再びマクロスFです。シェリル・ノームの魂の叫び『ノーザンクロス』。
名曲極まりないですね。


ノーザンクロス

 

:   シェリル・ノーム starring May'n

作詞: 岩里祐穂、Gabriela Robin

作曲: 菅野よう子

 

旅のはじまりはもう思い出せない

【いつからアルトを好きになったのか、いつから命がけで歌うようになったのか思い出せない。】

気づいたら ここにいた

【気付いたらここまで来ていた。】

季節が破けて 未発見赤外線

【あっという間に時間は過ぎて、季節の変わり目を感じる暇もなかった。アルトへの恋は赤外線のように目に見えない速さで、】

感じる眼が迷子になる

【自分でも感じ取れなかった。(多分シェリルにとって、片思いは勿論、気持ちをコントロールできないほど好きになった相手はアルトがはじめて)

 

たぶん失うのだ

【多分、この思いは叶わない((23話「トゥルー・ビギン」アルトとクランの会話を立ち聞きしたシェリル)

命がけの想い

【私の命はもう長くない。】

戦うように恋した

【戦うような恋だった】

ひたすらに夢を掘った

【長く生きられないと知っていても、二人の未来を夢見ていた。】

その星に降りたかった

(その星=アルト)アルトとずっと一緒にいたかった。】

君の空 飛びたかった

【アルトの心の中を自由に飛ぶような、近い存在になりたかった。】

 

誰か空虚の輪郭をそっと撫でてくれないか

【アルトに好きになってもらえない私は、存在する意味がない透明人間。誰か私の存在を認めてほしい。】

胸の鼓動にけとばされて転がり出た愛のことば

【思わず告白の言葉が出ても、】

だけど 困ったナ 応えがない

【答えは聞こえない】

宿命にはりつけられた北極星が燃えてる

(定位置から動かない北極星を、一定の場所にはりつけられて動けない宿命と例える。北極星は一等星なので最も明るく光る。)

北極星も他の星と一緒に動きたいのかもしれないけど、宿命を受け入れて悲しく燃えるように光っている。】

君をかきむしって濁らせた

【気持ちとは裏腹に、傷つけるようなことも言った。】

なのに 可憐に笑うとこ 好きだったよ

【なのにいつも微笑んでくれたアルトが、本当に好きだった。】

 

君がいないなら意味なんてなくなるから

【アルトがいない世界は意味がないから、】

人は全部消えればいい

【他の人間もいらない。】

愛がなくなれば心だっていらないから

【人を愛する感情を失ったら、人間の心は必要なくなるから、】

この世界も消えてしまえ

【もはや、この世界自体が必要ない。】

 

ずっと苦しかった

【ずっと苦しかった。】

命がけの出会い

【今思えば、出会った頃から既に私の寿命は決まっていた。】

もがくように夢見た

【叶わない恋の苦しみの中で、もがくように幸せな未来を夢見て、】

やみくもに手をのばした

【その夢にやみくもに手を伸ばした。】

その胸に聞きたかった

【アルトに気持ちを聞きたかった。】

君と虹 架けたかった

【二人で未来をつくりたかった。】

 

誰か夜明けの感傷でぎゅっと抱いてくれないか

【一緒に夕飯を作って、誰にも言わなかった(グレイスに拾われる前のホームレス時代)過去を話した夜もあった。(23話「トゥルー・ビギン」より)

 夜明けが来て、またいつもの毎日が始まると思うと感傷的な気持ちになる。同じ痛みがわかる人に抱きしめてほしい。】

夢の軌道にはじかれて飛び散るだけの愛のなみだ

【夢が砕けて、砕けた恋心と涙が飛び散った。】

それが むき出しの痛みでもいい

【長く生きられないなら、痛みも受け止める。】

宿命に呼び戻された北極星が泣いてる

【動くことのできない宿命を知った北極星も泣いていたはず。】

どうせ 迷路生き抜くなら

【どうせ迷路のような先の見えない余生を送るなら、】

君を尽きるまで愛して死にたいよ

【命がけで恋したまま死にたい。】

 

そして始まるのだ

【フロンティア船団とバジュラの最後の戦いが始まる。】

命がけの終わり

【それは、私の最期。(25話「アナタノオト」シェリル『もう思い残すことは無いわ。後は燃え尽きるだけ』より。)

戦うように愛した

【戦うような恋だったし、燃え尽きるまで歌った。】

ぐしゃぐしゃに夢を蹴った

【歌を歌うことと、恋が叶うを夢をがむしゃらに追った。】

その星に果てたかった

【アルトの元で死にたかった。】

君の空 咲きたかった

【死んでもアルトの心の中で永遠に咲き続ける花になりたかった。】

 

誰か空虚の輪郭をそっと撫でてくれないか

【余命僅かな私は、もはやこの世界では透明人間。でも誰かに私の存在を認めてもらいたい。】

時の波動にかき消されて

救えなかった愛のことば

【伝えようとした思いは、戦乱でかき消された。】

だから モウイチド 応えがほしい

【もう一度、最後に気持ちを聞くチャンスがほしい。】

宿命にはりつけられた北極星が燃えてる

【北極星も他の星と一緒に動きたいのかもしれないけど、宿命を受け入れて悲しく燃えるように光っている。】

君をかきむしって濁らせた

【強がって、心にもない言葉も言った。】

なのに 可憐に笑うとこ 好きだったよ

【なのにいつも微笑んでくれたアルトが、本当に好きだった。】

 

君をかきむしって濁らせた

【気持ちとは裏腹に、傷つけるようなことも言った。】

なのに 可憐に笑うとこ 好きだったよ

【なのにいつも微笑んでくれたアルトが、本当に好きだった。】
 

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