プーチン大統領の“病的な顔つき”の変遷 悪化の24年間をプレーバック
翌01年10月21日に日ロ首脳会談で小泉純一郎首相(当時)と握手を交わしているが、この時にはすでに大統領の貫禄を感じさせる。07年7月1日にはジョージ・ブッシュ前米大統領の自宅を訪問。報道陣の前で犬をなでるも笑顔がないのが印象的な一枚だ。その後、08年5月7日に大統領を退任し、翌日に首相に就任する。4年後の12年5月7日から第4代同国大統領を務める。
右下の写真は12年12月20日、モスクワで日本との平和条約交渉について記者会見した時の一枚だ。北方領土について「建設的な対話を行う用意がある」と話したが、顔はむくんでいて、威圧感は増している。
16年12月16日、訪日中のプーチン大統領が安倍晋三首相(当時)と経団連会館で行われた「日露ビジネス対話」に出席。その時に撮ったものだ(下段右から2枚目)。
さらに安倍氏と握手している写真は、ウラジオストクで開かれた日露首脳会談と東方経済フォーラム(19年9月5日)のもの。「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」と親密アピールをされた会談前の握手だ。
最後(左下)が2月24日、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始した時の現在の姿だ。