愛犬家のビートたけし、動物保護団体への寄付を検討「将来は全財産寄付しちゃおうかと」
サンケイスポーツ2022年03月13日17時25分
タレント、ビートたけし(75)が13日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。犬・猫などの動物保護団体に財産の寄付を考えていると明かした。
コロナ禍でペットブームが続いており、ペットフード協会によると2021年に新たに犬や猫を飼い始めた世帯は73万5000世帯。コロナ禍前の19年と比べて約2割ほど増加しているという。一方で、無責任な飼い主も急増しており、飼育放棄などが問題に。番組で取材した犬・猫などの保護を行うNPO法人「にゃいるどはーと」の東江代表によると、保護の依頼は「この2年間くらいだと倍はいっています」と急増しているといい「無責任に飼う方が増えてます。コロナ禍で飼って、コロナ禍で今度は手放していく」と現状を嘆いた。
自身でも柴犬を飼う愛犬家でもあるたけし。現在の愛犬を飼う前には、保護団体にアクセスを取って譲り受けようとも思っていたという。譲り受けるための審査や自身の仕事との兼ね合いで実現はしなかったが「だけど、ああいう捨てられた犬なんかの施設に将来は俺、全財産そこに寄付しちゃおうかと思うんだけど」と告白。また、団体による飼い主の審査については「(譲り受けに来る人が)いい人ばかりじゃなくて、虐待するような人もいるのよ。そのために(審査で)飼い主の性格とかを見るのはしょうがないんだよ」と必要であるとした。
以前、番組でペットを特集したことを振り返り「俺、あの頃は犬に靴を履かせるなんておかしいじゃねえかなんて言ってたけど。最近、雪になったから靴買っちゃったりレインコート買っちゃったり」と自身の“犬バカ”ぶりを自虐。さらに「ここ(首輪)なんかエルメスだよ」と明かしたが、スタジオ出演した東江代表は「過保護すぎるのがちょうどいいです。愛情いっぱいもらってるじゃないですから」とうなずいていた。