ通.comさんの記事(下記リンク)が詳しいです。



ゲームスピードの向上、ヒットストップを追加、先行入力を追加、必殺技コマンドが簡易コマンドでも入力可能に、一部の技性能を変更と5項目について詳細に書かれています。


公式サイトや他メディアにまだ載っておらず、PVでは確認できるシステムとして気になるのはやはり謎のサポートシステムでしょう。

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(画像は公式サイトより)

GAME SYSTEMページには実際のゲーム画面と思われるスクリーンショットが数枚貼られており、これを見るとバトルキャラクターとは別にサポートキャラクターと思われるキャラクターを選ぶことができるようです。
下のピンク色のアイコンが使用回数だとすれば1ラウンドか1試合で3回といったところでしょうか。

トレーラーでは相手のコンボを中断する目的での使用が2回、

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相手の攻撃に対するカウンターが1回、

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コンボ継続用と思われる使い方が2回見られます。

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(画像はいずれもファーストトレーラーより)


その他変更について 

ゲームモードについては公式サイトや上記ファミ通.comさんの記事の方が詳しいでしょう。

本作ではストーリーモードと悪名高きキャンペーンモードが無くなり、代わりにオールスターバトルモードが登場。コスチュームはこのモードを遊べば集められるそうです。
前作ではキャンペーンモードの仕様上、全コスチュームを集めるのは至難の技でしたから、この改善は嬉しいですね。

またボイスは第6部までのキャラがアニメ版準拠の声優に交代。『ASB』では第2部まで、『EoH』では第3部までと、その時点でのアニメ版声優にしていくスタイルが継続された形ですね。

つまり遊佐さんの花京院などはリメイク前の『ASB』のみとなるわけで、そういう点では『ASB』がレアなゲームになりますね。


追加キャラについて 

さてここからは追加キャラに関する考察(および妄想)になります。

『ASBR』の参戦キャラは50人と発表されています。

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これは『ASB』の41人から『バオー来訪者』のバオーを抜いて10人加えた数で、『EoH』のキャラ数とほぼピッタリ符合します。
Twitter等を見ると、このことから『EoH』のキャラがそのままスライドして採用されると考えている方が少なくないようです。

しかし公式サイトがいくつか情報をうっかり漏らしてしまい、該当の画像は既にサイトから削除されていますが、プロシュートとトリッシュの参戦は確定した模様です。


トリッシュの方は未だにライブドアニュースさんのツイートで確認可能。プロシュートの方の画像はTwitterを調べるといくつか見つかると思います。


このことから『EoH』での追加キャラ全員が参戦するわけではないと言えます。


さて、まずは『EoH』での追加キャラを見てみましょう。

第1部:スピードワゴン
第2部:シュトロハイム
第3部:マライア、ンドゥール、ペット・ショップ
第4部:由花子、4部空条承太郎
第5部:トリッシュ
第6部:ウェザー・リポート、新月の時を待つプッチ
第7部:ディエゴ・ブランド―、並行世界から来たディエゴ
第8部:東方常秀


プッチに関してですが、『ASB』では14の言葉を唱えることでホワイトスネイクをC-MOONに進化させ、そこからGHAを使ってメイド・イン・ヘブンにするというキャラでした。
これが『EoH』ではホワイトスネイクのプッチとC-MOON→メイド・イン・ヘブンのプッチ(新月の時を待つプッチ)の2キャラに分けられました。

ここでGAME SYSTEMページに載っているプッチの画像を見ると、

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14の言葉ゲージがHHAゲージの上に存在しないことが分かります。つまり『ASBR』は『ASB』のリメイクでありながら、『EoH』同様にプッチを2キャラに分けていると考えられるでしょう。


一旦、各部の参戦人数をプロシュート、トリッシュ、新月プッチも含めた上でカウントしてみます。

第1部:3人 第2部:5人
第3部:9人 第4部:8人
第5部:8人 第6部:5人
第7部:3人 第8部:1人

この上で残り7枠を考察もとい妄想してみようと思います。


まず『EoH』から不採用となるキャラの筆頭はンドゥールであるように思います。

ンドゥールが『EoH』において採用された理由はタッグバトル向きのキャラだったからというようなことは過去に語られています。(参照:下記リンク先、PlayStation.Blog「ついに本日発売!『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』の見どころを2人のキーマンが熱く語るッ!!【特集第4回】」)




カプコン制作の第3部格ゲーでも、マライアとペット・ショップがプレイアブルだった一方、ンドゥールは非プレイアブルのミニゲームキャラでした。(参照:当ブログ内、初心者の格ゲープレイ日記 #114 PS版『ジョジョ』のスーパーストーリーモード(エジプト上陸~DIOの館発見)

一番イヤなケースとしては新システムのサポートキャラ的なもの専用キャラとしてンドゥールを流用するというケースが考えられますが、流石にバンナムもCC2もそんな炎上しそうなことはもうやらないでしょう、きっと


逆にいえば過去に格ゲー参戦経験のあるマライアとペット・ショップは充分参加できそうな範疇ですが、そうなるとせっかく縮まってきた各部間のキャラ数の格差がまた広まってしまいます。
そもそも短い1・2部はともかく6~8部はもうすこしキャラが増えても良いところです。

『EoH』からウェザー・リポート、ディエゴ・ブランド―、並行世界から来たディエゴ、東方常秀はそのまま格ゲーに参戦できそうなキャラであるように思います。これらが入るなら残りは3枠。

また第2部のキャラですが色物のシュトロハイムは採用されそうな気がします。これで残り2枠。


で、ここからは妄想どころか完全な僕の希望で、そろそろホット・パンツを参戦させてあげて欲しいですね。7部の中では格ゲーに使いやすい系統のキャラだと思いますし。


で、まあ残り1枠はやっぱりペット・ショップかな~という気もしますが、ストレイツォあたりも見てみたいものです。第1部ゲー以来のプレイアブル化、待ってます。


何にせよ、結構システム面でもキャラに関しても大幅に変えてきそうな『ASBR』。続報が待ちきれませんね。
あと『ラストサバイバー』の家庭用移植もお願いします、バンナムさん。