警察関連

裏情報

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今回、記事にするのはタイの「警察関連」です。

タイ警察の部署

タイの警察も他国と同じように、それぞれに特化した部署もあります。
有名なところでは、国際犯罪を取り扱うICPO、あまり知られていませんが、ドラッグを取り扱うDEA (Drug Enforcement Administration)もあります。

今回は皆さんの身近な警察署に関しての記事です。

警察署の管轄エリア

タイの警察はエリアにとても敏感です。
例え確かな薬物の売人情報が入っても、管轄エリア以外は動きません。

エリアに敏感な理由は、みかじめ料です。
飲食店経営をされてる方はご存知かと思いますが、タイでお店を開くとすぐに警察が来ます。
お酒販売をしているか、食事提供だけなのか、営業時間は何時か
など様々な条件で値段が変わります。
タイ人経営で普通の飲食店であれば、月に数千バーツ程度ですが、アルコール販売禁止でも提供しているお店はそれなりの料金を払い、見逃して貰っています。
つまり賄賂です。

日系居酒屋チェーンでも賄賂を払い、深夜でもお酒を提供したり、脱税したりしているお店もあります。
一時期騒がれてた某店が良い例です。
このみかじめ料は飲食店、特に飲み屋が集まっているエリアはかなりの金額になり、警察官のほとんどは上司にゴマをすり、良いエリアに異動できるように努力します。
他のエリアの警察が入ると大問題になるため、犯罪者の捜査であっても警察は管轄エリア外には行きません。
もちろん、管轄の署に連絡し許可を貰えば入れますが、手柄の横取りなどは頻発しているため、皆やりません。

副収入

警察官の給料はかなり低いですが、少し立場が上がるとほとんどが良い生活をしています。

それはその他の副収入として、捕まえた人間から賄賂を貰い見逃すことです。
通りでタバコのポイ捨てや電子タバコなどで捕まった外国人が数千バーツ支払、そのまま解放される姿はよく見ますが、書類を渡されないものは全て警察官のポケットに入ります。

タイの薬物は、捕まった際に大事件になるとよく言われてますが、エリアによります。
観光客の多いエリアは、ほとんどが罰金という名の賄賂で解決します。

日本人に有名な通りの警察の検問で、大麻・ケタミンなどを所持していた日本人が捕まり、尿検査で陽性反応が出たケースも、最初にすぐに裁判になり刑務所に行くことになると散々脅し、最終的には3万〜10万バーツの賄賂を請求してきます。

もちろん、裁判になるくらいであれば皆払います。
このお金は、その警察官の班の人間が集まり、山分けされます。
直接受取る事はせず、誰もいない部屋のテーブルや引き出しにお金を置くように言われ、それを確認後にすぐに釈放されます。

通常業務でも

普通の事件に巻き込まれ、警察に相談する際も、担当の警察官がマジメに動いてくれない場合は賄賂要求のサインです。500B渡すだけできちんと仕事してくれるようになります。

こうした賄賂で、相手を陥れる事も可能です。
全くの無罪の人間を捕まえさせる事はかなり難しいですが、薬物を販売している人間が、警察に依頼して競合を捕まえさせたりなどはよくあります。

少し前に薬物で逮捕された日本人が賄賂を提案し、お金を持ってきた人間ごと逮捕された
という事件がありましたが、あれは裏で同業者から手が回っていたためです。

管轄エリアが大事

タイはとにかく権力社会です。
現在は軍がトップで警察、マフィアと続きます。
困った時に相談できる人がいるだけで助かる事は多々あります。
警察官と知り合いになった際には必ず管轄を確認しましょう。
よく日本人が
「俺は警察にコネがあるから何でも言ってよ。アソコの署長知ってるから」
などと言ってる人がいますが、エリアが違うと何もできない事すら知らない人間が多いので知識として持っておいてください。

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